第95号 2015年5月発行
「どくだみの収穫が始まりました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

いやぁ~今年の4月、こちら高知は、本当に雨の多い日が続きました。
新学期になり、真新しい制服を着た、初々しい新中学生や高校生、
そして社会人一年生、の通学、通勤姿を朝、見かけます。

我家の長男もこの春から中学生になり、
自転車通学(約40分)をしておりますが、 こうも雨が続くと、
「雨が降りゆうき、学校まで、つんでってぇ~」
(土佐弁で「雨が降っているので、学校まで車で乗せて行って~」の意味)と、
朝から泣きついてきております。。。

そして、月が5月に移ると、一気に夏を思わせる陽気な毎日!
ゴールデンウィークは、高知県内・各地の観光所は、大いに盛り上がったそうで、
どくだみ畑のある黒潮町では、県外ナンバーの車が国道56号を埋め尽しており、
私の乗った軽トラックは、側道から国道にでるのに、かなりの時間を要しました。

そうなんです! このゴールデンウィークの少し前から、
どくだみの収穫が始まりました! 今年もやってきました!

5月8日現在、私どもの畑のどくだみは、
小さな花(正確には葉に近い性質をもった総苞)がちらほらと見え始めております。
これから、一気にこの畑は、可憐な花が覆い尽くすことでしょう。

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農家の方々も、「社長~!今年も、えいがが(良いのが)できたぜぇ~」と
軽トラックいっぱいに乗せて、ニコニコ笑顔で、工場まで持ってきてくれます。

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工場は朝から大忙し、私も現場に入り、みんなと一緒に汗を流しております。
そして工場内では、特に気をつけている事が2つあります。

まず、1つ目は、機械には十分に気をつける事。
搾り作業には、どくだみをみじん切りにする大きなカッターや
どくだみから汁を搾りとるプレス機等、とても危険な機械が並んでいます。

私は以前の職場で、機械に右手の人差し指が挟まり、
第一関節から先を切断する大怪我をした経験があります。
毎朝の朝礼では、皆に「機械には、十分気をつけて下さい。」と念を押しています。

2つ目は、喜びを持って仕事をして欲しい事。
毎朝の朝礼では、ご愛飲者様から頂いた嬉しいお声を読み上げさせて頂いております。
みんなで搾ったどくだみが、最終商品の十黒梅になって、
ご愛飲者様のお役立てになっているという事を伝えております。

ただ、どくだみを洗う。ただ、どくだみを機械に乗せる。という作業ではなく、
ご愛飲者様に喜んで頂ける仕事なんだと、喜びを持って欲しいと思っています。

昨年、大手のファーストフードのチキンナゲットの問題が明るみになりました。
私は、きっと、そういった思いが足りなかったのではないかと想像しております。

以前、この手作り新聞でもお話をさせて頂きましたが、
このどくだみの搾り工場が、「幸せ発信基地」となれるよう、
皆で力を合わせてがんばっていきたいと思います。

日中は汗ばむ陽気ですが、朝夕は、長袖が一枚欲しいような季節です。
衣服を上手に選んで、体調管理には十分お気をつけ下さいませ。
それでは、失礼します。

細川 泰伸