第117号 2017年3月発行
「3月といえば・・・」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

3月に入り、夜明けの時刻も早くなり、寒さはずいぶんと和らいできました。
どくだみ畑のどくだみ達も、ちらりちらりと顔をのぞかせ、
心躍る陽気な春は、もう目の前のような気がします。

そして3月といえば・・・桃の節句、ホワイトデー、卒業式、春のセンバツ高校野球、
大相撲春場所、土佐のおきゃく、etc イベントが目白押し!

●補足説明:土佐のおきゃく ——————————————–
「おきゃく」とは、土佐弁で宴会のことで、今年は3/4~12の間、
高知の街を会場とした大きな大きな大きな宴会が開催されます。
酒飲み高知ならではの酒飲みメインのビッグイベントです。
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その目白押しの中、個人的に大注目をしておりますのが・・・
3月18日(土)公開予定、映画「3月のライオン」です!!!!!

「3月のライオン」とは、原作:羽海野チカによる将棋を題材にした漫画で、
現在、アニメ化され、毎週土曜23:00~NHK総合テレビにて好評放送中です。
今回、その漫画が実写化され、スクリーンにて公開されることになりました。

まだアニメを見た段階なのですが、この作品は、なかなかなかなかです。
元来、私が将棋好きというのもありますが、いろいろなキャラクターを通じ、
生きる理由、闘う理由、人を思う理由・・・何か心が動かされるストーリーなのです。
(すみません、私のボキャブラー不足で、これぐらいしか表現できません。)

それで・・・
私の「将棋」に対する思いを少しだけ、お話させて頂きたいと思います。

未熟な私が物申すのも、はなはだ恥ずかしいのですが、
「将棋」には、さまざまな能力が必要だと思います。

具体的にいえば、いろいろな戦い方を知る「知識力」、過去の戦いを記憶している「記憶力」
どんな戦い方に持ち込むか「想像力」、先を読み切る「思考力」、研ぎ澄まされた「集中力」、
一手一手を決める「決断力」、ここぞっ!と覚悟・肚(ハラ)を決める「肚力・胆力」・・・等々

今回、この手作り新聞では、ここぞっ!と覚悟・肚(ハラ)を決める「肚力・胆力」について
少しだけ掘り下げたいと思います。

皆様もご存知の羽生善治三冠(王位・王座・棋聖)2017.3.3現在、
ここぞっ!という大事な一手(おそらく、勝ちを意識した一手だと思います)では、
駒を掴んだ指がブルブルッと大きく震え、盤上にゴリゴリッと指すシーンが有名です。

大事な大事な大事な一局、第一線のトップ中のトップでも、ここぞっ!という一手は、
私には、想像すらできないくらい、とてつもなく心を震わせる瞬間だと想像します。

私も、時々将棋を指しますが、ここぞっ!という場面、勝負を分けるギリギリの場面、
どの手を指すか、本当に本当に本当に迷いに迷います。
なかなか、肚(ハラ)を決める事ができません。

しかし、将棋は必ず一手を指さなければなりません。
「待った」はありませんし、誰のアドバイスも誰の指示もありません。
自分で考え抜き、自分で覚悟を決め、自分で指す、
自分で決断した一手には全て自分が責任を持つ、
「想定外でした」は通用しませんし、他人のせいにする事もできません。

そして、このことを、私の未熟なこれまでの人生の歩みに照らし合わすと、
さまざま場面場面で、一手(選択)を迫られ、
その都度、数ある選択肢の中から一手を選んで、これまでの道を歩いてきました。

両親をはじめ、先生、先輩、お世話を頂いたいろいろな方々の
アドバイスや指針の元に選んできた選択もあれば、
自分で覚悟を決め、肚をくくって決断した選択もありました。

振り返ってみますと、前者の方が大部分を占めており、
その選択のほとんどは間違いがなく、導いて頂き、感謝の気持ちで一杯です。
そして、後者の中で一番、肚(ハラ)を決めたのは、「どくだみ」でした。

妻が体調を崩したのがきっかけで、何とかせねば!と思い、「どくだみ」に辿き、
十黒梅に肚(ハラ)を決めた時は、相当な「肚力・胆力」でした。
しかし今思えば、その決断は本当に良かったのだと心の底から感じます。

なぜならば、2007年の発売以来、永くに渡り多くの方にご愛飲頂いており、
毎日のように頂く皆様からの嬉しいお声に、いつも励まされているからです。
(GoogleやYahoo!などで「十黒梅 体験談」のキーワードで、検索して下さい。
 2017年3月3日現在、のべ 1,651件のお声を頂いております。)

毎日流れてくるテレビショッピングや、新聞の折込チラシ等には、
次から次に新しい商品が紹介されています。
そして、その裏側には、消えてなくなる商品も次々と・・・・

こうして、発売以来、今年で10年を迎える事ができたのは
偏に、毎日、十黒梅をご愛飲頂いていらっしゃる皆様のお陰でございます。
本当に感謝の気持ちで一杯です、心よりお礼申し上げます。

これからも、自分が選んだ「十黒梅」
しっかりと責任を持って、皆様のお役に立てるよう
どくだみの栽培、青汁の加工、酒造、販売、お届けまで
社員一同、気持ちを込めて頑張って参ります。

季節はこれから陽気な春に向かって、寒暖の変化が大きな毎日が続き
衣服選びに頭を悩まされると思います。
お風邪など召さぬよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸