投稿者「Yasunobu Hosokawa」のアーカイブ

第94号 2015年4月発行
「1500m」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

先日の事、朝のウォーキングを終え、歯磨き洗面を済ませ、
いつものように、あったかいお茶を片手に、その日の朝刊を読んでおりましたら、
思わず、そのお茶をひっくり返すような驚きの記事が目に飛び込んできました。

それは・・・
「100歳日本女性1500m完泳、世界記録」

記事を読みますと、愛媛県松山市で行われた日本マスターズ水泳協会の競技会で、
山口県の100歳(今年101歳になられるそうです)の女性が
自由形で1500mを泳ぎきって、世界記録を樹立したというのです。

正直、本当に驚きました! 100歳の方が、1500mです!
25mプールでしたら1往復が50mですから、30往復です!
私事、何を隠そう、(別に隠しているわけではありませんが・・・)
今年に入り、運動不足解消にと、近くのプールに足繁く通っておりまして、
(この手作り新聞の2月号に書きましたので、隠しているわけではありませんね)

そのメニューはといいますと、
まずは、クロールで1000mを超ぉ~~~ゆっくりのスローペースで泳ぎ、
次に、背泳ぎで500mをこれまた超ぉ~~~ゆっくりのスローペースで泳ぎ、
後は、その時の体調次第、気分次第で、適当にダラダラ泳いでおしまい!

何か文章にしてしまうと、ダラけたメニューに見えますが、
実は、クロールで1000mというのが、本当にきつい!
まず、泳ぎ始める前に、準備体操をして体をほぐし、
頭の中では映画「ロッキー」のテーマソングをこっそり演奏し
これから始まる闘いに向けて、モチベーションを高めます。

プールに入り、意を決し、気合をいれてスタート!
泳ぎ始めの1往復目、「んんん、今日は妙に前に進まないぞ」
「んんん、今日は妙に息が上がる」今日は途中でやめようかどうか、
「頑張る派」と「あきらめ派」が静かに闘争を始めます。

しかし、まだ「頑張る派」の勢力が強く、2往復目3往復目と自分に渇を入れて泳ぎます。
7往復目あたりで、だんだん「あきらめ派」の勢力が増してきます。
正直、本当にきついです。このあたりが、

さらに、隣のコースでガンガン泳いでいる学生さんなんかいたら、
自分のペースの遅さに幻滅しますし、
下手な息継ぎで、水を飲んだりとアクシデントがあれば、
さらに「あきらめ派」が勢いづいてきます。

しかし、ここでもっ!と気合を入れて、8往復目9往復目・・・
そして10往復目の往路! ここが一番の難関!
このキリの良すぎる数字が一番のネックです。
9ではやめれないし、11でもやめれない。
10という数字がやめるのに、ちょうどいい数字なのです。

理由はわかりませんが、「ちょうどいい」という自動車のCMのフレーズが頭によぎります。
やめるなら、やっぱり「10」! どうしてか自分でもわかりませんが、やめるなら、「10」!
(十黒梅の「10」は、ここの「10」には全く関係ありません。あしからず)

10往復目の復路! 「あきらめ派」に「今日ぐらいはいい派」が加わり、
総攻撃をかけてきます。
「頑張る派」の最大のピンチです。野球で例えるなら、
ノーアウトフルベースで「あきらめ派」の攻撃。

そして最後の5m付近、スリーボールツーストライクの絶体絶命の場面!
ここでベンチはピッチャー交代の大決断! ブルペンで投球練習をしていた
「ここでやめたらビールがおいしくないぞ投手」にマウンドを託します。

この「ここでやめたらビールがおいしくないぞ投手」が、
変幻自在のすごいピッチングを見せてくれます。
なんとっ!バッタバッタと三者連続三振!
「えいっ!」と11往復目の気合のターンへ私を導いてくれます。
(確かに、500mでやめた後と1000mを泳ぎきった後のビールの味は、全く違うのです。)

13往復目14往復目、このあたりになると、
今までいなかった新しい勢力「いかん!疲れてきた派」が
「あきらめ派」に加担し、さらに闘争は激化し泥沼状態に陥ります。

15往復目、「おおおっ!なかなかやるじゃん!」と、
今までどこかに隠れていた「自画自賛派」が
「がんばる派」に合流し、「あきらめ派」の殲滅にかかります。
17往復目、18往復目、もうここまでくると最強部隊の「あと少し部隊」が
「頑張る派」に加わります。

まるで甲子園球場・阪神ファンの「あと1人!」「あと1人!」の
「あと少しコール」の大声援を受け
「あきらめ派」はとうとう白旗を揚げ、降伏宣言です。

20往復目! ゴールはもう目の前!
最後の25mはラストスパート、エンジンフルスロットル!
あと5m、右手を伸ばし、最後の歓喜のタッチへっっっ
映画「ロッキー2」でロッキーが宿敵アポロを倒し、
「エイドリアン!」と叫ぶシーンが頭に浮かびます。

ご清聴、本当にありがとうございました。

いやぁ~、1000mでこれですから、
ここからさらに10往復の1500mなんて私の辞書にはありません。
100歳で、1500mを泳ぐなんて、これは本当に凄いこと、
いや凄すぎることだと思います。

さらに、関連記事を読みますと、、
現在、背泳ぎ・自由形・平泳ぎの95~99歳部門で11個の世界記録を持っているとの事。
初めてプールに入ったのは80歳の時で「情熱と努力があれば夢はかなえられる」そうです。

じぃ~~~んと体の芯に響きました。本当に心が洗われる思いがしました。
そして、情熱・努力・夢という言葉の重みをしっかりすぎるほど感じました。
80歳から水泳を始められて、20年間の努力は、並々ならぬものと想像します。
まさに「継続は力なり」とは、この事だと心に沁みました。
そして、続けて打ち込めるものの大切さや、目標を持つことの大切さを改めて感じました。

私も、100歳までとはいいませんが、少しでも長く、元気に健康でいられるように、
できる限り、「水泳」「ウォーキング」、
寝る前の「十黒梅(^^)/」を続けていきたいと思います。

そして、「継続」といえば、何よりもちろん「十黒梅」!

2007年にさまざまな想いで開発、
販売開始してから今年で丸8年が経過し、9年目を迎えます。
8年間頑張ってこれたのは、いつもいつも十黒梅を
ご愛飲いただいている皆様のお陰でございます。
本当に本当にありがとうございます。重ねてお礼申し上げます。

継続は力なり、9年目、10年目、11年目、12年目
・・・・・・・・・20年・・・と続けていけるよう、
これからも「人を良くする食を通じ、毎日のイキイキ生活を応援します」の
情熱を持ち続けながら、
皆様のお役に立てますよう、全力で励んで参ります。

これからも何卒、どうぞよろしくお願いいたします。
季節は桜前線北上中、日中はずいぶんと暖かくなりましたが、
朝夕はまだまだ肌寒さを感じます。
体調など崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

細川 泰伸

第93号 2015年3月発行
「全国1位?」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

3月に入り、少しずつ寒さが和らぐ季節となりました。
この新聞がお届けの時は、桜の便りも聞かれ、
麗らかな春の陽気を感じている頃かと思います。

そして3月と言えば、「卒業」のシーズン、
お陰様で我が家の長男も、この月末には、6年間の小学校生活を卒業し、
来月4月からは、中学校に進学する予定になっています。

思い起こせば、当時4歳だった長男が、
皆様にご愛飲頂いております「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅」の発売開始前、
お正月の初詣で、「どくだみがうれますように」と、突然、手を合わせてくれたことは、
昨日のことのように、ありありとしっかりと覚えており、
あれから、8年が経ったのかと思うと、月日の経つ早さに驚かずにいられません。

それから、3月に入りますと、こちら高知では、
毎年決まってこの話題で持ちきりになります。

それは・・・ 「桜の開花、全国で一番早いのは?」

どんなものでも、1位を取るというのはなかなか難しいものです。
ましてや、全国47都道府県の中の1位となると、
困難を極めると言っても過言ではありませんし、
1位と予想されるだけでもたいしたものです。

しかも、地方の中の地方の高知ともなると、1位を取れるものがなかなかありません。
関係のない話かもしれませんが、何しろ高知には、2015年2月現在、
コンビニエンスストア「セブンイレブン」がありません。
(補足:2015年3月に、念願の1号店がオープンする予定だそうです。)

それから、高知が1位というのは、飲酒量とか森林率とか、
年間降水量とかカツオ消費量等
あまり自慢にならないものでしか1位を取る事ができません。

そんな中、少し明るい話題の「桜の開花」に限っていえば、
高知は過去数年、1位を獲得していますし、例年のように「1位候補」として挙げられ、
そして今年も「1位候補」として挙げられているようなのです。

ですから、「他で1位は取れんでも、桜の開花だけは1位を取らんといかん!」とばかり、
多くの高知県民は、それはもう闘牛の如く、鼻息荒く、
開花日を今か今かと待ち望んでいます。

それで、私は・・・? といいますと、桜の開花も待ち遠しいのですが、
やはり、もちろん、どくだみの芽が出てくるのが、待ち遠しくて待ち遠しくてたまりません。
(一般の方でしたら、庭に雑草のどくだみが生えてきて、気を落とすところですが、、、)

2月25日現在、まだまだ寒風吹き抜ける黒潮町の私どもの「どくだみ畑」では、
少しだけ、顔を出し始めた「どくだみ達」が・・・、
そして軽く土を掘ると、しっかりとバッチリと根を張っていました。

20150225_01dokudami 20150225_02dokudami

2014年の夏は、例年になく雨の多い年でしたので、
どくだみ達によくない影響が出ていないか?
正直、少しだけ心配をしておりましたが、私のそんな心配など全く要らなかったようで、
今年もしっかりと逞しく育ってくれています。

どくだみの最盛期の5~6月には、この畑はハート型の手を広げた「どくだみ達」で、
大賑わいになる事、間違いなしでしょう。この予想はまず100%的中でしょう。

そして、土の中のしっかり根を張った「どくだみ達」は、
私にこう語りかけているように感じました。

「しっかり育つから心配するな」「ちょっとの雨で、バタバタするな」
「ボク達なんか、迷惑がられてばかりで、誰も喜んでくれないんだぞ」
「ボク達なんか、一度も、いつ芽を出すか?予想されたことさえないんだぞ」
「しっかり芽を出すから、1位や2位の順番で、一喜一憂するな」
「しっかりとボク達で、お客様のお役に立てる十黒梅を作るんだぞ!」と

そういえば、テレビや新聞等々で、「売上日本1位」とか「出荷数日本1位」等々
「1位」を売りにしている宣伝をよく見かけます。
それはそれで、日本で最も多くのお客様に信頼され、愛されている結果で、
とてもすばらしい事だと思います。

しかし、土の中で力を蓄えている「どくだみ達」は、それとはちょっと違った事を
私に問いかけているような気がして、改めて全国1位とか2位という問題を
私なりに考えてみました。

そしてその答えは・・・(あくまでも、ものすごく偏った個人的な意見ですが)

私が一人の消費者として考えるならば、全国で売上とか生産量が1位とかではなく、
私にとって、1番使い勝手が良かったり、私が1番気に入っていたりと、
私にとって、1番良い物が第1位! 私が1番好きなものが第1位!
というように感じました。

実際、どくだみの芽が出て喜んでいるのは、私達・食援隊と十黒梅のご愛飲者様、
そして、どくだみが大好きな、一部の方々だけでしょう。
一般的な大勢の方々は、庭にはびこるどくだみに、
きっと気持ちが滅入っている事と思います。

そう考えると私達が目指すのは、全国で売上1位とか出荷数1位とかではなく、
しっかり、どくだみを育て、確かな製品作りをして、
十黒梅をご愛飲頂いている皆様に、誠心誠意、全力でお役立てする事。
この事が一番大事なのではと、これからしっかりと芽を出す「どくだみ達」に、
教えられたように感じました。

5~6月の収穫期には、皆様に必ずお役に立てるこの「どくだみ達」が大豊作となるよう、
この3月は、しっかりと畑の手入れに、社員一同、頑張って参ります。

これから季節に春に向かって大きくギアチェンジ!
寒暖の変化が大きく、衣服選びに時間が取られる日が続きます。
お風邪など召さぬよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第92号 2015年2月発行
「シールマジック」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

先日、どくだみ畑への移動中の車のラジオから
「桜の開花予想」の話題が流れてきました。

えっ!もうそんな季節???
こちら南国高知でも、まだまだ寒い毎日が続いており、
とても春が近づいているようには思えません。
しかし確かに、1月があっという間に過ぎ去り、暦は2月に入っています。
2015年の1枚目のカレンダーは、もう過去のものです。
ラジオの話題通り、もう春は目の前に来ているのかもしれません。
本当に月日の経つのは早いですね。

その過ぎ去ったカレンダーを、いつもでしたら、
特に何の気になしゴミ箱に捨てるのですが、
今回ほど、本当に残念で残念でたまらないという気持ちになったのは、
私の人生44年間の中で、一度もありません。

それはなぜか?
2015年1月のカレンダーの日付の欄に「シール」を貼っているからなのです。

何のシールかといいますと、小学生が学校でプリントができたら、
シールを貰えるといえば想像がつきますでしょうか?
直径1cm弱程度の丸い円の「赤色」や
「青色」「黄色」「緑色」等の色の付いたシールです。
小学生が嬉しそうにシールを貼る、あのシールです。
そのシールをカレンダーの日付欄に貼っているのです。

貼り始めた事の発端は・・・・

昨年末の事、運動不足からか、腰に痛みを覚え、つらい思いをしました。
私は約20年前に「椎間板ヘルニア」を患い、
それ以来、腰には十分注意をしておりましたが、ちょっと油断をしたようです。

患った当時は、5ヶ月にも及ぶ入院生活で、大変な思いをしました。
腰が痛いというのは、体験された方にはよく分かると思いますが、
くしゃみをしても腰に激痛が走るし、寝返りするにも腰が痛いし、
朝の洗面も腰が痛いし、何をするにも腰が痛い、

漢字は、よく書いたと思うのは、月(にくづき)に要(かなめ)で「腰」
本当に、腰は体の要なんだと、痛感しました。

手術をするかしないか決断を迫れ、気持ちが引きちぎれる思いもしました。
担当医の先生の「手術なしで頑張って治しましょう!」という最終判断で、
退院後は、ウォーキングや水泳を続け、少しずつ少しずつ、
痛みを忘れるようになりました。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言われるように、腰の痛みがなくなると、
せっかく続けていた水泳やウォーキングを休みがちになり、
プールでよく一緒になる方に「サボりんピックの金メダリスト」と呼ばれ、
元来、食いしん坊の私は、体重は増える一方!
腰に負担がかかっていたのだと思います。

そこで、「一年の計は元旦にあり」という事で、
「細川泰伸スリム化計画」を発令し、
ウォーキングと水泳の復活を心に決めました。

それで、いつ歩いたのか、いつ泳いだのか一目で分かるように
そして、どうせなら、楽しく♪と思い

我が息子が小さい頃、嬉しそうにシールを貼っているのを思い出し、
日付の欄に、朝のウォーキングを頑張ったら「赤色」のシール
プールで泳いできたら「黄色」のシールを貼るようにしたのです。

それでっ!!!!!
この「シール」! 恐るべしなのです。

シールを貼り始めた初日は、何とも思わなかったのですが、
2日目、3日目となると、シールが並ぶのが何だか嬉しくなってきました。
1週間を過ぎると、これがこれが、おおおぉぉぉっっっつ!!! という感じです。

ところが、ある日、仕事が遅くなり、プールに行くのを諦めました。
そうすると、その日付のところに、「黄色」のシールを貼る事ができません。

その前日まで、毎日、「黄色」のシールがビシッ!とズラッ!と貼ってあるのですが、
その日だけっ!、シールがないのです。  この事実が、結構、堪えるのです。

次の日から、気持ちを改め、仕事が少し遅くなっても、頑張ってプールに行きました。
朝、寒くて布団から出たくなくても、どんなに眠たくても、頑張って起きて歩きました。

迎えた1月31日!
カレンダーには、プールを休んだその1日と、
朝に雨が降って、ウォーキングをしなかった2日と、
早朝からの魚釣りで休んだ1日を除いて、
平日はもちろん土曜日曜祝日も、
ビシッ!とズラッ!と貼られたシール!シール!シール!

いやぁ~、何だか妙に、恥ずかしいですが・・・・ 正直、嬉しいです。
シールって、本当に不思議な力を持っていると思います。
まさに「シールマジック」!

1月のシール満載のカレンダーをニンニン (^^)V と眺めている私を見て
小学6年生の我が息子は「お父さん、子供みたい」と一言。
どうやら、息子は、もうシールを貼って喜ぶ年齢ではないようです。

ともあれ、それで、肝心な腰の方はいいますと、
これが、すこぶる調子がいいのです。 痛みも違和感もありません。
100kmも歩けそうですし、相撲も取れそうです(笑)

それからそれから、朝のウォーキング後は、
頭もスッキリ、お腹も快調、朝食はおいしいですし
夜は、泳いで帰ってきて、風呂上りのビールの美味しいこと、美味しいこと!

(ここから、小さな声で)
体重は・・・・・・・少しだけ、ちょっとだけ、気持ち程度に、落ちてます。
しかし、なかなか体重を落とすのは、難しいですね。

この頑張りが1月だけで終わらないよう、
2月も、この調子で、シールをどんどん貼っていきたいと思います。

あっ!十黒梅を飲んだ日は、
「緑色」のシールを貼るのもいいかもしれませんねっ!
それなら、毎日貼れそうです。 (#^.^#)

季節は本格的な冬真っ只中、インフルエンザも流行っているようですし
風邪など召さぬよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第91号 2015年1月発行
「当り前の事に感謝」

あけましておめでとうございます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
旧年中は、十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございました。
今年も、皆様のお役に立てるよう、どくだみの栽培から十黒梅の製品作り、
そしてお届けまで、社員全員でしっかり頑張って参ります。
本年も何卒どうぞよろしくお願いいたします。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

新年早々、1月1日に「当り前に感謝する」という体験を致しましましたので、
その体験談から、この2015年度の手作り新聞スタートをさせて頂きます。
正直、きれいなお話ではありません。
読みづらいところもあるかと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

この年末年始は、長女が大阪から帰ってきており、久しぶりに家族4人が揃い、
和やかな年越し、そして明るい新年を迎える事ができました。

お正月の朝の食卓には、私の母の手作りのおせち料理が並び、
4人で今年一年の抱負を話し合い、
小雪がちらつく中、近くの神社へ初詣に行き、
今年一年の健康とそれぞれの熱い思いに手を合わせ、
昼からは、妻の実家にお邪魔し、
昼間っから、たくさんお酒を頂き、大酔いの元旦でした。

家に帰ると、、、、帰るなり、朝からたくさん頂いたご馳走が、
胃でしっかりと消化され、腸に移動し、「大」自然に誘われる事に・・・・・・

そして、便座の温もりに別れを惜しみつつ、
程なく終了の動作に入るべく、ウォシュレットのボタンを押すと、

「・・・・・・・・・・・」

機械は、止まったままで、私の意図した動きをしてくれません。
再度、そのボタンを押すと、

「・・・・・・・・・・・」

その後、ボタンの長押しを続けてみたのですが、
(パソコンはコレで、結構、直ったりしますが、、、)

「・・・・・・・・・・・」
どうやら、壊れたようです。

簡単な作りであるならば、中を開けてと思ったのですが、
結構、複雑な作りであることはすぐに想像ができますし、
修理の方にお願いするにも、お正月ですし、特に緊急を要している訳ではありません。
(緊急といえば、緊急なんでしょうが・・・)

ひとまず、座ったままで、対処方法を考えてましたら、
ふと、私の大好きな映画「マトリックス」のセリフが頭の中によぎりました。

それは2作目のマトリックス・リローデッドで、主人公に、ご年配の方が

「私にとって世の中は・・分からない事だらけだ・・・・。
あの機械を見ろ。我々が使う水のリサイクルに関わっているが、
わたしにはどういう仕組みか全くわからない。
だが、あれが働いている理由なら知ってる。」

本当に、ウォシュレットどんな仕組みで動いているのでしょうか?

そんな風に考えてましたら、当り前に動いているものが、
突如、動かなくなるというのは、非常に困ったものです。

携帯電話なんか、特にその典型でしょう、
当り前のように、電話ができたり、メールができたり、写真が撮れたり、
また今のそれは、高性能ですから、多種多様な使い方ができたりします。
それが突然、動かなくなったり、誤作動を起こしたりすると・・・・

またパソコンも、そうでしょう、突如、動かなくなると大変です。
パソコンの場合は、昨年末、アメリカの映画のサイバー攻撃のニュース等で
悪意を持った人間が故意に誤作動を起こさせたり、
動作を不能にさせるケースもありますが、

それから、自動車なんか、突然、意図しない動きをすると、
これは、人命に関わる大問題です。
ハンドルを右に切ったら、左に行ったり、ブレーキを踏んだら、加速したりすると
これは、ただ事ではすまなくなります。

もっと、「当り前に動いている事に感謝しなければならない」
じわっと温まってくる便座のなんとも言えない温もりを感じながら、
そんな事を個室で一人座って考えてましたら、

これまた、ふと、どこかで聞いた
「温もりが、便座に有って、妻にない」という川柳が頭の中をよぎりました。

っっっと、その瞬間っっっつ!、ドアの向こうから
妻&長女&長男:「お父さん、大丈夫ぅ~~~?」
私の長すぎる時間に心配したのでしょう。
我が家には、温もりがあってホっとしました。

これからも、家族全員の温もりを失くさないよう心掛けたいと思いつつ、
ウォシュレットを諦め、今年は「当り前の事に感謝」と心に決め、
もっと感じていたかった温もりに決別し、閉ざされた空間を後にしました。

しかし、本当に、ウォシュレットどんな仕組みで動いているのでしょうか?

新年早々、あまりきれいでないお話で大変失礼しました。

2015年、この「当り前の事に感謝」を社員全員で共有し
皆様のお役に立てますよう、精一杯頑張って参ります。
本年も何卒、どうぞよろしくお願いいたします。

季節は冬本番、お風邪など召さぬよう
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第90号 2014年12月発行
「今年も本当にありがとうございました!」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

「あっっっっ!!!」  という間に、
月めくりカレンダーの最後のページ、12月となりました。

この手作り新聞で、新年のご挨拶をさせて頂いたのがつい先日のことのようですが、
もう、最後の月!そして、あと数日もすれば ・・    2015年!
本当に月日の経つのは早いですね、

この2014年は、私どもにとりまして、本当に感謝の一年だったように思います。
といいますのは、昨年2013年の夏は、記録的な酷暑で、
一生懸命に育てた自慢の「 どくだみ」が、大きなダメージを受けました。
(記録的な酷暑は、春の収穫後でしたので、製品作りに は問題はありませんでした。)

その影響で、今年の収穫量の心配をしておりましたが、
農家さんの並々ならぬ多大なご尽力で、
今年もお陰様で豊作の一年となりました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
そして、製品作りも万全で無事に進み、安心をしております。

それから何といいましても、今年も多くの皆様に、
十黒梅をご愛飲頂きました事が、何よりの大大大感謝でございます。
また、皆様から頂く嬉しいメッセージに、心を励まされました。

思い起こせば、十黒梅の開発から発売まで、本当に大変な事がたくさんありました。
まず、「どくだみ」を栽培して頂く農家さんに、
なかなか巡り合う事ができませんでし た。

考えてみれば、当り前の事ですが、農家さんにしてみたら、
「どくだみ」を栽培するなんて聞いた事がなかったと思いますし、
売れるか売れないか?全く分からない農作物を大切な農地で、
そうやすやすと栽培して頂ける訳がありません。

そもそも、どこの馬の骨か分からない私のお願いですし、
まったく過去に栽培の経験の ない未知なものに、
一年間をかけて栽培するなんて、ありえない話なのだと思います。

その私のお願いに、積極応援をして頂きました農家の皆様に、
改めて感謝申し上げます。

それから、機械設備も困難を極めました。
何しろ、どくだみを搾る機械なんて世の中に ありません。一般的な農作物なら、
その作物の特性を考えた専用の加工機械はたくさんあるのですが 、、、

機械屋さんと、何度も何度も打ち合わせをして、 やっと操業までこぎつけました。
ご尽力を頂きました皆様、本当にありがとうございました。

その他、農地法や酒造免許等、許可や認可が必要なものがあり、
それらの壁は、私の熱苦しい熱意だけではどうにもならないものでしたが、
ご協力を頂きました多くの皆様のお陰で、
その壁もなんとかお腹をこすりながら越える 事ができました。
改めて、ご協力頂きました皆様に感謝申し上げます。

そんなこんなのたくさんの大きな壁がありましたが、 頂いた嬉しいメッセージで、
大変だったことをすっかり、からっと、忘れてしまうくら いです。
重ねて、ご愛飲の皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

2015年も、皆様のお役に立てるよう、社員全員で頑張って参ります。
何卒、どうぞよろしくお願いします。

さて、今年2014年のこの手作り新聞!
どんな話題で始まったかといいますと・・・
私の趣味の一つであります「魚釣り」の話題でスタートさせて頂きました。

ということでっ、最後の12月号も「魚釣り」の話題で
2014年を締めくくりたいと 思います。

私にとりまして、魚釣りは、自然との会話の一つと思っていて、
いろいろな気付きや教えを頂いております。

今回は、冬場の釣りの代名詞の「グレ釣り」を通じて感じた事をお話させて頂きます。
(グレは、関東ではメジナと呼ばれています。)

実は、こちら高知は、大型の尾長グレを狙える名磯が多数あり、
休みの日となりますと 、 高知県内・四国の釣り人はもちろん、
関西からのグレ釣りファンで、名磯が大賑わいを しております。

私も類に違わず、この季節は、グレ釣りに駆け足勇み足で出かけますが、
私の釣りのスタイルは、磯釣りではなく、船からの釣りとなります。

なぜ?船からの釣りかと言いますと
妻:「磯は、絶対に転んで怪我をする!大事な体やから!」
確かに、自分でも俊敏性が欠けている事は自覚をしておりますが、
まぁ~、私の事を心配してくれているので・・・・

それで先日、台風のシーズンになると、必ずといっていいほど、
テレビ中継の入る室戸岬の沖で、 その尾長グレを狙って竿を出した時の事。

一投目から、ウキが「ぎゅぃぃぃ~~~!」 と海の中へ!
竿は、きれいな弧を描き、竿先は海中に突き刺さりそうです!
グレ釣りの醍醐味は、何と言っても、その引きの強さ!
そしてその引きは、他の魚では味わえない独特のものがあります。

まず、底の方に潜ろうとする事。
横に向かって走る青物とは違った面白さがあります。

そして、海面近くに上がってきても抵抗力が衰えない事。
底にいる鯛などは、海面近くになると、体内の浮き袋に空気が入り、
抵抗力はダウンし ます。

他にも、歯が鋭く、針を飲み込まれていたら、糸が切られてしまいますし、
磯場の魚ですから、磯で糸を痛めて、切られる事も多々あり、
釣り上げるまでの難易度は、かなり高い相手でもあります。

なんとか無事にやりとりをして、網に取り込んだ一投目の相手は、30cmそこそこ、
意気揚々と、二投目・三投目・・・、
それら全て、ウキが「ぎゅぃぃぃ~~~!」と海 の中へ!
ものの、小一時間で、今夜の水炊きには十分な釣果です。

しかしその後、状況は一変します。潮の流れ方が逆方向に変わったのです。
そうしたら、まったくウキがピクリともしません。
針につけたエサも、ノータッチで、まったく世界が変わったかのようです。

潮の流れ方一つで、ここまで変わるのも、この釣りの難しさなのかもしれません。
その後、4時間程、いろいろな事を試してみましたが、竿は曲がる事が無く納竿へ。

私は、この状況からある事を感じました。
それは、何にでも「良い時」と「悪い時」があり、
トータルでみた時に、少しプラスになっている。
と考えればいいのではないか、 ということです。

後の4時間だけみると、本当につまらない時間だったかもしれませんが、
最初の小1時間は、十分以上に楽しむ事ができました。

考えてみたら、もしかしたら、1日中ダメだった可能性もありましたし、
実際に、今まで、一匹も釣れずに1日が終わった事は何度もありました。
(釣れない時の方が、いろんな事を試す事ができるので、それはそれで・・・)

また、天候が悪く、出船できない可能性もありましたので、
広い太平洋の上で、室戸の絶景を目の前にして竿を出せただけで、
それだけで、大満足と考えるべきなのかもしれません。

以前、あるテレビ番組で、ある野球解説者が、 審判の判定に対し、
確かこのようなコメントをしていたと記憶しています。

「審判も人間なので間違う事もあるでしょう。
間違ってストライクと判定された時もあれば、ボールと判定された時もある。
トータルで考えて半々、ちょっと自分にとってプラスだと思えばいいじゃないですか 」
(記憶が不確かで申し訳ありません。)

何にでも「良い時」と「悪い時」、「良い面」と「悪い面」、「良い所」と「悪い所」 ・・・
両方が必ずあって、一喜一憂せず、慌てず、騒がず、トータルで少しプラスと考える。

今までの事を振り返った時、こらえきれない程のつらい思いや嫌な思いをした事は、
数え切れないくらいありましたが、嬉しい事や良かった事もたくさんありました。

そして現在、十黒梅を通じ、
どくだみを一生懸命に生産して頂いている農家さんや機械屋さん、
頑張ってくれている社員、いつも支えてくれる家族、
大切なご愛飲者の皆様とご縁を頂き、この上なく、幸せに思っております。
トータルでみたら、大きく大きく大きくプラスだと思います。

これからも、いろいろなことがあると思いますが、
そのように考えて頑張っていきます 。
今年一年、十黒梅をご愛飲頂きまして、本当にありがとうございました。
心より熱く熱く厚く感謝申し上げます。
皆様にとりまして、2015年が良き年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

細川 泰伸

第89号 2014年11月発行
「新システム・スタート」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

11月5日6日とで、システムメンテナンスを行い、
11月7日より、新ホームページ、新システムで運営をさせて頂いております。

システムリニューアル後は、ホームページでの記載やボタン等、
分かりずらい点も多く、ご不便をお掛けしまして、大変申し訳ございませんでした。
日ごとにわかりやすい表記、ホームページとなるよう、改善を進めておりますので、
ご了承の程、どうぞよろしくお願いいたします。

今までのホームページとは、見え方が異なる為、
ご不安に思われるかもしれませ んが、
(特に最初に表示されるログイン画面は、 これまでと異なる画面の為、
戸惑うこともあろうかと思いますが)
これまでのメールアドレスとパスワードでログインをお願いします。
もし、ご不明な点などございましたら、遠慮なく、お問い合わせ、
ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
お慣れ頂くとより便利に快適に、ご利用頂けると思いますので、
何卒どうぞよろしくお願い致します。

そこで今回の、この手作り新聞では、
その以前よりも、より便利に快適に、
そしてお得になった機能をご紹介させて頂きます。

●定期購入のお届け日が一目で分かる

トップページにアクセスして頂くと、左側のご案内部分に、
定期購入でご購入のお客様には、次のお届け日をご案内しております。

お客様から、「次はいつ届くのかしら?」というお問合せを度々頂いておりまして、
大変、ご不便をお掛けしておりました。
今回、トップページに明記するように致しましたので、一目でご確認を頂けると思います。

●定期購入の変更期日が一目で分かる

同じくトップページの、左側のご案内部分に、
定期購入でご購入のお客様には、お届け内容の変更期日をご案内しております。

こちらもお客様から、「まだ変更できるのかしら?」という
お問合せを度々頂いておりまして、
同じく大変、ご不便をお掛けしておりました。

変更期日もトップページに明記するように致しましたので、
こちらも一目でご確認を頂けると思います。
ご変更がある場合には、この変更期日までに、ご変更をお願いします。

●イキイキ定期ポイント制度の導入

さらにこれからも、皆様にご愛飲頂けるよう喜んで頂けるようにと、
弊社のオリジナルポイント特典「イキイキ定期ポイント」を始めさせていただきます。

この「イキイキ定期ポイント」は、ポイントでの値引き、割引き、などではなく、
ポイントステージがアップする際に、私どもが選んだささやかな品を
お礼の気持ちでプレゼントさせて頂く、ポイント特典となっております。

プレゼントの品は、私ども食いしん坊スタッフが選んだお気に入りの
『食』がメインになると思います。何が届くかはお楽しみにして頂ければ幸いです。
下記に詳細をご案内いたしますので、ぜひ、ご確認くださいませ。
定期購入の商品をまとめてお買い求め頂くと、ポイントが貯まりやすくなります。

※尚、こちらのイキイキ定期ポイント、ポイントステージアップの際のプレゼン
トは、ステージアップした後の定期購入の商品お届けの際に、同封とさせて頂き
ますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※通常購入(=その都度購入)では、
ポイントは対象外となっておりますので、ご了承くださいませ。

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新ホームページ、新システム、何卒どうぞよろしくお願いします。

話は大きく変わり・・・ 2014年も残り2ヶ月を切りました。
ということは・・・2015年まで2ヶ月足らずということで、
恒例となりました【食援隊オリジナル卓上カレンダー】を
ご愛飲の皆様に感謝の気持ちを込めて、プレゼントさせて頂きます。
同封させて頂きましたので、是非是非ご活用下さいませ。

【食援隊オリジナル卓上カレンダー】は、使いやすいスタンド式で、
前月も翌月も一目瞭然、12ヶ月分のめくりタイプです。
皆様の大切なご予定を、ドンドンご記入頂き、机の上や食卓の上、電話台の横等、
さりげないちょっとしたところで、きっと大活躍して頂けると思います。
是非、十黒梅(じゅっこくばい)共々、お役立て頂ければ幸いです。

季節は、冬に向かってまっしぐら、
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)で、
どうか体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

第88号 2014年10月発行
「円の不思議」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

この度の御嶽山の噴火には、体の芯から驚きという言葉を通り越す思いがしました。
そして、ただただ何もできない自分の無力さを感じました。
戦後最大の火山災害という大惨事、本当に心が痛む思いがしております。
心から心からご冥福をお祈り申し上げます。

ここ数年の天災の多さに、今年小学6年の長男が
「お父さん、ボクが大人になった時は、地球は大丈夫やろうか?」と心配そうです。
何でも、数日前に学校で恐竜の本を読んだそうで、
恐竜が絶滅したように、人間も絶滅するのではないか、と思ったそうなのです。

「大丈夫!大丈夫!西暦で数えたら今年は2014年、
2014年間いろいろあったけど、人間が絶滅することはなかった」と
答えになっているのか? なっていないのか?

そんな長男、先にも触れましたが、今年小学6年という事で来年は中学生。
行きたい中学があるようで、微力ながら受験勉強に一生懸命、励んでおります。
ときには、解らなかった算数の問題を広げ、
私にどのように解くのか聞いてくるのですが・・・
そこには、「旅人算」「流水算」「植木算」「時計算」「つるかめ算」etc
30数年前に習った事が、問題用紙いっぱいに大騒ぎで踊っています。

今から8年前、十黒梅(じゅっこくばい)の発売間近、
「どくだみが、うれますように!」と
初詣で手を合わせてくれた長男(当時4歳)が、
「つるかめ算」を習ってくるとは、時の早さに驚かずにいられません。

私は、子供の頃から算数を苦手にはしていませんでした。
というより、どちらかというと得意としておりました。
(自分で言うと、何の値打ちもありませんね、、、)
また一昨年、長女の中学受験がありまして、父親として恥ずかしくないよう、
自画自賛、バッチリとしっかり教える事はできましたので、
(はいっ、自分で何度も言うと、さらに何の値打ちもありませんね、、、)
今回もっ、任せなさいっ!とばかり、自信満々で挑みましたっ! はい、自信満々でっ!

がっ! ひっかけ問題に、
うまく見事に、ストライクでぴったりとどんぴしゃに完璧にパーフェクトでひっかかり、、、、、

長男:「お父さん、大丈夫ぅぅぅ?」と首を傾げられる始末に。
小学生の問題と思って、甘く見ていたらいけませんね、本当に。

そんなこんな、ドタバタしながらも、
それぞれの○○算の考え方を身振り手振りを交えて大講習を!
(どうして、身振り手振りか、自分でもよく解りませんが・・・。)

そんな中、長男が目をキラキラさせた事がありました。
それは、「円周率は、どうして3.14・・・になるのか?」の求め方です。

実は、私も小学生の時に、この事に強い疑問を持ち、先生に質問した事がありました。
円周率は割り切れない無理数というところが神秘的に思えたからです。
円周率を求める方法は、たくさんいろいろとあるようですが、
その時に先生から教えてもらった方法は、「正多角形の面積」から求める方法でした。

それは、半径1の円に内接する正多角形と外接する正多角形の面積から
円周率を求めようという方法です。

具体的に説明しますと、
半径1の円の中に、円に接するように正四角形を書きます。
その時の面積は「2」となります。
次に、同じ半径の1の円の外に、円に接するように正四角形を書きます。
その時の面積は「4」となります。

同じように、内接と外接するする正六角形、正十角形、・・・・正千角形と、
どんどん増やしていきます。
多角形の数を増やせば、角の角度が大きくなり、限りなく円に近づくという考え方です。
確かに、正一万角形ぐらいになると、限りなく円に近いように思います。

それで、正一万角形だと
内接する正一万角形の面積は 3.141592447・・・
外接する正一万角形の面積は 3.1415927569・・・になるようで、
ここから、3.14・・・が導き出されるというのです。

聞くところによりますと、別の方法になると思いますが、
近年はコンピュターの発達で昨年2013年に、
小数点12.1兆桁まで計算されているようです。
12.1兆桁とは本当に驚きですし、そこまで計算したことも驚きです。

そんなこんなで今回、長男が持って帰ってきた算数の問題から、
改めてこの「円」を考えてみましたらっ、らっ、らっ
身の回りには、この丸い「円」の形状の物、
「3.14・・・」が限りなく存在しているように思えます。

私どもが皆様にお届けをしております、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅も
丸い「円」の形状のビンでのお届けになりますし、
キャップや「きょうもいちにちありがとうおちょこ」も丸い「円」の形状です。

お届けにあがる配送業者様のトラックのタイヤも丸い「円」の形状ですし、
荷物の受け取りのサインをするボールペンや印鑑も丸い「円」の形状の物が多いようです。

誰もが手にするペットボトルや缶ジュースの缶、スプレー缶、
私の愛用の釣竿やリールのスプール、etc
私達の身の周りには、丸い「円」の形状の物、「3.14・・・」が溢れているようです。

がっ!がっ!がっ!

その「3.14・・・」の「・・・・」の数字が限りなくあって、
12.1兆桁まで計算しても、まだまだ先があって、
人間が使っている数字では表現しきれないという事が、
何か不思議に思えて、神秘的に思えてしょうがありません。

近年は、多種多様、さまざまな分野で研究が進み、
今まで解明できてなかった事が明るみになる時代となりましたし、
人間は地球のみならず、宇宙まで手を伸ばし、はるかかなた小惑星「イトカワ」まで、
無人探査機「ハヤブサ」を往復させる事も可能としました。

そんな超先進的な現代に、身の回りに必ずあると思われる「円」の形状の物の円周率を
人間が使っている数字では表現しきれないという事は、
身近なものでも解らない事が無数にあって、人間は未熟で不完全で、
何か、「謙虚な姿勢を忘れてはいけない!」というメッセージのように思えたりもします。

「お父さん、そんな難しい話はもうえいき、お腹がすいたぁ~、ご飯してぇ~」と長男。
おっと、今日は私が夕飯を作る事になっておりました。

あっ! 今から使う「お鍋」・・・・
これも、丸い「円」の形状の「3.14・・・」のようです。
きっと、今日の私の料理も未熟で不完全なものになる事でしょう。

とにもかくにも、「謙虚な姿勢を忘れてはいけない!」
そう強く心に感じた我が家の一幕でした。

10月に入り、少し厚めの掛け布団が必要となりましたが、
日中は、まだ半袖で大丈夫な日もあるように思います。

朝夕と日中の気温の変化が激しく、体調管理が難しい季節となりました。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

第87号 2014年9月発行
「ちょっとだけ、片付ける」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

皆様、雨の被害は大丈夫だったでしょうか?
今年の夏は全国的に、雨の被害が多かったと聞いております。
特に、広島の土砂災害の被害は甚大で、そのニュースに心を痛めております。
被害に遭われました皆様、心よりお見舞い申し上げます。
そして、お亡くなりになられました方々、心からご冥福をお祈り申し上げます。

こちら高知はどうだったかといいますと、
この8月は本当に雨の日が多かったように思います。
というより、晴れ間が見えた日がほとんどありませんでした。
「私の記憶」では、、、

「私の記憶」はあてにならないと、良く言われていますので、
記憶より記録ということで、 実際どうだったか、
インターネットで調べてみますと、、、、、、、今は本当に便利です。
(私が小学生の時は、宿題の日記の天気欄を埋めるために、
31日に友達に電話して教えてもらったものです。)

午前・午後とも晴れマークを記録しているのは8月26日の1日だけ!
他にも晴れマークを記録しているのは、
11日12日17日19日27日30日とありますが、
全て、午前・午後どちらか片方だけで
、一日中「晴れ」というのは26日だけでした。

私の記憶も、まんざらではないようですが、一日だけとは驚きです。
本当にこんな異常な夏は今までなかったように思います。

そして今年の8月、特に記憶に残っている「雨」は、
台風12号11号の「雨」です。 高知は、台風銀座ともいわれ、
昔から台風の影響を毎年のように受けてきたところです。

私も今まで何度も台風を経験してきました。
不謹慎な言い方かと思いますが、慣れっこといいますか、
また今年も来たか、という感じで、それほど重く深く考えてませんでした。

しかし、今回の台風は違いました。本当に怖さを感じました。
今までの経験をはるかに超えていました。
打ちつける雨の音、吹き荒れる風の音、
これほどの事は今までありませんでした。
「想定外」とかう言葉は、今後は使ってはいけない、
経験した事のない事、予想以上の事は、
起きることがある!そう心しておかなければならない、と強く思いました。

そして、自然の力の大きさ、そして脅威を感じ、
人間はその力の前では無力である事を改めて、
痛感し肝に銘じ、 日頃から、
防災の意識をしっかり持っていなければいけないと深く感じました。

今回の2つの台風で、高知県内地域によっては、
浸水、土砂災害、堤防の決壊、橋の崩落等々、
大変な被害を受けたところもあったようですが、

私どもの「どくだみ畑」「工場」「事務所」とも幸い被害から免れ無事でした。
どうぞご安心くださいませ。ご心配のお電話やメールを頂きまし皆様、
本当にありがとうございました。

そんな大変な8月、雨の8月を振り返りまして、
防災の意識はもちろんですが、
その他に一つ気づいた事があります。
それは、「ちょっとだけ、片付ける」の重要性です。

台風11号が去った当日、
私の自宅そして周辺の道路は、緑の海と化してました。
台風の強風が、裏山の木の葉をちぎり取り吹き飛ばしていたのです。
近所の方はもちろん、町内の方総出で、緑の落ち葉の大掃除です。
「こんなに、飛ばされたのは、見たことがない」と異口同音に、
箒を持って汗を流しました。

数時間後、緑の落ち葉がぎっしり詰まったビニール袋の山に、驚くと同時に、
きれいになった道路や家の周りが微笑ましく見えてきました。
きれいになると爽快感といいましょうか、本当に気持ちのいいものです。

その晴れやかな気持ちで、家に入ってみると、、、、
それまで、それほど気にならなかった、
とりあえず置いていたカバンや小物が、
妙に気になってきまして、その場所を片付ける事に、、、

そうすると、今度は気がつかなかった目立たなかった別の棚が、
気になるようになってきまして整理整頓、さらには雑巾の登場と、、、、

「ちょっとだけ、片付ける」→「その場所がきれいになる」
→「気持ちが晴れ晴れとする」 →「別の場所が気になってくる」
→「片付ける。掃除する」→「さらに気持ちが晴れ晴れとする」

という、晴れ晴れしく気持ちのいいスパイラルに、
心が動いている事に気づきました。

私の経験から、身のまわりが散らかっていれば、気持ちもどんよりとして、
いい気分になれず、それでは、いい発想もできませんし、
いい時間を過ごす事はできません。

数年前にお世話になった経営者の勉強会でも、
「これは全てではないが、業績の悪い会社のほとんどは、
社内が散らかっていたり汚れていて
業績の良い会社は、社内が整理整頓され、掃除が行き届き、きれいな事が多い。」
と、教えて頂いた事があります。

やはり社内がきれいだと、気持ちも晴れ晴れとしますので、
気持ち良く働く事ができますし、
いい製品も作れますし、いいサービスもできると思います。

弊社でも、全員で毎朝の掃除は欠かさず行っており、
より良い製品作り、より良いサービスができるよう努めております。

自宅の方はといいますと、この春より、長女が大阪に進学した為、
妻も大阪に付き添っており、 長男と私の男2人の生活が続いております。

炊事・洗濯と家事は私が何とかこなし、
毎日きれいにする事は心がけているものの、何かと時間に追われ、
つい、物が置いたままになってしまったりし、
片付けが後回しになっていたりしています。

今まで、私の気が付かないところで、
妻が整理整頓・掃除をしてくれていたんだと
改めて、妻の存在の大きさを感じております。

それで、片付けは時間がかかるから、
つい後で時間のある時に。。。と考えてしまっていましたが
「ちょっとだけ、片付ける」と思えば、気軽にすぐに片付けることができます。

この気軽にすぐに!ということで、気持ちが楽になるといいましょうか、
取り掛かりやすくなるように思えますし、
「ちょっとだけ、片付ける」の積み重ねが、
全体を片付ける事につながると思います。
まずは、とりあえず気軽にすぐにやってみるという事が大事だと感じました。

あっ!そうです。あと、こんな事がありました。
「ちょっとだけ、片付ける」と・・・・

●失くしていたモノが出てきました!
●置きっぱなしが少なくなりました。
●子供がすすんで玄関を片付けるようになりました
(履物を全て下駄箱に入れてくれるようになりました)

「ちょっとだけ、片付ける」 これを習慣にしていきたいと思います。

9月に入り、朝夕は少し肌寒さを感じ、
日中もずいぶんと過ごしやすくはなってきておりますが、
まだまだ残暑厳しい毎日が続いております。
これから、秋に向かって急な気温の変化が予想されます。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

第86号 2014年8月発行
「どくだみの逞しさ」と「まじめにやる事の大切さ」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら高知は、8月に入るなり台風12号の影響で、
記録的な大雨が続いております。
私の記憶でも、これだけ強い雨が長く続いた事は、
今までなかったように思います。
ニュース等でご存じかと思いますが、一部の地域では、
浸水等の大きな被害が出ております。

知人で、浸水の被害に遭われた方がいらっしゃいまして、その方がおっしゃるには、
「水がどんどん上がってくる、その恐怖は言葉で言い表せない」との事。
改めて、自然の怖さを感じざるを得ません。

この新聞を執筆しているのが、8月5日でして、次の台風(11号)が
8月8日もしくは9日頃に、高知に接近しそうで、
被害がさらに広がらないよう祈っております。

8月5日現在ですが、私どもの本社・工場・畑等は、
無事で特に被害は出ておりません。
どうぞ、ご安心下さいませ。ご心配を頂きました皆様、
本当にありがとうございました。

今回の大雨で、自然の力の前では、
人間は無力だという事が改めて身に染みました。
と同時に「どくだみの逞しさ」と「まじめにやる事の大切さ」という事も感じました。

まず、「どくだみの逞しさ」ですが、、、、、
今回の大雨の被害から免れた「どくだみ畑」は、
7月の暑い中、社員達のがんばりで雑草退治が無事に終わり、
元気にどくだみが葉を広げています。

農薬は使わずに栽培しておりますので、
雑草退治は、1本1本手で抜いていく作業になります。
陽射しも強く、30℃を超える気温の中、みんな、本当によく頑張ってくれました。
お陰で、来年の収穫も期待が持てそうで、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

そのどくだみ達を見て改めてその逞しさを感じました。

ちょうど、長男が小学6年生ということで、日本の歴史の勉強をしており、
私も時々ではありますが、テスト問題の出題者としてその勉強に付き合っております。
小さい頃に覚えたはずの年号や、事件は、遠い遠い遠い記憶の中で、
「大化の改新」「六波羅探題」「建武の新政」「御成敗式目」「参勤交代」等々
そういえば、そんな事も習ったなぁ~と、
聞き覚えのあるキーワードに心を躍らせています。

どくだみの歴史は古く、中国から伝わってきたと言われ、
中国の古典『名医別録(483~496)』に記されています。

2014年ー483年=1531年! 少なく見積もって、1500年もの間、
途中、想像を絶する自然災害があったことでしょう。
途中、想像を絶する人的災害もあったことでしょう。
それでも、力強く生き抜いてきた「どくだみ」達、
永い永い永い歴史を生き抜いてきたその逞しさを考えると、
非常に感慨深いものがあります。

そして、そのどくだみ達は、時には薬草として重宝がられながらも、
概ね、常に嫌われ者の雑草として扱われてきました。

嫌われて1500年!!!!
嫌な事もグッと堪え、へこたれずに生き抜いたその精神力の強さ、
その逞しさには、ただただ頭が下がる思いです。

私の身に時々降りかかる不快な思いは、その「どくだみ」からすれば、
ミクロいやナノ、いやいやピコ、フェムト、アト、それよりも小さい話でしょう。

少々、嫌な事があっても、思い通りにならない事があっても、
腐らず、腹を立てず、へこたれず、辛抱強く、
前向きに逞しく頑張っていきたいと強く思いました。

次に、「まじめにやる事の大切さ」は、、、、
大雨で、高知市に避難勧告が出た8月3日(日)は、
亡き祖父の一周忌にあたる日でした。
祖父は、戦争をそしてシベリア抑留をも経験し、
あの極寒の地の強制労働を逞しく生き抜いた人でした。

もし、祖父が極寒の不毛の地で、力尽きていたならば、
私は、この世に生を受ける事などありません。
祖父のお蔭で、そして、祖母、両親のお蔭で、、
今の私があると心より感謝しております。

その祖父が、私が小さい頃によく教えてくれた事があります。
「まじめにやらんといかん」と、、、

まじめにやっていたら、いつか誰かが認めてくれる。
まじめにやってなかったら、みんなが遠のいていく。というのです。

昨今のニュースを見ますと、「偽装」「捏造」「改ざん」・・・
耳をそして目を疑うような話ばかり出てきます。
最近では、チキンナゲットの賞味期限切れ肉の再使用問題で、
同じ製造業者として憤りを感じております。

祖父の教えの「まじめにやることの大切さ」を礎にし、
これからも辛抱強く、逞しく、前向きに、
何事にも取り組んでいきたいと思いました。

季節は夏本番! 今年の夏も、猛暑、酷暑のようです。
水分補給や暑さ対策をしっかりと取り、
体調管理には、くれぐれもお気をつけくださいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸

第85号 2014年7月発行
「木の上に立って見る」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

7月に入り、こちら高知は、いつ梅雨が明けるのか?
晴れ間が待ち遠しい毎日が続いております。
とはいえ、その梅雨が明けると・・・
本格的な夏!夏!夏!夏!の到来っっっっつ♪
私は根っからの「汗かき男っ!」 (自慢してもしょうがないのですが、、、)
この暑い夏の季節が大の苦手です。

しかしっ!今年の夏は、いつもの夏と違います♪
今年の夏は、非常に楽しみな夏なのですっ♪♪♪
なぜならっ、長男が今年、小学6年生となり、
2年生から始めた「少年野球」では、 主力の学年となり、
グランドで頑張っている姿に、一喜一憂っ!
思いっきり楽しんでおります。

私は根っからの野球オンチ!(またまた自慢してもしょうがないのですが、、、)
中学高校時代、クラブ対抗のソフトボール大会でメンバーが足らず、
強制的に駆り出されて外野の守備についても外野フライすら取ることができません。
私のそのプレーのせいで、何度負けたことか、、、
(そのせいで、何度ボコボコにされた事か、、、、)

弁解する訳ではありませんが、球勘がないというか、
ピッチャーの投げたボールをバッターが打って、
そのボールがどの辺りに落ちてるくるか?
その判断能力、運動能力に欠けているのだと思います。

幼い頃より、目が極端に悪く、
動体視力が全く無いことも原因の一つでもあったかとは思いますが。。。
ただ、1回だけ、大まぐれで取った事があります。
(ここだけ、まじめに自慢させて下さい)

1学年先輩の大レフトフライを、たまたま走って行った方向が良く、
たまたま上に差し出したグラブの中に、たまたまスッポリ収まり、ゲームセット!
今でも、鮮明に覚えている、私の今までの人生の中での大大大ファインプレーでした。
(その夜は、その先輩に、ボコボコにされましたが、、、、)

先日、たまたま、子供たちのバッティング練習に、
外野の守備が不足していましたので、 形だけ左手にグラブを!
そして、心は「私の所に飛んでくるなっ!」でポジションにつきました。

そんな時は、飛んで来るんです。私のところに・・・・・
、、、っで!、、、っで!、、、っで!、、、っで!
どうだったかといいますと、、、、
やっぱり、取れません。ホント野球って、やっぱり難しいです。

そんな私の息子ですから、野球ができるのか?心配をしておりましたが、
私がダメでも、妻のほうが良かったようです!
はいっ!守備はショートで上位打線で頑張っております。
練習や試合で、悔しくて泣いて家に帰ってくる時もありましたが、
長男を含め、子供たちのハツラツとしたプレーをスタンドから見ると
手に汗握る思いで、本当に楽しませてもらっています。

長男が、小学2年の時に「野球部に入りたい!」と言い出した時は、
本当にどうしようか?と思いました。
なぜなら、その時はまだスイミングで競泳をやっていましたし、
野球部にまだ2年生が誰も入っていなかったこともあります。
そして、私が野球オンチ。

それから、保護者のお手伝いが父母共に非常に大変、
という事を伝え聞いた事があったからです。
練習や試合のお茶当番、試合会場への送迎や、 グランドの設営等々、
(特に大変なのは、雨でグランドの水たまりをスポンジで吸い取る整備です。)
どうしても大人の協力がないと少年野球は成り立たないそうで、
土日祝日は全て、子供の野球一色になってしまうということでした。。。。。。

しかし、子供のやりたい意思を私達親の都合でやめさせるのもどうか?
親は、書いて字のように「木の上に立って見る」と。
そして、息子の意思を再度確認し、
子供がやりたい事は子供のやりたいタイミングでやらせようと、
野球部に入部させることにしました。

振り返ってみて、大変な事はたくさんありました。
しかし、野球をやらせて本当に良かったと思っております。
息子の引退まであとわずかですが、
今現在、思った事をご紹介させて頂きます。

●助け合う精神が育った
野球は、チームプレーではじめて成り立ちます。
ワンマンプレーでは通用しません。
大人になり、社会に出たとき、ここで育んだ助け合う精神は、
必ずモノをいうと思います。

●やればできる!向上心が育った
取れなかった打球が取れたり、届かなかった所に投げれるようになったり、
打てなかったボールを打てるようになったり、
できなかった事ができるようになるということを体感できたと思います。
このやればできるという向上心は、大人になった時、
必ずぶつかる壁に対し 乗り越える事のできる大きな要素だと思います。
大切な心が身についたと思います。

●逃げない精神が育った
野球は、どんな大ピンチの時でも、その場を逃げる訳にはいきません。
それから、ヒットが打てて、いい結果が出る時もあれば、
凡打で悪い結果になる時もあります。
どんな結果であれ、自分の出した結果、その結果から逃げる訳にはいきません。
大人になり、社会にでると、いい結果を出さないといけないと思い、
時には悪い結果を恐れるあまり、チャレンジするべき時にチャレンジしなかったり、
悪い結果には責任回避したり、隠れたり、逃げたり、
(そんな嫌なニュースをよく耳にします)
この少年野球で培った逃げない精神は、大きな財産になると思います。

●心が強くなった
現代の子供は、近所のおじさんに叱られた事がないとよく聞きます。
そのせいか、大人になった時に、打たれ強くないともよく聞きます。
また、大人になり、社会にでると、理不尽な事で心を悩ませる事が多々あります。
監督、コーチに叱られ、思いっきり家で泣いていた事も何度かありました。
その分、必ず心が数段強くなったと思います。

●感謝の心が育った
先日、試合が終わった時、長男から
「お父さん、野球をやらせてくれてありがとう」と言われました。
私は、思わずジーンときてしまいました。
ほとんどの部員のお父さんは、野球経験者という方ばかりです。
長男なりに、野球ができないにもかかわらず、
毎回手伝いに来てくれ、見に来てくれ、保護者会長を務めてくれ、
私の協力を心にしっかりと受け止めているのだと思いました。
(こっちこそ、ありがとう)

かくいう私も、長男の少年野球のお陰で、成長した事もあると思います。
今の6年生で、一番早く入部したのは、私の長男ということもあり、
一番お世話を頂いている事で、
今年度の保護者会の会長を務めさせて頂いています。

考え方や性格、環境が違う人達が集う一つの会をまとめるというのは、
本当に大変な事で、毎年の事、保護者会の会長はなかなか決まらない、
というのが常のようでした。

しかし、前述しましたように、
長男が一番お世話を頂いているという気持ちもありましたので、
昨年のこの時期に、私は野球は全くできませんが、
役を快く引き受けさせて頂きました。

この一年を振り返ってみて、会長の大役は確かに大変ではありましたが、
私は、本当に運のいい男だと思います。
ほとんど全員の保護者の方々にいつも積極参加して頂き、本当に助かりました。
多くの皆さんのご協力で、この大役が無事にこなせそうです。

ともあれ、今年の夏は、長男の少年野球の最後の夏!
8月で引退ですので、残りわずか一ヶ月となりました。
現在進行中の試合では、順調に勝ち進んでいます。
長男には思いっきりプレーしてもらいたいのと同時に、
妻と私、思いっきり親バカになって、楽しみたいと思います。

季節はこれから、夏に向けてギアをトップに上げ、エンジンフルスロットル!
暑い暑い暑い夏は、もう目の前です。
体調管理には、くれぐれもお気をつけくださいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸