第189号 2023年3月発行
「どくだみの芽生え」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

本当に早いもので、月めくりカレンダーは、今年に入って2枚が終わり
3枚目に入りました。そうです!あっという間に暦は3月になりました。

3月といえば、ひなまつり、卒業、WBC、
プロ野球開幕、桜の開花等々いろいろとありますが、
私たちにとりまして3月といえばっ!

「どくだみの芽生え」 です。

こちら南国高知、黒潮町は、まだまだ朝夕はダウンジャケットが必要ですが、
日中は、陽射しの暖かさを随分と感じるようになりました。

そこでっ!畑のどくだみは?といいますと・・・

ちらりほらりと顔をだしてくれるようになりました。
冷たい冬の間、土の中でじっと力を蓄えていたのでしょう。

この季節になりますと、ちゃんとどくだみが芽生えるのか?
毎年のように心配をしてしまいますが、
そんな心配を軽く吹き飛ばすように、
今年もしっかりと芽生えてくれました。

これも、どくだみの力はさることながら
畑をしっかりと手入れした草引きメンバーの大活躍があっての事。

どくだみを、農薬を使わず育てていますので、
私どもの畑の手入れは他の雑草を「抜く」!これが本当に大変な作業です。

灼熱の太陽がの陽射し降り注ぐ中、寒風吹き抜ける極寒の中、
草引きメンバーが、本当によく頑張ってくれました。

これから、少しずつ暖かくなってきます。
どくだみの生育もスピードアップしてくれますが、他の雑草の伸びもパワーアップしてきますので、
収穫までの数か月、しっかりと気を引き締めていきたいと思います。

さて、今月の手作り新聞では、「灯台下暗し」という話題をお話させて頂きます。

先月2月の事、大阪にいる長女が高知に帰ってきた時の事。
ちょうど、長女がお世話になった先輩が高知に来られるということで、
それならば、どこか高知の観光スポットを案内しようという事になりました。

定番ならば、高知城、桂浜、龍河洞、
牧野植物園(春のからの朝ドラの牧野富太郎先生の園)
足を伸ばせば、四万十川、足摺岬となるのですが、ぜひ「にこ淵」に行きたいというのです。

「にこ淵」は仁淀川の上流域にある滝と滝壺で、
仁淀ブルーの聖地として話題になっています。
(是非、PCやスマホで「にこ淵」と検索してみてください。)

まさに、灯台下暗しで「にこ淵」を初めて知りました。
私も妻も行ったことがなく、
観光当日、私と妻、長女と先輩の4人。
自動車の免許を取り立ての長女にハンドルを預けて、いざ出発!
天気も良く、気分も上々です。周りに田んぼが広がる県道を走り、
長女:「高知って、やっぱり田舎やねぇ~」
私:「大阪と全然違うろ?」
そんな平凡な会話が進んでいるうちに、仁淀川の下流域に到着!

そこから、川沿いを北上し、上流域に向かいます。
途中、川の色がだんだんと変わっていく様子に
長女:「高知の川って、きれい」
私:「そうやろ?」
改めて、高知の川といいましょうか、高知の自然の良さを実感しました。

(この仁淀川は、アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場する川で、
監督の細田守氏が、この川を現地で見て、映画の舞台に決めたそうです。)

川幅がだんだん狭くなり、大きな岩ばかりになってきました。上流域です。
そろそろかと思っていましたら、「目的地周辺です。」とカーナビが教えてくれました。
一昔前なら、道が間違っていないか、心配していたところです。

駐車場に車を停め、いざ「にこ淵」へ!
現地に向かう急な階段を下りると・・・

「・・・・・・・・・・・・・・」

言葉では表現できないほどです。
荘厳といいましょうか?、神々しいとでもいいましょうか?
その神秘的な水の青さに心をしばらく奪われました。

話によりますと、太陽の光の注ぎ方や、朝夕、時間、季節によって
この青さは幻想的に変わるとか、まさに「仁淀ブルー」

そしてここには、水神の化身とされる大蛇が棲む所という伝説が残っているそうで、
地元の方は、近寄らないスポットだとか、、、

一緒に来た、妻も長女も先輩も大満足!
こんなきれいな滝と滝壺は、初めて見たと大喜びです。

「灯台下暗し」
身近なだけに知らない事って、まだまだたくさん多々あると思います。
また、私も今年で53歳になりますが、
まだまだ知らない事の方が断然に多いはずです。

知ったかぶりにならずに、
奢らず謙虚に自分の道を歩いて行きたいと思います。

だんだん春の気配を感じるようになりましたが、
まだまだ朝夕は寒さが残ります。
体調を崩されませんよう
「手洗い、うがい、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸