第16号 2008年10月発行
「胸を熱くした運動会」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)食援隊の細川泰伸です。

先日、私の長男の通う保育園の運動会がありました。
長男は、年長組でして、今年が最後の保育園の運動会になります。

前日から降りしきる雨が非常に心配でしたが
運動会当日の朝、空は、この日を待っていたかのように
ピタッと雨が止み、明るさを取り戻しました。

運動場は、先生たちの懸命の排水作業で何とか、園児が走り回れる状態になり
この日を楽しみにしていた、園児・保護者の顔に笑顔の花が満開です。

定刻となり、入場口から園児が順番に入ってきました。
先頭は・・・、なぜか私の長男!!!!

どうやら、最近私に似てきて、よく食べるようになり
体つきも、私のようにメタボリック気味です。
体格がいい!!という事で先頭になったと思いますが。。。

体操から始まり、いよいよ競技開始!
一番最初は、年長組の「竹馬競争」です。

スタートラインに、目をやると。。。
トップバッターは、これまた私の長男!

正直、私が竹馬に乗れたのは、小学生の5年くらいだったと記憶してます。
はいっ、私はあまり運動神経のいい方ではありませんでした。

こんな私に息子は似て、しっかり竹馬に乗れるのか?
みんなの前で大恥をかくのではないか? 妙な心配が頭をよぎります。

と、その瞬間!スタートの合図

その合図に、一瞬出遅れた息子でしたが
スタスタスタスタっと直線からコーナーを軽快に周り
バックストレートを何食わぬ顔で颯爽と駆け抜け、トップでゴールを切りました。

どうやら、運動神経は私に似ず妻の方に似たようです。
ホッと胸を撫で下ろします。

思い起こせば、息子は2歳の時から
この保育園にお世話になってます。

一番最初の運動会の時は、まだヨチヨチ歩きで、
「かけっこ」なんかなるはずもありません。
先生と一緒にスタートし一緒にゴールするのがやっとでした。

目の前で繰り広げられている2歳児の競技(?)を見て
4年前の私の息子の姿を思い出し
ずいぶんと、大きくなったなぁ~と
子供の成長に驚くと同時に

私は、この4年、どんな成長をしたのだろうか?
お腹まわりの余分な気になる肉だけが
成長したのではないだろうか?反省の思いに駆られした。

と、反省している間に、
どんどんプログラムは進んでいき、
あっという間に、最後の種目、「紅白全員リレー」がやってきました。

毎晩、保育園の出来事を楽しそうに話してくれる息子の話では、
どうやら、本人は「赤組」のようで、
練習では、いつも「白組」に負けているようです。

自分の順番を待ち構える息子に目をやると
靴のマジックテープを締め直し、やる気満々!

そして、バトンを渡され、勢いよくスタートを切り
歯を食いしばりながら走る息子!
スタートからのリードを少し広げ、
次のランナーにバトンタッチ!!!!

正直、ホッとしました。

何しろ、私は本当に足が遅かったんです(今でも遅いんですが。。。)
私の記憶では、保育園、小学校時代は、
必ず、後ろから数えて一番でした。

リレーの時は、抜かれっぱなし(抜く事は一切ありません)で、
本当に本当に本当に嫌な思いをしました。

私に似て、足が遅かったら。。。。
そんな心配をしておりました。

リレーの結果は、二転三転して、赤組の勝利!
練習でいつも負けていただけに、息子は大喜びをしております。

閉会式の時には、もうこの保育園での運動会は
これで終わりかと思うと
ヨチヨチ歩きの時から4年間、

この運動場で、息子の走り回る姿がありありと思い出され
なんだか胸にこみ上げるものがありました。

4年間お世話になった、保育園と先生に
ありがとうの思いでいっぱいです。

これから始まる明るい子供の将来を楽しむと同時に
それは、お父さん、しっかり!!!お父さん次第!!!!
胸を熱くした、運動会でした。

それでは、失礼します。

細川 泰伸