第15号 2008年9月発行
「熱いけど、笑顔に満ち溢れた夏」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)食援隊の細川泰伸です。

9月に入り、少し涼しくなってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

いやぁ~、今年の夏は、本当に暑かったですね
と、いうより、今年は北京オリンピックもあり、
本当に本当に熱かったですねぇ~

毎日毎日、北京のスーパーアスリートの熱さが
テレビ・新聞などからビンビン伝わってきて、
私なんか、もうもうシビレっぱなしでした。

柔ちゃん、内柴選手、北島選手、
女子ソフトボール、星野ジャパン・・・
その他、日本選手団が登場する度に応援に熱が入り、
時間の経つのを忘れる夜も何日もありました。

特に、女子ソフトボールの上野投手の連投熱投には
目頭がジンジン熱くなったのを今でも覚えてます。
金メダル、本当におめでとうございます。

外国人選手で特に印象深かったのは、
水泳のマイケル・フェルプス選手の神がかり的な泳ぎに、
ただただ、驚くばかりでした。

100mバタフライ決勝のゴール寸前
頭の位置は、2位の選手に負けているのに
タッチの差で、100分の1秒上回るすごさ、
国別の400mリレーでは、ラスト数メートルの大逆転
人間業とは、とても思えず、何度も録画の再生を繰り返しました。

それから、やっぱりいいですねぇ~
選手の皆さんの、笑顔!笑顔!笑顔!
練習に練習に練習に練習を積み上げ
4年に一度の大舞台で、力を出し切った満面の笑顔!
あの笑顔は決して作って出せる笑顔ではない!
そう強く感じました。

選手の懸命の姿に、本当に勇気付けられ、心が熱くなり
「熱いけど、笑顔に満ち溢れた夏」
感動のオリンピックを、ありがとうございました。

それから、私にはもう一つ
「熱いけど、笑顔に満ち溢れた夏」がありました。

それは、高知の夏のビッグイベント「よさこい祭り」です。
今年は妻と子供2人が、その祭りに参加したのです。
そうです、踊り子の連の中に入って、踊ったのです。

よさこい祭りは、全国的には
北海道のよさこいソーランの方が有名になりましたが
本家は、こちら四国の高知で毎年、8月9日~12日で行われています。

大音量を出すスピーカーを積み、思い思いの装飾をしたトラックを先頭に
チームそれぞれの音楽に、それぞれの衣装、それぞれの振り付けで
高知市内の演舞場で繰り広げられる「よさこい」は、
踊るもの、見るもの、全てを魅了してやみません。

かくなる私も、大のよさこいっ子でして
学生の頃は、大はしゃぎで、踊っていた時期もありました。
しかし、年を重ねるにつれ「ちょっと、体に堪えそう」という気持ちがあり
ここ数年は、見る専門に徹しておりました。

それもそのはず、猛!猛!猛!炎天下の中ですし
演舞場によっては、踊る距離が数キロもある所もあるのです。
体に堪えない方がおかしいのです。

そんな祭りに、7歳の長女が「踊りたい」と言い出した時は
体力的に心配をし、なんとかやめさせようと、妻と一緒に説得しようと試みました。

しかし、ミイラ取りがミイラになったとはこのことでしょうか、
当の妻の方が、「一緒に踊ろうか?」と言い出し
そして、「ボクも踊りたい」と5歳の息子まで言い出し、
とうとう、親子3人で踊ることになったのです。

えっ?私ですか?  私は、、、、カメラ係りに徹することにしました。
やっぱり、炎天下の中、踊るのは体力的にキツイですよ、本当に

7月初旬より、週3回程度の練習があり、迎えた本番の8月10日11日、
3人は、とうとう最後まで踊りきりました!
ええ、過酷な炎天下の中、しっかりと踊りきったのです。

そして、3人とも、踊りの上手な人や、笑顔で楽しく踊っている人が
演舞場の審査員から貰える「メダル」を首にしていました。

特に、妻は、本部演舞場でしか貰えない、通称「花メダル」というのを
「生まれて始めて貰おうた!」とニンニン笑顔で私に見せびらかしてます。

そして、一日中、炎天下の中、いくつもの演舞場を踊ってきたというのに
「暑い」とか「疲れた」とか、そんな言葉は一切なく、
「来年も踊りたい」「来年はお父さんも一緒に踊ろうや」と
汗だく衣装を着た3人が、ニコニコ笑顔で私を囲みます。

一生懸命に練習をして、本番でメダルを貰う!
よさこい祭りは、どこか、オリンピックに似たところがあるのでしょうか?

なんだか3人の笑顔が、オリンピックのメダリスト達の笑顔と
少しだけ少しだけ少しだけ、リンクしたような気がして、とても微笑ましく見えました。

その日ちょうど、家族ぐるみでお付き合いをさせて頂いている
長野県の親子が、はるばる高知まで遊びに来ていました。

私たちの様子を見たお子さんは、すっかり来年は踊る気満々です。
来年は、一人で先に高知にきて、我が家でホームステイ(下宿)して
しっかりと練習し、本番を踊りきるんだ!と目を輝かせてました。

「熱いけど、笑顔に満ち溢れた夏」
今年の夏ほど、そう感じた夏はありません。

来年は、下宿生(?)も増え
さらに、「熱いけど、笑顔に満ち溢れた夏」になると思います。

えっ!? 私もですか? 私が踊ったら、、、、
「熱苦しいけど、笑顔に満ち溢れた夏」になりそうで。。。。

来年のお楽しみですね

それでは、失礼します。

細川 泰伸