第129号 2018年3月発行
「どくだみの春」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知は、3月に入り、少しずつ寒さが和らいできたように感じます。
朝のウォーキングでは、しっかりと汗をかくようになってきましたし、
ウォーキングに携帯しているスマホのバッテリーは、切れることがなくなりました。
(スマホのバッテリーは寒さに弱く、帰宅時にはいつもバッテリーが切れていました。)

ウォーキング後半は、東の空が明るくなり、日の出の時刻も早くなってきたようです。
春は、もうそこまで来ているようです。

春といえば、「卒業式」「入学式」「新年度」「新学期」「新生活」等々が思い浮かびます。
今回の手作り新聞では、私が感じた2つの春について、お話をさせて頂きます。

まず一つ目の春といえば、「プロ野球のキャンプ」です。

私の自宅から車で15分程の所に、春野総合運動公園というスポーツ施設があります。
そこには、野球場や陸上競技場、サッカー場、テニスコート、体育館、プール等々の施設があります。
メインの野球場は、高知県内の中学・高校野球の決勝戦が行われる県内屈指の野球場です。
(ちなみに、私が足繁く通っているプールは、ここのプールです。)

その野球場に、2月1日~2月23日の間、
プロ野球の埼玉西武ライオンズがキャンプインしていました。
(主力選手は、宮崎でのキャンプがメインで、20日~23日に高知で合流したようです。)

2月の中旬だったと記憶しております。「よおし、今日も頑張ろう!」と
いつものようにプールサイドに足を踏み入れた瞬間、
いつもと違う光景が目に入りました。プールの一番端のコースに
日焼けしたガッチリ体形の若者が十人程が談笑しながら泳いでいるのです。

勘のいい方はお気づきだと思います。その若者達はライオンズの選手で、
練習が終わった後、クールダウンの為かプールで体を動かしているようです。

もしかしたら、未来のスーパースターがこの中にいるのかもしれません。
希望に満ち溢れた若者が放つパワーに、私もまだまだこれからっ!と思った次第でした。

それにしても、さすが野球選手、体つきが全く違います。鍛えに鍛えてました。
私のタルタルのたるんだ体形とは比べ物になりません。(比べる方がおかしいですね)

次に2つ目の春といえば、この新聞でしかお伝えできない、
専門的なマニアックなお便りをさせて頂きます。

ズバリ! どくだみの春のお便りです!

どくだみ畑 どくだみ畑

冬の間、じっと力を蓄えたどくだみが、しっかりと顔を出してくれました。
これから暖かくなるにしたがって、どんどん背を伸ばしてくれる事でしょう。
今年も皆様にお届けできる分はしっかりと育ってくれると思います。

今年の冬は例年にないくらいの寒さで、畑が一面真っ白に雪化粧した日もありましたので、
どくだみがしっかり芽を出してくれるのか、心配をしておりましたが
そんな私の心配はなんのその、やっぱりどくだみは逞しいです。

どくだみ畑

考えてみますと、数千年いや数万年でしょうか、いやいや数十万年前から
緑の草花は、その生命の営みを永い間延々と続けてきたと思います。
きっと、どくだみもその例に違わないはずです。

現に書物等で、千年前の平安時代から愛されていたともあります。
雪に覆われた、なんていうのは、どくだみからしたら大した事ではないのでしょう。
いやもっと、想像を絶するような事態に見舞われた事があったと思います。

そんな事を考え、一面に小さな顔を出してくれた広いどくだみ畑に立ちますと、
自然のスケールの壮大さを感じ、日頃、ちょっとした事にイライラしたり、
思い通りにならない事に不満を感じたりする自分が、
マイクロ、いや、ナノ、いやいや、ピコよりも、もっともっと小さく思えてしょうがありません。

暖かい日もあれば寒い日もある。晴れの日もあれば雨の日もある。
いい日もあれば悪い日もある。嬉しい日もあれば悲しい日もある。・・・
それらを永い永い永いスパンで考えてみると、
日頃の出来事の大きさは、あまり大きなものではないように思えます。

”ちょっとした事に一喜一憂せず、大きな心を持ち続けた方がいいよ”
そんな事を、どくだみが教えてくれているように感じました。

季節は、まさしく三寒四温。天気の変わりやすい日が続きます。
体調を崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸