第165号 2021年3月発行
「3月のどくだみ畑」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

「2月は逃げる」とよく言われるように、あっという間に逃げていき、
カレンダーは3月に入りました。(3月5日、執筆中)

新型コロナウィルスも、2月と一緒にさっとに逃げて欲しいのですが、
なかなかそういうわけにいかず、まだまだ感染予防に予断がありません。
一日も早い終息を、当たり前の毎日が戻る日を願うばかりです。

この手作り新聞が皆様のお手元にお届けできるのは、
おそらく、桜の開花のニュースが聞こえ始める頃になるかと思います。

そんな桜のニュースの前に、やはりこの新聞! 「どくだみ」のニュースを
第1部「決意」 第2部「じわぁ~と感じるもの」の
2部構成で皆様にお届けしたいと思います。

まずは、第1部「決意」から

こちら南国高知・黒潮町、3月に入り、急に春めいてきました。
私どものどくだみ畑では、長く土の中で力を蓄えていた「どくだみ」が、
ちらりほらりと顔を見せ始めております。

この季節になりますと、ちゃんと顔をだしてくれるのか、
毎年、心配をしてしまいますが、私のその気持ちを心地よく裏切るように
今年も、元気そうな顔が見れて、ほっとしております。

そしてここから、収穫までの数ヶ月が私どもにとりまして
まさに気を引きしてめていかないといけない時期、
どくだみの生育も早いですが、他の雑草の生育も早いのなんの!

「上には上がいる」とよく言われていますが、本当にその通りで、
どくだみを押しのけて、どんどん伸びる雑草がたくさんいます。

一般的な作物なら、安全が認められ、
その作物に適した除草剤等を使い、雑草を退治するのですが、
私どものどくだみはそれらを使わず、栽培しております。

   私どもの雑草の退治方法は・・・・

        「抜く」

言葉にすると、たったの2文字ですが、これが非常に大変で、
抜いても抜いても、どんどん、次から次から生えてくる雑草!
過去にどくだみの栽培をあきあらめた農家さんもいらっしゃる程です。

そんな大変などくだみの栽培(草引き)を
私どもの「草引きメンバー」は、強すぎる日射しが照り付ける酷暑の中、
寒風吹きふける極寒の中、ただひたすら、雑草と格闘してきました。

本当に大変だったと思います。本当によく頑張ってくれています。

ここから収穫までの間、今までの頑張りを無駄にしないためにも、
そして何より、十黒梅をご愛飲の皆様に、ご安心してお飲み頂けるよう、
しっかりと畑の手入れに力を入れてまいります。

次に、第2部「じわぁ~と感じるもの」

この春の季節に、どくだみ畑の上に立ちますと、
足元から「じわぁ~と感じるもの」があります。

それは、「壮大な自然の営み」です。

毎年、こうして春になれば、暖かくなり草木が芽吹き始めます。
当たり前の事なのですが、この当たり前がすごいと感じます。

私の子供たちが小学生の頃
「どうして、季節があるの?」と聞かれた事があります。

私は、玄関にあったサッカーボールを地球に見立て
地球は1日かけて回転しながら(自転)
1年間かけて、太陽の周りを回っている(公転)
それで、地球の軸が少し傾いているので、
太陽の角度によって、季節がある。
(私も子供の頃、疑問に感じ、先生が教えてくれました。)

子供たち:「ふ~~~ん」 分かったくれたかくれなかったか・・・
(そんな子供たちも、この春からは大学3年生と大学1年生です。)

約23.4度での自転・公転、この神秘的な現象が、
日本に、春夏秋冬・季節をもたらし、
それぞれの季節に自然の恵みを私たちに与えてくれています。

そんなあまりにも壮大な自然の営みの事を考えながら、春風が吹き始めたどくだみ畑の上に立ちますと、
その大きさに圧倒され、いかに自分が小さすぎるかを実感します。

思い通りにならない日頃の出来事や私の悩み事等は、
約23.4度での自転・公転に比べると
目に見えないようなナノサイズ、ピコサイズいや、それ以下でしょう。

ちょっとした事に一喜一憂せず、大きな心を持ち続けたい
そう強く感じました。

季節は、心地よい春風を感じるようになりました。
ただ、新型コロナウィルスの感染がまだ収まっておりません。
感染予防には、十分お気を付け下さいませ。

そして、「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。