第73号 2013年7月発行
「大盛り上がりの幡多(はた)」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

4月下旬より始まりましたどくだみの収穫と搾り加工は、
予想以上の豊作で無事に終了致しました。
これもそれも、どくだみの栽培に汗を流して頂いた農家の皆様、
そして、一緒に搾り加工に努めてくれた社員やアルバイトの方々
販売の方の留守をしっかりと守ってくれた妻や社員のみんな、
それから、毎日、十黒梅をご愛飲頂いております皆様のお陰と心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

これで、しっかりと十黒梅(じゅっこくばい)の原材料が確保でき、
十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲の皆様に安心して頂けるかと思うと、
感謝の気持ちの中に、ほっとした気持ちが溶け込み、
そう、ちょうど香り高いコーヒーにフレッシュミルクをクルックルッと溶け合わせたように、
ありがたく、嬉しく、ほっとした心温まる思いがしております。
(すみません、ボキャブラリーが乏しくて・・・)

そして、今回何よりも嬉しく感謝しているのは、
今年も誰一人として怪我もなく無事に終えた事です。

どくだみの搾り加工といいますと、まず、どくだみをしっかりと洗い、
その後、高速回転の鋭利なカッターでみじん切りにします。
そして、そのみじん切りにしたどくだみを圧搾して搾り汁が出来上がります。

言葉にすれば簡単ですが、一つ不注意があれば大怪我をしてしまう
非常に危険な機械が列を連ねています。

私は以前、当時の職場で、私の不注意で右手の人差し指が機械に挟まり、
第一関節から先を飛ばすという大怪我の経験があります。
救急車で運ばれ、すぐに結着手術をして入院生活を3ヶ月以上送りました。
お陰様で、無事に手術は成功し、経過も順調で、
少し不恰好な指で、少し不便ではありますが、
現在では、日常の生活には何ら問題はなく、日々励んでおります。

その経験があり、搾り作業の日には、毎日朝礼をし、私の怪我をした指を全員に見せ、
機械を安全に取り扱う事を徹底してきました。
その甲斐もあってか、全員が気をつけてくれ、
これまで誰一人として怪我がなかった事を人一倍嬉しく感じております。

ともあれ、私どもにとりまして、一番大切などくだみの収穫と搾り加工が無事に終りました。
皆様、本当にありがとうございました。重ねて心より感謝申し上げます。

さて、そのどくだみ畑のある「黒潮町」、そしてその「黒潮町」を含む「幡多(はた)地域」が
今年は何やら脚光を浴びていますので、その話題を2つご紹介させて頂きます。

まず1つ目、映画やドラマのロケ地として賑わっています。

黒潮町を舞台にした映画「月の下まで」が6月22日からTOHOシネマズ高知を皮切りに、
9月14日から渋谷ユーロベース(東京)他で上映が予定されています。

私はまだ観に行っておりませんが、観に行った方によれば、
「ジーンときて涙が出てきた」という声を聞きました。

内容は、黒潮町の風景の中で繰り広げられる、カツオ漁一筋に生きてきた不器用な父親と
知的障がいのある息子との葛藤と再生を描いた作品です。
鹿島神社や佐賀漁港、土佐佐賀駅、大方高校など、
ロケ地となった町内各地の風景がスクリーンに映し出されます。
(黒潮町ホームページより抜粋)

是非、機会がありましたらご覧頂ければ幸いです。

それから、黒潮町のお隣の四万十市は、
昨年『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』が舞台となり、
一躍脚光を浴びました。
今年は観光客の方も増えたようで、四万十市では、
その続編の製作を要望する署名活動を行っているようです。

次に2つ目、現在「楽しまんと!はた博」が開催されています。

「楽しまんと!はた博」とは、
高知県の西部にある「幡多(はた)」という地域の6市町村が連携し、
平成25年7月1日から12月31日までの約半年間、海・山・川の大自然を体験して頂き、
地域の食材・産物の恵みを知っていただく広域観光キャンペーンです。

いろいろな地域で、いろいろなイベントを行っておりますので、
「楽しまんと!はた博」の公式ホームページ をご参考にして頂ければ幸いです。

個人的に、私が注目をしているイベントは7月7日に黒潮町で開催される
「星降る砂浜美術館★砂と光のアート展」です。

(すみません、この手作り新聞の執筆は7月の初めで、
皆様にお届けが中旬~下旬になりますので、
もう終っているイベントになります。どうぞご了承くださいませ。)

黒潮町の入野海岸は、長さ約4km・幅約200mの広大な砂浜を持つ、
日本の渚百選にも選ばれた海岸です。
その海岸に、昼は見事な砂像を作り、
夜は作家酒井敦美さんのあたたかく幻想的「光の切り絵」を浮かべ、
世界初の砂像と光の切り絵の夢の世界が楽しめるイベントです。

私は、何度かそこで「砂像」を鑑賞した事があり、
その出来栄えに心を奪われた事があります。
「砂像」は、北海道・雪祭りの氷の像をイメージして頂ければ分りやすいと思います。
そのような造形を砂で作って表現した物です。
今回は、その「砂像」に「光の切り絵」がコラボレーションする初めての試み、
私も全く想像がつきません。

その他にも、黒潮町では「もどりガツオ祭」「ホエールウォッチング」
四万十市では、「四万十川のほとりで流しソーメン」「お座敷大交流会」「カヌー大会」
土佐清水市では「清水のおきゃく」「花火大会」「皿鉢(さわち)料理早食い競争」
宿毛市では「シュノーケリングに釣りにバーベキュー鵜来島の休日」「黒鯛釣り大会」や
大月町では、「お魚博士と行く 柏島子どもサマースクール」
「大月の幸を大食い早食い選手権」
三原村では、「三原村 秋のどぶろく農林文化祭」「ニッポンの田舎あそび運動会」
などなどが開催される予定です。
(日程は、それぞれ異なりますので、事前にご確認をお願いします。)

以上、一人で盛り上がっている細川が幡多(はた)の盛り上がりをお伝えしました。

7月に入り、雨の日が多く体調管理が難しい毎日が続いております。
これから梅雨が明け、季節は真夏に向けて一直線、猛ダッシュ!!
皆様も体調など崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸