第130号 2018年4月発行
「段取り」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知、今年の桜は早かったです。というより、早過ぎでした。
何しろ、開花の発表があったのは、3月15日(全国トップ!)
去年が3月29日でしたので、なんと2週間も早い事に!

しかしというか、やっぱりというか、咲くのが早ければ散るのも早い!
そろそろ「お花見」を!と、カレンダーと相談をしておりましたら、
もうすでに遅し! もうすっかり葉桜で、「お花見」は計画倒れとなりました。
(2018年4月6日、イキイキ元気倶楽部通信:執筆中)

何事も、そろそろと思う頃に計画をするようではダメで、
先手先手で段取りをしなければなりませんね。

そんな「段取り」つながりで、うまくいった「段取り」を2つお話をさせて頂きます。

まず、一つ目は「飲み会」の段取りです。
今回の「飲み会」のメンバーは、大学時代の友人(男ばっかり)です。

事の発端は、息子の中学校の卒業式の事でした。
後ろから「細川く~ん」と呼ぶ声がありまして、ふっと振り返りましたら、
大学時代の寮の友人でした。どうやら、子供同士が同級生のようです。
(卒業式で、その事実を初めて知りました。)

私は大学時代、東京の土佐寮という寮で生活をしておりました。
寮生は、高知県出身で東京の大学に進学した学生が対象です。
(1学年、10人程度でしたので、40人程の寮でした。)

その友人とは、もう20年以上も会ってなく、久しぶりの再会です。
懐かしい話に花が咲き、「今度、土佐寮のメンバーで一緒に飲もうか?」という事で、
私が段取りをする事になりました。

早速その夜、ひとまず私が連絡の取れる友人に電話をし
日時とお店を伝え、このビッグイベントの拡散をお願いしました。
と、いいますのも、もう20年近く会っていませんので、
私が連絡が取れるの友人は、数人です。

それで当日、集まった人数は・・・14人!

東京の大学でしたから、そのまま東京で就職した者も多いですし
高知の企業に就職しても、県外に転勤で出ている者も多く、
14人は、よく集まった方です。
しっかり「段取り」した甲斐がありました。
(と、いうより、みんながよく話をまわしてくれました。)

集まった面々は、20年以上も会ってない久しぶりぶりの顔ぶれです。
体型が大幅に変わっている者や、髪の色が白くなっている者、等々
20年という年月を感じえずにいられません。
(私は?といいますと、あまり変わっていないほうかもしれません。)

それにしても、一緒に寮で寝食を共にした仲間というのは、
気心は知れてますし、遠慮は要りません。
昔話は満開そのもので、時間はあっという間に過ぎました。

一番の傑作話は、エイプリルフールに1年生全員を騙した「杣山(そまやま)大作戦」です。

どんな作戦かといいますと、
当時4年生の私が、1年生に扮し、4月1日に入寮してきた1年生の中に紛れ込み、
1ヵ月間、1年生として一緒に生活をし、5月の寮祭(寮のお祭り)の日に正体を明かす。
2年生以上の寮生全員で仕込んだ大掛かりなものです。

私のアルバイト先の上司が杣山(そまやま)さんというお名前でしたので、
そのお名前を拝借して、1年生の杣山(そまやま)君を演じました。

今回の飲み会に、当時1年生だった者も参加しており、
寮祭当日の出来事は、本当に何が何だか分からなかったと、
思い出し笑いで話してくれました。

今度はもっと人数を集めて、という話で盛り上がり、
久しぶりに笑いすぎて腹筋の痛いお酒を楽しみました。
やっぱり、旧友との飲み会はいいですね。

次の「段取り」は、どくだみ畑です。
「桜の季節」は終わりましたが、これから「どくだみの季節」です。

今年は、例年以上の豊作を目標にし、
秋からしっかりと「段取り」をしてきました。
そして人員も増やし、しっかりと草引きをして、この春を迎えました。

夏の厳しい暑さの中、冬の厳しい寒さの中、草引き作業は本当に大変でした。
汗を流してくれたみんなに、心から感謝したいです。

そして、迎えた春の畑がこちらです。

どくだみ畑 どくだみ畑

やっぱり、何事も「段取り」ですね。
「段取り」せずに、思いつきだけで動いた時は、あまりいい結果がでないように思います。
しっかり計画して、しっかり準備して、しっかり実行すれば、しっかり成果がでます。
(成果がでない事も多々ありますが・・・。成果を出すのは本当に難しいです。)

このままいけば、4月末から5月いっぱいに大豊作で収穫・搾汁を迎える事でしょう。
これから、大忙しになってきます。

搾汁作業時は、私も単身赴任で現場に入り、しっかりとした製品作りに励みます。
何しろ、十黒梅の主原料のどくだみの青汁(搾り汁)です。
ベストの状態でどくだみの青汁(搾り汁)を作るよう努めます。

今から、搾汁作業に向けて、しっかりと「段取り」をしていきたいと思います。

季節は、初夏に向かって一気にアクセルを踏んでいるようです。
体調を崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸