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第142号 2019年4月発行
「どくだみ10年」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

只今、こちら南国高知は桜満開を迎えております。
( 4/4執筆中。この手作り新聞が、皆様のお手元にお届けの頃は、
 どんどん北上し、東北の方でも、桜の明るいニュースで溢れている事でしょう。)

弊社が隣接する公園の桜も、今まさに一番の見頃で、
お昼休みは、窓から桜を愛でながら、お弁当を楽しんでおります。

おそらく、いや間違いなく7日(日)は、
桜の名所の各所では、お花見のお客で大賑わいすることでしょう。

桜の花は、咲いたと思いきや、パッと散りますので、
平成最後の桜を、存分に楽しみたいと思います。

そんな「桜」の季節、次にやってくるのが「どくだみ」の季節です。

4月4日(木)現在、冬の間、力を蓄えていた「どくだみ」が、
畑一面に元気な顔を見せてくれました。(自然の恵みに心から感謝です。)

どくだみ畑20190401 どくだみ畑20190402

2009年に、この畑に「どくだみ」を植えてから、
今年は2019年ですから、あっという間の10年となります。

思い起こせばこの10年間、まさに、雑草との格闘でした。

植え始めの当初は、雑草だらけの荒れに荒れたこの畑を、
地元の農家さんのご協力できれいに耕したのですが、
雑草達は、そう簡単にどくだみに居場所を譲ってくれません。

最初の1~2年目、長い間居座っていた雑草達は、抜いても抜いても、
根を残し実を落とし、生命を永らえます。

3~4年目、実が風に乗って飛んできたのか、
今度は、新しい雑草が勢力を増してきます。

5~6年目、少しずつ、どくだみの勢力が上回ってきても、
そのどくだみの間を縫うように、雑草が生えてきます。

7~9年目、どくだみの植え付け面積を増やすと、
草引き作業の手薄になってきたところを狙ったかのように雑草が顔を出します。

迎えた10年目、今年も雑草との格闘の毎日ですが、
随分とどくだみの勢力が強くなってきておりますので、
植え付け当初のような事は、きっとないでしょう。

「ローマは1日にして成らず」という、ことわざがありますが、
まさにその通りで、何事も年月が掛かるものだとつくづく思います。
終わりのない雑草との格闘に、どくだみの栽培は、さしずめ、
「どくだみは10年にしても成らず」といったところでしょうか?

それから「継続は力なり」という、ことわざもあります。
この10年、頑張って続けてきて確かなものになったと自負しております。
そして、ここまでこうして長く続けてこれたのは、
偏に、十黒梅をご愛飲の皆様がいらっしゃっての事でございます。

皆様から頂く嬉しいお声、元気なお声があるからこそ、
しっかり、どくだみを作らねばという思いになります。
本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

そして、草引きに奮闘してくれた草引きメンバー、
それから関係者の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

さらに、10年前の2009年を振り返りますと、
「どくだみの搾り工場」が完成し、稼動を始めた年にもなります。

妻の体調不良がきっかけで、開発をしました十黒梅(じゅっこくばい)。
開発当初は、まさか、自分で畑や搾り工場を持つようになるとは、
夢にも思っていませんでした。

開発途中に、当時6歳の長女が学校の帰り道、誰も触ることもないどくだみを
小さな花束にして「プレゼント♪」と、持って帰ってきたこと
発売間近、4歳だった長男が初詣で、
「どくだみがうれますように」と手を合わせてくれたこと。
(補足: この春、長女は大学に進学し、長男は高校2年生になります。)

商品が出来上がり、大量に到着した際、もし売なかったらどうしよう?と心配した私に
妻が「自分達が一生飲みたいと思って作った商品、一生分を先に買ったと思えばいい」と
心強く励ましたくれたことを昨日の事のように思い出します。

この10年を振り返り、十黒梅の開発にご強力頂いた大学の先生、
どくだみを栽培にご尽力を頂いた農家さん、工場設備にご協力頂いた皆様、
その他、いろいろな事で力を頂いた関係者の皆様、
それから、永く十黒梅をご愛飲頂いている皆様。
皆様のお陰で、この10年があったと心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

そして改めて、これからも、どくだみを通じ
皆様のお役に立てよう頑張ろう、社員一同そう決意を新たに致しました。

青葉若葉のさわやかな季節まで、オートマティックに駆け足です。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸