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第152号 2020年2月発行
「デビュー40周年」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

いつも十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

2020年が幕を開け、あっという間に1カ月が経ち、早や!2月っ!
「光陰矢の如ごとし」、まさにその通りだと思います。
残りの11カ月、充実した時間を過ごしたいと思っています。

2020年は、オリンピックもありますし大きな1年になると思います。
加えて、私にとりまして、思いっきり個人的に、
とても大きな1年になることに間違いない事が一つあります。

   それは、、、、、「佐野元春 デビュー40周年」!

私が中学1年生の時から大好きなアーティストの一人で、
発売されたCDは全てコレクションとして所有しています。

初めて佐野元春さんの音楽に触れたのは、
寮生活を始めた中学1年生の時です。
当時、朝の掃除をする時間に、寮内のスピーカーから
いろいろな音楽が流れていました。
そしてその中に、佐野元春さんのデビュー曲の「アンジェリーナ」があったのです。

私は、初めて耳にした瞬間、その独創的な音楽に心を奪われました。
それ以来、佐野元春さんの音楽にすっかり夢中になりまして
そして他の曲も積極的に聴くようになり、「SOME DAY」で、
完璧に佐野元春ワールドにどっぷりと・・・・。

振り返れば、中学・高校・大学、学生生活の真横には、
佐野元春さんの音楽がありました。
東京で就職して、高知に帰ってきて、結婚して、子供が生まれ、
独立して起業し・・・ いつも、佐野元春さんの音楽がそばにありました。

嬉しい時も悲しい時も、喜んでいる時も辛い時も、
彼の音楽に励まされたり、慰められたり、勇気をもらったり、一緒に調子に乗ったり
同じ40年間、ファンの一人として、ずっとずっとずっと、、、

佐野元春さんは、いわゆるシンガーソングライターで、
歌うことはもちろん、ご自身で歌詞を書き、曲を作り、演奏します。

ただ、それだけではないのです。特筆すべきは、
ご自身でレコーディングまで・・・(ご自身だけのレーベルをお持ちなのです)

ここで、たいへん僭越なお話になりますが、、、
「生搾り青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)」
主原料のどくだみは私どもの畑で育て、私どもの工場で搾って青汁にし、
私どもの酒造設備で製品にし、
私どもがインターネットを通じ直接お客様に販売する。
私どもも、いわゆるその、シンガーソングライター的なワールドということで。。
(大変失礼しました。。少しでも共通点をと。。。)


そして、佐野元春さんのさらに驚きなのは、現在も尚、新曲を出し続けているのです。
1956年3月13日のお生まれなので、現在63歳。
このご年齢で新曲を書き続けるというのは、本当に凄い事だと思います。

佐野元春さんに惚れた40年、
数々の名曲の中から、どれか一つを選べと言われたら・・・

とてもとてもとても、それを決める事はできませんが、
どうしても、何が何でも、ということなら、

1980年にリリースされた2作目のシングル曲
「ガラスのジェネレーション」です。

この曲は、「敏感」「傷つきやすい」「繊細」な10代の思春期の世代を
「ガラスのジェネレーション」と表現し、

曲の最後に
 「♪つまらない大人には、なりたくない♪」と
力強いメッセージが込められています。

私がこの言葉を耳にしたのは、まさに多感な中学1年生の時で、
「堂々と胸を張った大人になる!」 そう決心した瞬間でした。

生搾り青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)は、今年でデビュー13年となります。
佐野元春さんの「デビュー40周年」には、まだまだ及びませんが、
一年ずつ一年ずつ、20年、30年、40年と永く愛されますよう、
皆様のお役に立てるよう、畑の手入れ、搾り工程、酒造、販売まで、
社員一丸となって、頑張って参ります。

今年は暖冬とはいえ、風の冷たい毎日が続いています。
インフルエンザも流行っているとのことです。
体調を崩されませんよう、うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけお過ごし下さいませ。


細川泰伸

第151号 2020年1月発行
「あけまして、おめでとうございます。」

あけまして、おめでとうございます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

旧年中は、十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
今年も、皆様のお役立てができますよう、栽培から搾り加工、酒造、お届けまで
社員一同、精一杯頑張って参ります。本年も何卒どうぞよろしくお願いします。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

さぁ!いよいよ2020年がスタートしました。
今年は、オリンピックイヤーということで、大盛り上がりの一年になると思います。
そんな一年の始まりのこの「手作り新聞」は、
私の趣味の一つの「魚釣り」の話題からスタートさせて頂きます。

時は、1月5日(日)、場所は、四国最西端・佐田岬沖、豊後水道!
対岸には、九州も視界に入るロケーション。
狙う魚は、ズバリっ!  ドラゴン!!!!!

ドラゴンといいますのは、魚体の幅が指5本以上のタチウオの事で、
この漁場では、指7本8本クラスのドラゴンも上がっているとの事、
指7本8本の魚体となると相当なサイズのタチウオです。

午前6時、愛媛県・宇和島の港を出た船は、
約1時間かけてドラゴンが待ち受けるポイントに到着しました。

船長:「はい、どうぞ!180~150mにいい反応が出ています」の声に
全員が一斉に仕掛けを海に投入します。

水深180mとなると、仕掛けがそこまで到達するの時間がかかります。
手持ちの電動リールの表示が、50m 60m・・・・ 
やっと180mのとこでクラッチを入れ、誘いと巻き上げのスタートです。

誘い方や巻き上げ方は、さまざまで、いろいろ試してみて
その日に合った誘い方や巻き上げ方を見つけるのも、この釣りの楽しみです。

タチウオは名前の通り、立って泳ぐ魚です。
仕掛けを少しずつ上に上に誘っていき、下から餌を食わして釣るのが一般的です。

リールのカウンターが水深170mを表示した時、竿先にコツンと小さなアタリがありました。
すかさず、合わせた竿に、ズシッとした重みが!1投目からタチウオが掛かったようです。

電動リールの巻き上げレバーを入れ、取り込み開始です。
170mもありますので、電動リールが大活躍です。

船内に上がったのは、指4本サイズのまずまずのタチウオ!
これからのサイズアップを目指し、2投目、3投目・・・・

ところがっ!まったく釣れないのです。1時間が経過、2時間が経過・・・
アタリはちょこちょこあるのですが、針にかからないといいますか、、、、

この日は潮は悪くないようですが、
タチウオの群れがなかなか見つからないようで、
船長は、仲間の船と連絡を取ったり、魚群探知機やソナーを駆使して
一生懸命、ポイントを探していました。

そんな悪条件の中、私の後ろの方は、順調に釣り上げていたのです。
そこで私は、絶好釣の後ろの方の釣り方を参考にする事にしました。

誘い方をみてみますと、ほとんど竿を振らずにリールを1回転ずつするだけ、
私は内心、「それだけでいいの?」と疑問視をしましたが、
釣れている方の誘い方なので、わたしも真似をすることにしました。

そうしましたら、いきなり私の竿にコツンというアタリがっ!
急いで合わせをいれましたが、合わせが合わずエサだけ取られる形に、

その姿を見ていたのか、すかさず後ろの方が「合わせが早いですよ」と
私が参考にしていたのに気づいたのでしょう、アドバイスをくれました。

その方が言うには、
「タチウオは泳ぎが苦手で小魚を追いかける事が難しい
最初に尖った口先の歯で、小魚を傷つけて、次に弱ったところを捕食する」
「今日は、食いが渋いので、ゆっくり小さく誘って、
前アタリで合わせず、本アタリで合わせた方がいい」

      なるほど!!!!!

私は、最初の傷つけアタックで合わせていたので、針にかからなかったのです。
(活性のいいときは、最初の傷つけアタックでも釣れるのですが・・・)

時計の針は午後1時、2時の納竿までラスト1時間です。
私は、師匠(後ろの方)の教え通り、即合わせを入れないスタイルに切り替えました。

   すると・・・。また来た! また来た! また来た! 連発!

今までの時間は、一体何だったんでしょうか?
そしてラスト5分! 最後のチャレンジです。

リールを1回転、そしてもう1回転、 竿先にコツン! まだ合わさない
すると、フワ~~~と 仕掛けの重さが感じなくなり、糸が一気にふけて、、、、
えっ!糸が切れた?と一瞬、ヒヤッとしました。次の瞬間、グッと重みが
タチウオがエサを下から食い上げてきたのです。一気に合わせ、巻き上げスタートです。

途中、フワ~~~と軽くなったり(タチウオが上に泳いだ時の現象)、
グイングインと引き込み竿を絞りこんだり、リールのドラグが滑ったり、
今日一番の相手である事は間違いないようです。

 補足:ドラグとは・・・
  魚の強い引きに対してスプール(リールの糸が巻いてある部分)を逆転させ、
  ライン(糸)を送り出す機能のことです。

リールのカウンターは10mを表示、もうすぐ魚体が見えてくるところ
そして、うっすら見えた魚体は・・・おおお! なかなか!!!
慎重に船内に取り込んだそのタチウオはっ?
念願の指5本のドラゴン! 2020年の初釣行は、上出来となりました。

今回、私は広い海の上で3つの事を感じました。

まず1つ目は「謙虚」です。

謙虚に人の言う事を聞いて本当に良かったです。
自分は上手だ、自分は偉いと勘違いして、自分のスタイルを変えずにいたら、
最初の1本で終わりでしたし、ドラゴンにも会えませんでした。

この一年、慢心せず、いろいろな方のアドバイスを
謙虚に素直に取り入れていきたいと思います。

次に2つ目は、「あきらめない」です。

あきらめずに最後までチャレンジしたからこそ、ドラマが待っていました。
あきらめたら、そこで終わり、何事もあきらめずに前向きに取り組んでいきます。

最後に「感謝」です。

教えていただいた方、ポイントを一生懸命探ってくれた船長、
おいしく料理をしてくれる妻、気持ちよく釣りに行かせてくれた家族、そして、この海に。
お陰で、一年のいい釣りはじめになりました。感謝の気持ちいっぱいです。

この一年、感謝の気持ちを大事に、何事にも取り組んで参ります。
2020年、本年も何卒、どうぞよろしくお願いいたします。

季節は冬本番、お風邪など召さぬよう
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸