第172号 2021年10月発行
「ご縁に感謝」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら高知県は、ここのところ、朝夕がだんだん涼しくなってきました。
やっと暑い暑い暑い夏が終わろうか、そんなこの頃です。

今年の夏は、例年と比べ雨の多い冷夏という事もあり、
野菜の価格が高騰しているとのニュースを見聞きしました。

私どものどくだみ畑のどくだみは、いつも通りの秋の姿を見せてくれています。
(これも、毎日頑張っている草引きメンバーのお陰です。
 本当にありがたく、誇りに思っています。)

おそらく、来年の春には、元気な姿を見せてくれるでしょう。

そんな期待を胸に、太平洋からの風を受ける広いどくだみ畑の上で、
いつも強く思う事があります。

それは、今までたくさんの方々とのご縁があり、
その皆様、恩人のお陰で今がある。という事です。

今回の手作り新聞では、たくさんの恩人の中でも、
特に3人の恩人とのご縁について、お話をさせて頂きます。

まず1人目は、
十黒梅の開発に多大なるご協力を頂きました、
熊本・崇城大学の名誉教授、村上光太郎先生です。

時は、十数年前に遡ります。

『「人」を「良」くする「食」を通じ、
毎日のイキイキ生活を応援します』 を企業理念として、
妻と二人で、株式会社食援隊を立ち上げました。

創業当初は、手作りの冷凍総菜をインターネット通販で販売しておりました。
商品は冷凍品なので、大きな冷凍庫の中で、
商品のピッキング、そして梱包作業となります。
一年中、真夏でも冷凍庫の中は、マイナスカチカチの温度で、
その中で毎日約3時間程、作業をします。
超厚着をした上に真冬のダウンジャケットが必要になってきます。

事務職しか経験のなかった妻には、毎日のこの作業をはじめ、
さまざまな苦労があったことでしょう。
体調を崩して、度々熱を出し具合が悪くなっておりました。

当時は、すぐに治るだろうとたかをくくっておりましたが、
熱は下がるものの「咳」が全く止まらず、
苦しい思いをして、ヒューヒューという胸の音、
そして咳のしすぎで肋骨も痛めておりました。

もともと冷え性の体質、加えて体力の低下や免疫力も下がっていたのか、
口の中には、常に口内炎もでき、大変そうでした。

病院をあちこちと通いますが、特に病気ではないとのこと。
薬を貰ってきますが、改善の兆しが見えません。
食卓には食後に飲む薬が並び、何かやるせない思いがしました。

そんなある日、家に帰ると、妻が部屋の真ん中で倒れていました。
(妻は、気力体力が。。としんどくて横になっていただけ…と言っていましたが。。)
私には、これまでいつも元気なはずの妻が、
少し痩せてぐったりと倒れているように見えました。

『「人」を「良」くする「食」を通じ、
毎日のイキイキ生活を応援します』 と言いながら、
一番身近な大事な人さえも良くできないのか!
そんな思いが体中に駆け巡り、
本当に『「人」を「良」くする「食」』を探そうと決心しました。

いろいろな書物や情報を調べていくうちに、「薬草」に辿り着き、
詳しい専門家に直接教えを頂こうと思い、さらに書物を調べました。

そうした中、「薬草」関連のたくさんの書物の著者に、
お隣の徳島県の徳島大学の村上光太郎教授のお名前が散見され、
内容も非常に詳しかったので、この先生に会いに行こうと思いました。

正直、会って頂けるかどうか、心配でしたが、
思い切って、アポイントの電話を大学にしますと、、、、
熊本県の崇城大学に転勤されたとの事。

徳島なら近いが、熊本は海を超えて、ちょっと遠い・・・
そんな思いがしましたが、ここは一度、心に決めた事です。
大学に電話をし、村上先生につないで頂きました。

どこの馬の骨かも分からない私のお願いです。
断られる覚悟で事情を説明し、教えを頂きたい旨を伝えたところ、
なんと、お忙しい中、時間を作って頂けるとのこと。

妻と二人で先生に会いに行き、経緯を詳しく説明、思いを伝えましたら、
先生:「どくだみがいい、特にどくだみ酒がいい。」と教えて頂き、
その後、先生のアドバイスを頂きながら完成したのが、
「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)」です。

後で聞いたお話によりますと、
先生は全国のご講演等で、その度に「どくだみ酒が良いよ!」と
熱弁されていたそうです。

先生:「実際に商品開発をしたのは、細川さんだけだよ。」と、
当時にっこりとお話を頂きました。

次に2人目は、
現在、畑と工場がある高知県黒潮町の秋田敬氏です。

商品開発当時、いざ商品は出来たものの、
安定した原料調達が一番の問題となっていました。

どくだみを栽培するには、「農地」が必要です。
一般の者は「農地」を所有する事ができません。

どくだみを栽培している農家さんを探しましたが、
モノがモノですから、いらっしゃるはずもなく、
どなたかに新しく作って頂くしかありません。

そこで、いろいろな人に相談し、栽培をお願いしましたが、
首を縦に振ってくれる農家さんは見つかりませんでした。

それもそのはず、農家さんにしてみたら、
どくだみを栽培するなんて聞いたこともないでしょうし、
いざ栽培はしたが、本当に買ってくれるのか・・・?
それに、植えるのは先祖代々の大切な農地です。

しかし、念ずれば通ずで、ありがたいご縁がありました。
その方が、黒潮町の秋田敬氏です。

ここでも、後で聞いた話によりますと、
秋田氏:「Sに頼まれたら、すぐに断れんろう。
    どくだみを育てるち、どんな男か、いっぺん顔を見て、それから断ろう」
(S氏:黒潮町で私と秋田氏をつないで頂いた方です。)

最初は、断るつもりで、会って頂いたとの事。
私の思いや経緯を聞いて頂いて、首を縦に振って頂き、
ご協力頂ける方々を集めて下さって、どくだみの栽培がスタートしました。

現在、90歳になられた今でも、農業の教えを頂き大変お世話になっております。
本当にありがたく、心から感謝しております。

お陰様で今では、広大な畑でどくだみを栽培しております。
(私の知る限り、おそらく日本一のどくだみ畑ではないかと思います。)

最後に3人目は、
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)を
永くご愛飲頂いております皆様です。

皆様のお陰で、十黒梅は、2007年5月発売以来、今年で15年目となります。

新しい商品が生まれ、消えて行き、また新しい商品が生まれる。
目まぐるしく変わる昨今。
「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅」を、永く販売させて頂いているのは、
十黒梅を永く続けてご愛飲頂いていらっしゃる皆様のお陰です。
本当に本当にありがたく、心から熱く厚く感謝申し上げます。

村上先生、秋田氏、そして十黒梅をご愛飲の皆様とのご縁がなければ、
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)は、
今この世に、存在していなかったかもしれません。いや、存在していなかったでしょう。
本当にありがとうございます!重ねてお礼申し上げます。

そして、皆様から頂くお声は、本当に嬉しく何よりの励みです。

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ある時ネットを見て十黒梅を知り、早速注文しました。
飲み始めて直ぐ効果があらわれ、咳が止ったのです。
「あれ、これ効いてるな」とビックリしました。
十黒梅に出会えて良かったなと思っています。
飲み始めて2年程になりますが、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
(長野県:O.K 様 60歳代)
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「十黒梅」に出会い、漢方薬のような薬草を丹精込めて
育てて下さる方々の事もわかり感謝しながらも、
咳の無い毎日が過せる事を願い
「十黒梅」を続けたいと思います。
(神奈川県:片野 幸永 様 80歳代)
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もうダメだ、年取った、と諦めたところ、
どくだみ十黒梅酒に出会いました。
なんと三ヶ月でよくなり、一年程続け中止。
でもまた咳が出るので再開。
4本目に入って今は舞台も平気です。
咳が出ない、とは本当に信じられないありがたさです。
(兵庫県:さんびの風 様 70歳代)
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私が、夏風邪をこじらせ喘息になり、
辛そうにしていると友達から、十黒梅を教えてもらい
すぐにお試しを注文して飲みました。
不眠症にも効いたようで、よく眠れました。。
主人にも勧めて二人で飲んでます。
寝つきが悪い私達は、嘘みたいに寝れたので
これからも続けて飲みたい思います。宜しくお願いします。
(兵庫県:M.T 様 50歳代)
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いつも十黒梅のお世話になり
ありがとうございます。

私が十黒梅を飲むことになったきっかけは、
主人が亡くなった時、
電話やお客様対応が忙しく、声が出なくなりました。

医者の診断では異状なしでしたが、
その時以来、ずっと喉の調子が悪く
「喉が痛い 喉が変!」とボヤいていました。

そんな時、友達より十黒梅のことを教えてもらい
注文することになりずっとお世話になっています。

風邪の時はもちろん、カラオケやおしゃべり会の時や
眠れない夜の一杯にも飲んでいます。

会では、「喉が痛い」と言わなくなった私に、友達が気付きました。
(大阪府:Y.S 様 70歳代)
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十黒梅をご愛飲の皆様から、
「十黒梅に出会えて、良かった」というお声を
これまでにたくさん、たくさん、たくさん頂いております。
また、何度頂いても嬉しいものです。

そして、ご愛飲の方々の参考にもなることと思います。
是非、十黒梅を飲み始めて間もない方、
もうかれこれ何年経っただろうかという方、そして、もう10年以上のご縁となる方。
その時々のご感想や近況を。どんなお声でも結構です。
同封の用紙にペンを取って頂けると幸いです。

皆様とのご縁に、心から感謝し、
これからも、「十黒梅と出会って良かった!」
「飲み続けて良かった!」と喜んで頂けるよう、
畑でのどくだみの栽培から、搾り加工、お酒造り、
そして、お届けまで、スタッフ全員で一生懸命頑張って参ります。

日中は過ごしやすいものの
朝夕は、ずいぶんと涼しさを感じるようになり、
衣服の調整に気を使うような季節となりました。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸