第54号 2011年12月発行
「2011年、本当にありがとうございました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

月日の経つのは本当に早いもので、今年も残すところ12月だけとなりました。
おそらく、皆様のところに、この新聞がお届けできるのが、中旬頃だと思いますので、
残すところ2週間あまりといったところでしょうか?

今年一年を振り返りまして、何といっても3月11日に発生しました東日本大震災が
あまりにも大きすぎる、言葉では言い表せない大変な出来事だったと思います。

改めて、犠牲になられました方々のご冥福をお祈りするとともに、
被害に遭われました皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
また、被災地の一刻も早い復興を、
そしてご無事とご健康を心より切にお祈り申し上げます。

それから今年は、台風の被害、欧州危機、円高、中東の春、・・・・etc
例年よりも暗いニュースが多かった一年のように感じます。
そんな中、「なでしこジャパン」の活躍は、
本当に夢と希望と感動を与えてくれました。

私は、サッカーにはあまり興味がない方ですが、
アメリカとの決勝戦は、早朝よりテレビに釘付けとなり、
目頭が熱くなる思いがしました。

特に印象的だったのが、澤選手の2-1からの神業的な同点ゴールです。
何度、リプレイで見ても、どうやって決めたのか私には理解が難しいのです。

その他にも、PK選での海堀選手のファインセーブ、
2―2の延長後半終了間際の岩清水選手のスーパータックル、等々
思わず、「おおおおぉぉぉっっっっ!!!!!」と声に出したシーンがありました。
「夢は叶う」 意気消沈した日本に、
大きな大きな大きな希望をプレゼントしてくれました。

さて、私どもにとりましての2011年は、真価が問われた大きな一年でした。
といいますのは、2007年5月より、この十黒梅(じゅっこくばい)を発売開始し、
早いもので、今年で5年目となります。

開発のきっかけは、妻の体調不良で、薬学博士のアドバイスのもと、
何度もやりとりをし誕生したのが、
この生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)です。

当初、製品化に至っては、農地法や酒造免許等々
大きな壁が立ちはだかりました。
一般の会社が農地を持つのは、農地法で禁止されております。
原材料のどくだみを確保するのは困難を極めました。
また、十黒梅はお酒になります。お酒を造るのには、酒造免許が必要となります。
酒造会社様に全量買取の条件で製造をお願いするしかありませんでした。

製品が出来上がり、私どもの所に届いた時、
積み上がった製品のあまりの多さに
「もし、これが売れなかったら・・・・」と不安でいっぱいの気持ちになりましたが、

妻:「私達家族が一生かけて、飲めばいいでしょ、
私達が一生続けて飲みたいと思って作った商品だし、
ちょうど一生分ぐらいじゃない?」と、
横で言ってくれました。本当に勇気付けられましたし、
今でも昨日の事のように覚えています。

発売後、多くのお客様から
「十黒梅という強い味方があり、幸せです・・・」
「ずっと悩んでいましたが、こんなに早く治ったことはなかったので、感激です。」
「驚きました!本当に出なくなったんです。」
「ピタッと出なくなり、びっくりしてます。」
「今では確実に軽くなってきたように思います。」等々
嬉しいお声を頂きました。そのお声の数々は私どもの予想を遥かに超えるものでした。

皆様のお役に立てる喜びを感じると同時に、
もしも、原料が足らなくなったら・・・、大変なご迷惑をお掛けする事になる!
そう、気持ちが引き締まる思いがしました。

そこで、2006年には、高知県幡多郡黒潮町でどくだみの栽培の準備を始め、
地元農家さんらが「黒潮町ドクダミ生産組合」を立ち上げ、本格栽培が始まりました。

2008年には、栽培と搾り加工をする「株式会社どくだみ農園」を新たに自ら立上げ、
農地法における条件をクリアし、2009年は自らの農地も確保し、
搾り工場も整備して、自ら原料であるドクダミを加工製造するに至りました。

そして、さらに皆様のお役に立てる、喜んで頂ける商品作りをしたいと思う一心で、
2010年には、周りの誰からも酒造免許の新規取得は非常に困難だと言われる中、
酒造会社様に修行に行く等、酒造免許取得の準備を進め、工場設備も整備し、
晴れて無事に酒造免許を頂きました。

これも偏に、十黒梅をご愛飲の皆様のお陰と心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

今年2011年は、栽培から搾り加工、酒造、そして販売までを一貫して
出来るようになって2年目になり、本当に皆様のお役に立てるようになったのか、
真価を問われた一年でありました。

「風邪をひきやすく、病院通いも多かったのが、うそのようです。」
「おかげ様で出なくなって眠れるようになりました。」
「上をむいて眠れる喜びに感謝しています。」
「風邪をひくことも無く日々快走しています。」
「・・・コレ 本当にびっくりです。」
「信じて飲み続けてよかったと感謝しています。」
「この優れ物には感謝、感謝です 。」
「どくだみの十黒梅が、私を救ってくれました。」等々
嬉しいお声、温かいお声をたくさん頂きました。

改めて、今まで農地法や酒造免許等の大きな壁がありましたが、
頑張って乗り越えてきて、本当に良かったと感謝しております。

私は会社を起業する前は、主に食品の商品開発を担当し、
一生懸命作った商品がお客様に喜んで頂く事に、喜びを感じておりました。

今の世の中は、一般的に製品がお客様のお手元まで届くには
「製造メーカー」→「卸業者」→「小売業者」→「お客様」と
いった流れが主流だと思います。

そうした中では、お客様から製造メーカーまで、
お声が届くことはなかなか難しいのが現実です。

またその反対の、製造メーカーからお客様に、
どんな思いで作ったのかをお伝えするのも同じです。
私は、どうすればお客様のご感想やお声を頂く事ができるのか、
どうすればお客様に商品開発の思いをお伝えできるのか?
悶々とした日々を送っておりました。

そんなある日、ある方から
「インターネットはお客様と直接やりとりができる」と聞いた時、
涙が止らなかった事を今でもはっきりと覚えております。
(2000年4月の事でした。)

それから11年、今年2011年は、自ら開発し栽培から加工・製品化した
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)を
インターネットを通じてお客様のもとへお届けすることができるようになりました。
私達の商品開発の思いもお伝えしながら、お客様からの嬉しいお声、温かいお声、
そして貴重なご意見までもを直接頂く事ができ、
本当に嬉しく、有難く感じております。

2012年もこれまで以上に、皆様のお役に立てますよう
喜んで頂けますよう社員一同頑張って参ります。
来年も、何卒どうぞよろしくお願いします。
今年一年、本当に本当にありがとうございました。
社員一同、心より感謝申し上げます。
皆様にとりまして、2012年が良きお年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸