第154号 2020年4月発行
「どくだみが顔をみせてくれました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

現在、連日連夜、新型コロナウィルスのニュースが流れています。
どうか皆様、健康管理には十二分にご注意くださいませ。
そして、1日でも早い終息を心より願っております。

さて、いよいよ4月、春がやって参りました。
こちら高知は、満開の桜の見頃を迎えております。(4月6日現在)
今年は、新型コロナウィルスの影響で、いわゆる「お花見」は自粛しておりますが、
弊社事務所の窓から見える、隣の公園の桜をガラス越しに見て、
昼食は「お花見弁当」(普段のお弁当)を楽しんでおります。

窓から桜 窓から桜

この先、厳しい冬の寒さに終わりを告げ、
陽気で暖かな春に季節は移っていくことでしょう。

そんな陽気に包まれ、高知県黒潮町のどくだみ畑のどくだみは、
少しずつ、元気な顔を見せてくれるようになりました。

どくだみ栽培 どくだみ栽培

今年は、暖冬のせいもあり、どくだみの生育は順調そのものです。
ですがっ! 他の雑草の生育も順調そのもの!というより、順調過ぎです。

2008年に、自社の畑を所有し、どくだみを今まで育ててきました。
その中で、今年ほど、雑草が元気な年はありません。

何しろ、農薬を使わず栽培をしておりますので、
その勢いは、絶好調をキープし続けておりまして。。。

この雑草達に、毎日毎日、ただひたすら、
立ち向かっております、我が草引きメンバー達を
本当に本当に心から誇りに思っております。

どくだみ栽培 どくだみ栽培

雑草の中で特に、威張っているのが・・・・「たんぽぽ」
あの可愛らしい「たんぽぽ」が、どくだみを押しのけるかのように、
大きな葉をいっぱいに広げて、居座っています。
そして、根を大きくしっかりと土中に張っているので、
抜くのに、大変な労力を要します。

それから、「よもぎ」 これもなかなかのやっかいもの、
地中で増える性質があるため、根をしっかり取らないと、
また次から次へと・・・

それから、それから「はこべ(はこべら)」
「春の七草」の一つの「はこべ(はこべら)」で、
七草がゆの時には、重宝がられる草なのですが、
「はびこる」が語源ではないかと言われる程、生命力が強く、
この雑草も、一度抜き、二度抜き、三度抜き、抜いても抜いても・・・と、
大変、厄介な雑草です。

・・・・と、主な雑草の名前を列挙しましたが、
「たんぽぽ」は、ハーブティーにしてみたり
「よもぎ」は、よもぎ餅等に、「はこべ(はこべら)」は、七草がゆ等に、
どれも薬草として、昔から親しまれてきているものばかりです。

そう視点を変えると、
私どもの畑は、薬草がいっぱい!
私どもの畑は、なかなかのものではないか?
視点を変えれば、気持ちの持ちようも、
ポジティブに明るくなってくるような気もします。

以前、お世話になった方が、この畑をご覧頂いた時に
「細川さん、ここは、幸せ発信基地ですね!」と、
身に余る、嬉しいお言葉を頂いた事があります。

その言葉を頂いた時、
「そうだ!ここから、この地から
皆様のお役に立つ事ができる『どくだみ』が育ってくれているんだ」
そう、強く心に感じました。

これから、収穫期に向けて、どくだみが元気に育つためのお世話を
スタッフ一同、ポジティブな明るい気持ちで、元気に取り組んで参ります。

季節は、桜満開の明るい春ですが、
前述しました通り、今年は不穏なウィルスが流行しております。
重ね重ねとなりますが、
どうか、体調管理には十二分に、お気をつけくださいませ。


細川泰伸