第111号 2016年9月発行
「一つになる」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

9月に入り、こちら南国高知も急に朝夕がグッと涼しくなってきました。
あの暑すぎた今年の夏は、もうすっかり忘れてしまいそうです。

ただっ! 熱すぎたリオ五輪だけは、まだまだ忘れるわけにはいきません。
(この手作り新聞は9/5現在執筆中で、パラリンピックは、
 これから開幕しますので、 こちらにも期待したいです。)

今回は、「日本初」とか「○○年ぶり」等々、
なかなか獲得できなかった競技でのメダルに興奮を致しました。
土壇場からの大逆転劇にも心を奪われました。

中学・高校とバドミントンに打ち込んだ妻は、
(一応、インターハイには出場したと自慢しております。)
タカマツペアの決勝戦を夢中になって応援していました。

テレビにかぶりついた妻は、「テレビで見たら、スピードが遅く見えるっ!」と言い放ちます。
実際のスマッシュなどは、見えないほど速いというのです。
確かに、男子トップ選手が打つスマッシュの初速は時速350kmと言われてますし、
女子選手でも初速は時速200kmは超えているそうです。

時速200kmを打ち返す! ありえないです!超人技です!

それから私は、中学から高校1年まで、卓球に汗を流してましたので、
今回の卓球のメダル獲得の快挙に胸を熱くしました。

それこそ、テレビで見たら簡単そうに打ってますが、
超高速で回転の掛かったボールを、瞬時にその回転を見極め
それに合わせて打ち返すのは、常人のできる技ではありません。

私は中学の時に、中国のトップ選手の講習会で、サーブを受けるチャンスがありました。
そのサーブが凄いのなんの!実際に受けたらビックリです。
ボールがネットを越えて私の手元でバウンドした瞬間、
ボールの軌道が左90度に曲がったのです!!!!!
まさしくノータッチッ! ボールに触る事さえできません!

2球目、同じサーブがやってきました。
最初の軌道を予想し、ラケットをサッとボールに!
次の瞬間っ! ボールは隣の卓球台へっ! ものすごい回転なのです。

その他、多種多様な競技で最高のパフォーマンスで数々の感動を与えてくれた選手全員に
感謝の気持ち込めて熱い拍手を心から送りたいと思います。

その数々の感動の中で、その精神は、しっかり見習わなければならない
と心に強く感じた選手達がいました。

それは、「一つになる」という日本人らしい精神で
一気にゴールを駆け抜けた「陸上男子・4×100mリレー」の
山縣亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥の4選手です。

もう、私がここでお話することではないでしょう。
この4選手、個人では誰も100mの決勝に残れてないのです。
誰も10秒を切っていないのです。
(もしからしたら、このリレーで切れていたかもです。)

世界が驚いたあのバトンパスは見事としかいいようがありません。
個々の持っている力では勝てないけれど、力を合わせ一つになる、
仲間を信じきって、ただ前だけを見つめて戦えば勝機がある!
という事をまざまざと教えてくれました。

私も一経営者ですから、仕事柄、いろいろな方とお話をさせて頂く事があります。
その中で、「製造部門」と「営業部門」の間に軋轢がある、という話を聞いた事があります。
どういうことかといいますと、製造部門からすれば営業部門がもっと売ればいい、
営業部門からすると製造部門がもっと売れる商品を作ればいい、というのです。

それから、「インターネット担当者」と「その他の担当者」間の話もよく耳にします。
「インターネット担当者」は一日中、パソコンの前にいますので、
他の者からしたら、仕事をしていないように見られるというのです。

その他にも、年齢差で「最近の若いものは・・・」「昔のやり方では・・・」等々
同じ会社内で一つにまとまりきれていない、というのです。

確かに、一つの会社には、いろいろな担当部署があって、
その立場立場で、いろいろな考え方や見方があって当たり前といえば当り前です。
しかし、それらの力がバラバラでは、力を存分に発揮する事はできないと思います。

今回のオリンピックは、
自分の役割をしっかりと果たし、それぞれがお互いを尊重しながら、
一つになることの大切さを教えてくれたような気がします。

私たち、食援隊は、
「人を良くする食を通じ、毎日のイキイキ生活を応援します」という旗の下、
どくだみの栽培、搾り加工、製品製造、衛生管理、販売、アフターフォロー等々
全員の力を一つに「お客様のお役に立つこと」という強いベクトルに結集して、
これまで以上に頑張って参ります。

最後になりましたが、まだまだ残暑厳しい毎日が続いております。
体調など崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸