こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。
暦は11月に入りました。こちら南国高知も、山は紅葉を始め、
少しずつ冬の季節を感じるようになりました。
朝夕は寒さを感じるものの、日中はちょうどいい陽射しで、
GoToトラベルには、最適の季節かもしれません。
高知市内の自宅から、どくだみ畑と工場がある黒潮町に向かう道中でも、
県外ナンバーの車を見かけるようになり、
(春先から夏頃までは、一台も見かけませんでした。)
少しずつ、以前のような活気が戻りつつあるように感じます。
ただ、まだまだコロナ禍の中です。
手洗い、うがい、ソーシャルディスタンス、etc
しっかりと対策をして健康管理には気をつけたいと思います。
さて、今回の手作り新聞では、その「どくだみ畑」の現況をお話しさせて頂きます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)は
2007年5月の発売以来、13年もの間、皆様に永くご愛飲頂いております。
これも偏に、ご愛飲者様皆様のおかげでございます。
本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
この13年間で、どくだみの生産をお願いしている農家さんも高齢化が進み、
これまでのような生産量の見込みが難しい状況になってきました。
それで、今後の事を考え、自社でどくだみをしっかりと確保すべく、
今年は栽培面積を増やす計画を立て、
現在、新しい畑に、どくだみの植え付け作業に汗を流しております。
どのようにして、どくだみを植え付けるかといいますと、
「既存の畑のどくだみの根を掘り起こし、新しい畑に移植をします。」
文章にしてみたら、たった1行で済んでしまいましたが、、、、、
実際の作業となりますと、そう簡単にはいきません。
「言うは易く行うは難し」と昔からよく言われるように、
実際にやってみると、なかなか大変なものです。
畑にスコップを入れ、土ごとどくだみの根を掘り起こすわけですが、
その土が重いのなんの、やってみると結構な体力仕事です。
道路等の補修工事の現場で、
スコップを使って土を掘る作業の方をよく見かけますが、
よく、あんなに軽々と仕事ができるものだと尊敬してしまいます。
それで、掘り起こした土を見てみますと・・・・
どくだみの根がビッシリ!さすがどくだみっ!その生命力の凄さを感じます。
丁寧に土を振るい落とし、どくだみの根だけを選別します。
次は、新しい畑への植え付けです。
事前に畑を畝立てし、その畝に溝を作り、どくだみの根を植え付けます。
「畑仕事は無心になれる」という言葉をよく耳にします。
本当にまさにその通りです。
植えている時の心境は、
「しっかりと元気に育って!」・・・・全集中です。
そして、植え付けた畑を眺めてみますと・・・・
心が、晴れ晴れとし、にこやかな気持ちになります。
何しろ、この畑がどくだみでいっぱいになる光景を想像すると、、、、
そして、少しずつ、どくだみの栽培面積が増えていく様子に、
十黒梅をご愛飲の皆様に、これからも安心して
永くお飲み頂くことができると思うと、感慨無量です。
この植え付け作業は、12月中旬まで続きそうです。
今回、この植え付け作業を通じ、
私は、大きな学びを得たように感じています。
それは、「どくだみの根の力」です。
スコップで土を掘り起こすと・・・
土の中に、縦横無尽にビッシリと根を伸ばしているのです。
その生命力の凄さを改めて実感しました。
どくだみは、抜いても抜いてもまた生えてくる。
駆除しても駆除しても、またどんどん生えてくる。
どくだみの根を見ると、これでは、なかなか駆除できなのも納得です。
どんなに抜かれようが、どんなに駆除されようが、
たくましく生き抜いてきたその姿にただただ驚くばかりです。
今年は、例年になく特に大変な一年だったと思います。
しかし、歴史を紐解いた時、もっともっと大変な時があったのではないでしょうか?
そんな大変な中も、このどくだみは、根を残し続けてきました。
現に書物等で、千年前の平安時代から愛されていたともあります。
生息し始めたのは、もっともっと古い歴史があるはずです。
どくだみの根は私に、
「越えれない山はない!」
そう教えてくれたように思います。
ちなみに、私の好きな洋楽の一つに
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルが歌った
「Ain’t No Mountain High Enough」
(日本語直訳:越えれない山はない)
という楽曲があります。
この曲は、ダイアナ・ロスや多くのアーティストがカバーしたり
映画「天使にラブソングを2」で使われたりの名曲です。
ここ数日、この曲を毎日聞いて、
「ようし、頑張るぞ!」と気持ちを盛り上げています。
これからも、皆様に永くご愛飲頂く事ができるよう、
十黒梅を通じてお役に立てますよう、
そして、どくだみの根のようにしっかりと大地に根を張って、頑張って参ります。
季節は、寒い冬がもう目前、
今年も残り少なくなってきました。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には十分にお気をつけてお過ごしくださいませ。
最後に、毎年恒例のオリジナル卓上カレンダーを
同封させて頂きましたので、どうぞお役立てくださいませ。
それでは、失礼します。