こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
3月に入り、少しずつ寒さが和らぐ季節となりました。
この新聞がお届けの時は、桜の便りも聞かれ、
麗らかな春の陽気を感じている頃かと思います。
そして3月と言えば、「卒業」のシーズン、
お陰様で我が家の長男も、この月末には、6年間の小学校生活を卒業し、
来月4月からは、中学校に進学する予定になっています。
思い起こせば、当時4歳だった長男が、
皆様にご愛飲頂いております「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅」の発売開始前、
お正月の初詣で、「どくだみがうれますように」と、突然、手を合わせてくれたことは、
昨日のことのように、ありありとしっかりと覚えており、
あれから、8年が経ったのかと思うと、月日の経つ早さに驚かずにいられません。
それから、3月に入りますと、こちら高知では、
毎年決まってこの話題で持ちきりになります。
それは・・・ 「桜の開花、全国で一番早いのは?」
どんなものでも、1位を取るというのはなかなか難しいものです。
ましてや、全国47都道府県の中の1位となると、
困難を極めると言っても過言ではありませんし、
1位と予想されるだけでもたいしたものです。
しかも、地方の中の地方の高知ともなると、1位を取れるものがなかなかありません。
関係のない話かもしれませんが、何しろ高知には、2015年2月現在、
コンビニエンスストア「セブンイレブン」がありません。
(補足:2015年3月に、念願の1号店がオープンする予定だそうです。)
それから、高知が1位というのは、飲酒量とか森林率とか、
年間降水量とかカツオ消費量等
あまり自慢にならないものでしか1位を取る事ができません。
そんな中、少し明るい話題の「桜の開花」に限っていえば、
高知は過去数年、1位を獲得していますし、例年のように「1位候補」として挙げられ、
そして今年も「1位候補」として挙げられているようなのです。
ですから、「他で1位は取れんでも、桜の開花だけは1位を取らんといかん!」とばかり、
多くの高知県民は、それはもう闘牛の如く、鼻息荒く、
開花日を今か今かと待ち望んでいます。
それで、私は・・・? といいますと、桜の開花も待ち遠しいのですが、
やはり、もちろん、どくだみの芽が出てくるのが、待ち遠しくて待ち遠しくてたまりません。
(一般の方でしたら、庭に雑草のどくだみが生えてきて、気を落とすところですが、、、)
2月25日現在、まだまだ寒風吹き抜ける黒潮町の私どもの「どくだみ畑」では、
少しだけ、顔を出し始めた「どくだみ達」が・・・、
そして軽く土を掘ると、しっかりとバッチリと根を張っていました。
2014年の夏は、例年になく雨の多い年でしたので、
どくだみ達によくない影響が出ていないか?
正直、少しだけ心配をしておりましたが、私のそんな心配など全く要らなかったようで、
今年もしっかりと逞しく育ってくれています。
どくだみの最盛期の5~6月には、この畑はハート型の手を広げた「どくだみ達」で、
大賑わいになる事、間違いなしでしょう。この予想はまず100%的中でしょう。
そして、土の中のしっかり根を張った「どくだみ達」は、
私にこう語りかけているように感じました。
「しっかり育つから心配するな」「ちょっとの雨で、バタバタするな」
「ボク達なんか、迷惑がられてばかりで、誰も喜んでくれないんだぞ」
「ボク達なんか、一度も、いつ芽を出すか?予想されたことさえないんだぞ」
「しっかり芽を出すから、1位や2位の順番で、一喜一憂するな」
「しっかりとボク達で、お客様のお役に立てる十黒梅を作るんだぞ!」と
そういえば、テレビや新聞等々で、「売上日本1位」とか「出荷数日本1位」等々
「1位」を売りにしている宣伝をよく見かけます。
それはそれで、日本で最も多くのお客様に信頼され、愛されている結果で、
とてもすばらしい事だと思います。
しかし、土の中で力を蓄えている「どくだみ達」は、それとはちょっと違った事を
私に問いかけているような気がして、改めて全国1位とか2位という問題を
私なりに考えてみました。
そしてその答えは・・・(あくまでも、ものすごく偏った個人的な意見ですが)
私が一人の消費者として考えるならば、全国で売上とか生産量が1位とかではなく、
私にとって、1番使い勝手が良かったり、私が1番気に入っていたりと、
私にとって、1番良い物が第1位! 私が1番好きなものが第1位!
というように感じました。
実際、どくだみの芽が出て喜んでいるのは、私達・食援隊と十黒梅のご愛飲者様、
そして、どくだみが大好きな、一部の方々だけでしょう。
一般的な大勢の方々は、庭にはびこるどくだみに、
きっと気持ちが滅入っている事と思います。
そう考えると私達が目指すのは、全国で売上1位とか出荷数1位とかではなく、
しっかり、どくだみを育て、確かな製品作りをして、
十黒梅をご愛飲頂いている皆様に、誠心誠意、全力でお役立てする事。
この事が一番大事なのではと、これからしっかりと芽を出す「どくだみ達」に、
教えられたように感じました。
5~6月の収穫期には、皆様に必ずお役に立てるこの「どくだみ達」が大豊作となるよう、
この3月は、しっかりと畑の手入れに、社員一同、頑張って参ります。
これから季節に春に向かって大きくギアチェンジ!
寒暖の変化が大きく、衣服選びに時間が取られる日が続きます。
お風邪など召さぬよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。
それでは、失礼します。
細川 泰伸