第175号 2022年1月発行
「あけましておめでとうございます。」

あけまして、おめでとうございます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

旧年中は、十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
今年も、皆様のお役立てができますよう、栽培から搾り加工、酒造、お届けまで
社員一同、精一杯頑張って参ります。
本年も何卒どうぞよろしくお願い致します。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

新しい一年、2022年がスタートしました。
新年早々、新型コロナウィルスの変異株、オミクロン株のニュースが駆け回っています。
昨年末頃から、コロナも小康状態となっていて、やっとの思いがしていた矢先の事で、
今年一年の気持ちのいいスタートが、ちょっとつまづいた感を持っていますが、
正しい情報を入手し、正しく適切に冷静に対応したいと思っています。

お正月は、大学生の子供達二人が久しぶりに帰省しましたので、
家族揃って過ごすことができました。

三が日初日の元日は、朝はゆっくりモード。
近くの神社に初詣に行き、お墓参りをして、
私の実家に顔を出し、妻の実家でおいしいお酒を頂き。。。。。
穏やかなお正月を迎える事ができました。

2日は、朝から大忙し。
なかなか皆で揃うチャンスが少ないだろうからと、
妻や娘を含め、親戚の女性陣6人が着物に袖を通し、
記念撮影をし、家族で華やかな一日となりました。

3日は、お正月でなまった体を少し動かそうと、
家から浜辺までのお気に入りコースを往復1時間半のウォーキング♪

この浜辺は、初日の出を見ようと元日には大勢で賑わったそうですが、
3日となると、日の出はそこまでありがたくないようで、
私のようにウォーキングをしている人や、
マラソン大会に備えランニングに汗をかいている人、
犬の散歩をしている人などとすれ違いました。

目の前に広がる太平洋!本当に広くて大きい!
大きな海を見ると、何だか気持ちが大きくなるといいましょうか、
おおらかといいましょうか、穏やかな気持ちになるような気がします。

しばらく、堤防に腰をおろし、繰り返す波の音に耳を傾けながら、
目を閉じて、今までの記憶に思いを寄せました。

私ども食援隊は、平成18年(2006年)2月の創業です。
早いもので、16年という歳月を重ね、今年で17年目となります。

最初は、小さな事務所を借り、妻と二人で始めた会社でしたが、
お蔭様で、社員も増え、自前の事務所を持つことができるようになりました。

それから、どくだみの栽培と搾り加工の会社「どくだみ農園」を
新しく設立し、畑や工場を所有し、酒造免許を取得しました。
現地のスタッフも増員し、少しずつ少しずつ、
会社として形になってきたように思います。

この16年を振り返りますと、決して順風満帆という訳ではなく、
場面場面で乗り越えなければならない厳しい壁がありました。
当時は、その壁に圧倒されましたが、
なんとか皆で乗り越える事ができ、今があります。

一緒に頑張ってきたスタッフ。
ご指導、ご協力頂きました皆様
そして何より、十黒梅をご愛飲の皆様の
お蔭と心より感謝しております。
本当にありがとうございます。

当時の事に思いを馳せながら、
耳には、心地よい波の音が繰り返されます。

「ざぁ~、ざぁ~、ざぁ~、・・・・・・・・」

ふと、私が会社を設立してから、波は何回繰り返されたんだろう
そんな意味不明な事が頭をよぎりました。

「ざぁ~、ざぁ~、ざぁ~、・・・・・・・・」 
1秒から2秒くらい???

仮に2秒でカウントすると、1分間で30回、1時間で1800回
1日で43200回、1年間で15,768,000回、10年間で157,680,000回
16年間で252,288,000回 2億5千回を超える波!

海が誕生してから、今までの回数を考えると・・・
那由他、不可思議、無量大数・・・

その大きさの前には、私など本当に小さく、
ナノ、ピコ、フェムト、アト、ゼプト、ヨクト・・・・ 
いやもっともっと

そして、その波音と一緒に、これから始まる2022年の
心構えといいましょうか、取り組む姿勢といいましょうか
3つの事を考えました。

まず1つ目は、「謙虚」という事です。
この大きな海、そして永い年月の前では、小さすぎる。
決して驕らず、威張らず、謙虚な心を大事にしたいと思います。

次に2つ目は、「ポジティブな気持ち」という事です。
この大きな海が誕生してから、世界中では大変な事があった歴史があります。

一昨年から新型コロナウィルスが猛威を振るい、世界を混沌とさせています。
しかし過去には、人類を脅かしたさまざまな疫病も多数ありました。

この一年、あまりネガティブになりすぎず、
ポジティブな気持ちも大切にして、
前向きに何事にも取り組んでいきたいと思います。

最後の3つ目は、「感謝」の気持ちです。
この海の恵み、自然の恵みがあるからこそ、今の私達があると思います。

  太陽が海や川の水を温める → 水蒸気になって空中へ →
  → 空中でたまって重くなって雨が降る → 大地に水分を与え農作物が育つ
  → 雨はまた川に戻り海へ →

海があるからこそ、水があり、私達は生きる事ができる。
そう小学校の先生に教えてもらった記憶があります。
自然の恵みにはもちろんの事、当たり前の事であったり、健康であったり、
まわりの方々にも、感謝の気持ちを忘れない、そんな一年にしたいと思います。

2022年、本年も何卒、どうぞよろしくお願いいたします。

季節は冬本番、お風邪など召さぬよう
「手洗い、うがい、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸