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第116号 2017年2月発行
「寒い冬の盛り上がり」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知も、まだまだ寒い真冬のど真ん中、
工場のある黒潮町では、先月下旬には雪が舞い、
ダウンジャケットが手放せない毎日が続いております。

そんな寒風吹き抜ける中、あっちちち!に
熱く熱く盛り上がっている所が2ヶ所あります。

まず、1つ目は・・・
           黒潮町のお隣の四万十市!

四万十市は、2005年に、中村市と幡多郡西土佐村が合併して成立、
四万十川の下流域にある市です。

なぜ?大盛り上がりかといいますと、
40年ぶりに地元の中村高校が、春の甲子園、
選抜高校野球大会に21世紀枠で出場するからなのです。

21世紀枠と言っても、力がないわけじゃありません。
高知県予選で、甲子園常連校の明徳義塾に、
決勝戦で勝って優勝して四国大会に出場!

四国大会では、準々決勝で敗退し、順位での甲子園出場はなりませんでしたが、
堂々の21世紀枠での出場と言ってもいいでしょう。

そして40年前といえば、プロ野球阪急で活躍した山沖投手を擁し
部員12人で「二十四の瞳」と呼ばれ、準優勝して以来の事。
今年は部員16人、高知県外の中学校出身者は一人もおらず、
四万十市内、もしくは近隣の中学校出身です。

いやぁ~、地元は盛り上がってますよぉ~!
先日、地元の居酒屋に行きましたら、店内は、この話題で持ちきり!

「あの子は、親戚の子じゃ」「あの子は近所の子じゃ」
「あの子の親父と同級じゃ」「応援しにいかんといかん」等々
テーブルの向こうからこっちから、ワイワイガヤガヤ!

きっと、大応援団ツアーも企画され、
甲子園のアルプススタンドが大賑わいすることでしょう。
中村高校の大活躍を心から楽しみにしております。

ちなみに、私の母校・明徳義塾も出場しますので、
こちらも楽しみにしたいと思います。

次に、2つ目は・・・

      弊社のどくだみ畑!

現在、新たに「どくだみ」を植えるべく、栽培面積を広げております。
今年は、ご愛飲の皆様のお陰で、十黒梅発売から十年の年となります。

どくだみの栽培は、2006年にさかのぼります。
十黒梅の開発、発売開始に向けて奔走する中、
原料のどくだみの搾り汁の入手に困難を極めました。

どくだみの乾燥葉や、乾燥葉を煮出したエキスは、原料メーカーが所有し販売して、
そこから入手する事はできるのですが、生の搾り汁となるとそうはいきません。

世の中に無いのなら、自分で植えるしかない!と思ったのですが、
普通の者が畑を有する事は、農地法で禁じられています。
そうなると、誰か農家さんに栽培して頂くしかない!
そう決心した私は、近隣の市町村にお願いにあがりました。

しかし、私のお願いは空を切るばかり、それも、そうでしょう!

断られるのが当り前といえば当り前です。
農家さんにしてみたら「どくだみ」を栽培するなんて聞いた事がなかったと思います。
それから、発売前で売れるかどうか?全く分からない段階です。
そもそも、どこの馬の骨とも分からない男のために、
先祖代々の大切な畑を使う訳がありません。

それでも、思いは通じるものです。
高知市から約100km離れた黒潮町に住む私の大切な知人いや大恩人から
「どくだみの話を聞いてもいい!という農家さんがおる」と電話がありました。

その方、この黒潮町で人望が厚すぎて、
その方の頼みだったら、無下に断れないそうなのです。
その方が、農家さんに「会うだけも会うちゃって」とセッティングして頂きました。

それで農家さんは、といいますと・・・(もちろん随分後になって聞いた話ですが・・)
当初は「てんくろうの顔だけみて、追い返そう」と思っていたそうなのです。
(てんくろう=口先上手な、腹黒な等の意味の土佐弁)

しかし、「会うてみたら、真面目そうな男やったけん」と、
実際の私の印象が好印象(?)だったそうで、
どくだみを栽培して頂く事がその場で決まり、
それだったら、そのどくだみを搾る工場が近くに必要という事になり、

2008年に、栽培と搾り加工をする株式会社どくだみ農園を
新たに自ら立ち上げ、2009年に畑や工場を所有しました。

太平洋が見える、この「どくだみ畑」に立ち、
この畑で元気に育った「どくだみ」が十黒梅となり、
ご愛飲の皆様のお役に立つ事ができると想像しますと
本当に幸せな気持ちいっぱいに包まれます。

しっかりとどくだみを育て、そして、誠実に真心込めて製品づくりをし、
皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。

季節はまだまだ冬本番、寒い毎日が続いております。
インフルエンザは猛威を振るっているようです。
お風邪などお召しにならぬよう、体調を崩されませんよう
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第115号 2017年1月発行
「あけましておめでとうございます。」

あけましておめでとうございます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
旧年中は、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
本年も、皆様のお役に立てますよう、どくだみの栽培から十黒梅の製品作り、
そしてお届けまで、社員一同、一丸となって精一杯頑張って参ります。
何卒どうぞよろしくお願い致します。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知は、例年にないくらい、暖かく穏やかな新年を迎えました。
初詣、お墓参りを家族4人で無事にすませ、母が作ってくれたおせち料理を食べながら
コタツに入ってお正月番組を楽しみ、まさしく絵に描いたような寝正月。
2017年をゆったりのスタートを切る事ができました。

今年2017年は、私ども食援隊にとりまして、特別な意味を持つ一年です。
それは、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅の発売が2007年5月ですから、
発売から、まるまる10年となる節目の年となります。

この10年間、たくさんのお客様とご縁を頂きました。本当にありがとうございます。
中には、発売当初からずっとずっとずっとご愛飲頂いてらっしゃる方もいらして、
ただただ感謝感謝の気持ちでいっぱいです。重ねて重ねてお礼申し上げます。

テレビや新聞広告、折込チラシを見ると、次から次へといろいろな新しい商品で賑わっています。
新しく生まれてくる商品もあれば、見かけなくなった商品もあります。

この10年を振り返りまして、こうして続けてこれたのは、
どくだみを栽培して頂いている農家の皆様、十黒梅開発のアドバイスを頂いた先生、
製品作りに携わって頂いた先生、インターネットを教えて頂いた方々、
工場設備に関わって頂いた方々、会社を支えてくれる社員、私をサポートしてくれる家族、
そして、何よりも十黒梅を永く永く永くご愛飲の皆様のお蔭でございます。
心から熱く熱く厚く感謝申し上げます。

新年を迎えるにあたり、社内で3つの事について話し合いました。その3つは、

「感謝の気持ちを常に持つ」
「力をひとつに合わせる」
「どんな壁にも臆せず慌てず」

どれもシンプルであたりまえのことですが、
あたりまえのことを常にしっかりと心に刻んで励んでいきたいと思います。

まず、「感謝の気持ちを常に持つ」については、
繰り返しになりますが、この10年間、こうしてこれたのは、
皆様のお陰でございます。
この感謝の気持ちを常に、常に忘れないようにしたいと思います。

次に、「力をひとつに合わせる」については、
2016年を振り返った時、特に鮮明に記憶に残っているシーンがあります。
それは、リオオリンピックの男子陸上100m×4リレーの「バトンパス」です。
一人一人の能力は少し劣っていても、力を一つに合わせれば、世界を驚かせる事ができる!
力を合わせる事の大切さをまざまざと痛感しました。
「お客様にお役立てする事」という使命に、社員一同、
これまで以上に力を一つに合わせて参ります。

最後に、「どんな壁にも臆せず慌てず」ついては、
昨年は、予想もできない本当に驚きの出来事がたくさんありました。

大きな話題では、アメリカの大統領選・イギリスの国民投票等々がありました。
今年も、きっと予想もできない出来事が待ち受けていると思います。
そして、まわりを見渡した時、AI等のいろいろな新しい技術が生まれ、
いろいろな業界で、世界地図が大きく変わる事もありうる事で、とてもとても予想できません。

しかし、いくら心配してもしょうがありません。自分は自分のできる事をやろう!
まずは、自分の健康管理を!
体をこわしたら何にもならないと1月3日の事、
一年の計は元旦にありと、自宅から徒歩で片道45分、
太平洋までの朝のウォーキングを再開しました。
(昨年は、結構さぼりました・・、そもそも、元旦ではないのが、どうかと・・・)

往路終点につき、大きく深呼吸した私の目の前に広がったのは、
どこまでも広い穏やかな夜明け前の太平洋でした。

ザザァ~、ザザァ~、と静かな波音が聞こえます。
何万年前、いや何億年前、いやいやもっともっと前からでしょう、
こうやって、変わらず波が打ち寄せています。
そのスケールの大きさに、自分の心配は針の先よりもまだ小さく、
ミクロいやナノ、いやいやピコの世界の話です。(もっと小さいですね)

東の方から薄っすら明るさを見せた海は、
「心配したってしょうがない、そもそも君に越えられない壁は来ないから」と
優しく教えてくれたような気がして、
復路は、明るい穏やかな気持ちで足を進めました。

どんな壁にも臆せず慌てず、
力を合わせ知恵を出し合いて乗り越えていきたいと思います。

この一年、この3つの事を心にしっかりと持ち、
社員一同、皆様のお役に立てますよう、励んでまいります。
本年も何卒どうぞよろしくお願い致します。

最後になりましたが、冬本番、寒い毎日が続いております。
何やら、インフルエンザやノロウィルスも流行ってきているとのことです。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)、
どうか体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸