第108号 2016年6月発行
「2016年のどくだみ収穫♪」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

先日、単身赴任中の約100km離れた黒潮町の工場から自宅に向かっての移動中の事。
車のラジオから、こんな話題が流れてきました。 それは、「五月晴れ」とは・・・?

私は生まれて46年間、5月の雲ひとつない気持ちのいい快晴の天気だとばかり思って、
その話を聞いておりましたら、どうやら・・・6月の梅雨の合間の晴れの天気との事。

解説によれば、「五月(さつき)」は旧暦・陰暦の呼称で、旧暦5月(今の6月)が
梅雨のころにあたるところから、「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」の事を言ってたそうです。
それが、現代では「新暦の5月の晴れ」の意味でも使われるよう定着したとの事です。

そこで今回!現代版「五月晴れ」の下のどくだみ畑をご紹介致します!

どくだみ畑 どくだみ畑
弊社のどくだみ畑 太平洋が望めます。

はいっ! 5月の連休明けからスタートの2016年度のどくだみの収穫・搾り作業は、
誰も怪我をする事なく、無事に大収穫で終了致しました。
そして単身赴任生活も無事に終了しました。
(毎年どくだみの収穫期は、現地に単身泊り込みで、収穫作業・搾り加工に従事しております。)

そして今年も、多くの地元の方にご協力を頂きました。

どくだみ収穫 どくだみ選別
大忙しの収穫作業 選別作業は手作業です

どくだみの栽培を始めた2008年から、お世話を頂いている「さくおんちゃん」は、
今年で86歳になるそうで、「どくだみを世話せないかんけん、長生きせんといかん」と
ニコニコ笑顔で収穫作業に汗を流して頂きました。

どくだみ収穫 2016dokudami1k
今年86歳になる「さくおんちゃん」 通称:どくだみシスターズ
左から、たずさん、れいこさん、みちこさん
持っているどくだみは1kg
十黒梅900、1本で約1kgの
どくだみを使っております。

そして「さくおんちゃん」は、栽培を始めた当時の事をいつもこう振返ります。
「どくだみは、なんぼでも生えるけん、簡単やと思いよった」と、

どくだみの栽培を、縁があってこの地・黒潮町の農家さんにお願いした際、
「どくだみの栽培は簡単やろ」と異口同音。どくだみの繁殖力は皆様もご存知の通りで、
勝手にどんどん生えるものとたかをくくっておりました。

しかし、実際に栽培を始めてみると、他の草が黙っていません。
どの世界にも、上には上がいるものです。
農薬を使わず栽培しているものですから尚更のことです。

どくだみ以外の草を一つ一つ丁寧に抜いていく作業は過酷を極めます。
中には、栽培を断念する農家さんもいらっしゃいました。

2016年今年、こうしてどくだみが大豊作であるのは、
頑張って頂いた農家さん、弊社の畑の手入れをしてくれた社員、
その他、携わって頂いた多くの皆様のお陰です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

どくだみの収穫作業が終わった日、栽培開始の2008年から
毎年欠かさず来て頂いている「れいこさん」(80歳)は、
「来年も、また呼んでよぉ~、どくだみが励みやけん」とおっしゃってくれました。
地元の方に、このように言って頂き本当に嬉しい限りです。

そして何より、私どもがどくだみに携わる事ができるは、
十黒梅のご愛飲者様皆様のお陰でございます。本当にありがとうございます。
皆様が十黒梅をご愛飲頂き、イキイキした毎日を送って頂く事が私たちの何よりの喜びでございます。
毎日、お寄せ頂く皆様からのお喜びのメッセージに、
どくだみに携わって本当に良かったと、心底感じるものがあります。

こうして、いくつもの喜びの輪が、幾重にも幾重にも重なる幸せを感じ
これからも、皆様に愛されお役に立てる十黒梅をお届けできるよう、
どくだみの栽培、搾り加工・酒造・サポート・出荷まで、社員一同、
誠心誠意心を込めて頑張って参ります。

季節は、曇り空の多い梅雨の季節となりました。
体調管理が難しい毎日が続きます。
皆様の健康管理に「十黒梅」がお役に立てれば幸いです。

それでは、失礼します。

細川泰伸