投稿者「Yasunobu Hosokawa」のアーカイブ

第134号 2018年8月発行
「暑い夏の思い出」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。

この度の「平成30年7月豪雨」「台風12号」により、被災されました皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。酷暑の毎日が続いております。
どうぞ、ご自愛頂きますよう、そして復興を心よりお祈り申し上げます。

それから、いつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

それにしても、「暑いっ!」 いや「熱いっ!」 
こっちの漢字が合ってるような毎日が続いております。(7月30日執筆中)

どくだみ畑にちょっと立っただけで、もう汗びっしょり!
元来、暑がりの私には、本当に堪える季節がやってきました。

それにしても、今年の暑さは異常です。
7月23日埼玉県熊谷市で、最高気温が摂氏41.1度という観測史上最高気温が記録されました。
(この新聞が皆様にお届けの時には、さらに記録更新になっているかもしれません。)

7月24日のこちらの地元新聞・高知新聞では、
2013年8月に高知県四万十市西土佐江川崎で観測された41・0度の国内最高記録を5年ぶりに更新。
「あつさ日本一」の看板を「あつさ日本二」に変更したというニュースが報じられました。

さらに、新聞には地元の女子中学生のインタビューを掲載。
「西土佐で誇れるものは珍しかったから、本当に悔しい。
 0・1度差なら可能性がありそうだから抜き返したい」

暑がりの私としては、そんな事を競わなくても・・・と思うのですが、
何でも一番というのは、大事なんでしょうね。

そこで今回のこの新聞では、「暑い」「一番」この2つのキーワードで
私の中学生の夏を紐を解き、お話させて頂きます。

当時私は、野球で有名な、高知・明徳義塾で白球を追いかけていました。
(白球といいましても野球ではなく、卓球です。)

どうして卓球部に入ったかといいますと、
私は、どちらかというと、運動オンチの方で、しかも足も速くありません。
当時、学校は全寮制・全クラブ制でしたから、
どこかのクラブに入部しなければなりませんでした。

足が遅いので、足の速さを要する競技はパスです。
いろいろな競技を選んでいるうちに、卓球だと数歩で球に手が届きそう、
そんな甘っちょろい考えがふと頭に浮かびました。

野球のように、一塁までの距離を速く駆け抜けたり、
サッカーのように、試合中ずっと走ったり、
バスケのように、コートの端から端を速く走ったり、
テニスのように、広いコートを走る必要もありません。

それに、温泉で遊んだピンポンに楽しい記憶がありましたし、
卓球には、何か楽しそうなイメージがありました。

そんな不純な動機で始めた卓球でしたが、とんでもない事が待ち受けてました。
なんと、県内屈指の強豪校だったのです。
当然、練習は厳しく、毎日ボロボロになっていました。

それに、練習場が暑いのなんの! ボールが風に揺れたらいけない。
日光が目に入ってボールを見失ってはいけない。という理由で
真夏でも窓はカッチリと閉め、厚いカーテンはしっかり閉めた状態です。

真夏の練習は、汗びしょびしょで、もう本当に大変です。
1日練習ともなりますと、着替えのユニフォームが5~6着は必要でした。
暑がりの私には本当に堪えましたし、
厳しい練習についていくのがやっとで、何度も何度もやめようと思いました。

ところが、いいボールが打てたり、試合で勝ったりすると
何か心に嬉しさが芽生え、頑張ってみよう!と思うようになりました。

中学一年生の時は、三年生に強い先輩が大勢いたので、
県大会の団体戦は、気楽な気持ちで応援をしておりました。

一冬が過ぎ春を迎え、二年生になると私の一つ上の学年は2人しかいなく、
当然、私たちの二年生も団体戦のレギュラーの枠がやってきます。

迎えた春季の県大会、私たちは大事件を起こしてしまいます。
それまで代々積み上げてきた優勝の連続記録をストップさせたのです。

次の日から、猛・猛・猛練習が始まりました。
朝は4時半起床でランニングからはじまり、
学校の授業終了直後から遅くまで白球を追いかけました。

月日は流れ、中学三年生の夏の県大会!
順調にチームは勝ち上がり、決勝戦の舞台に駒を進めました。
待っていた相手は、過去に負けた事のある学校です。
今回こそはっ!チームの士気は上がります。

熱戦に次ぐ、熱戦で、何とか勝ちを手に入れた瞬間
チームのメンバー全員が、目を真っ赤にしながら泣いて抱いて優勝を喜びました。

私たち全員の目が真っ赤だったので、大会運営者の方から
「よっぽど、嬉しかったんだね」と言葉をかけて頂いたのですが、

実はこれには、別の理由がありまして、、、
当時、私たちの寮で、結膜炎が大流行していたのです。
嬉しさの涙もありますが、目が真っ赤な正体はこちらにありました。

卒業してもう30年になると思います。
その後も県大会では優勝を続けているようで、唯一汚点を作ったのが
私たちの代だったようです。

一度負けてしまうと、勝つのがなかなか難しいとよく言われますが、
何とか取り戻せて本当に良かったと思った、夏の暑い日の出来事でした。

さて、一度負けてしまうといえば、
一度自分に甘えて、朝のウォーキングや水泳をサボってしまうと、、、
なかなか、元のペースに戻すのが難しくなります。

また、一度体調を崩してしまうと、なかなか元に戻す事は難しいです。
健康は日々の積み重ねこそが大事だとよく言われています。

生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅は、皆様のご健康にきっと役に立つ健康酒です。
毎日、お続け頂きたいと願っております。

ご愛飲の方々からも
「1ヵ月2ヶ月と続けていくうちに・・・」
「飲み始めて1年経った頃に・・・」
「お陰様で1年4ヶ月間飲み続け・・・」等々
永くご愛飲頂いた嬉しいお声をたくさん頂いております。
十黒梅が皆様のお役に立てれば本当に嬉しい限りです。

季節は、エアコンが必須の真夏の季節がやってきました。
水分補給、温度管理等、熱中症で体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

細川泰伸

第133号 2018年7月発行
「チコちゃん」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

先月6月末、お陰様で無事に、今年のどくだみの収穫作業と搾汁作業が終了しました。
十黒梅の主原料のどくだみの青汁が、しっかり確保できました事を、
ご愛飲の皆様にご報告申し上げます。

十黒梅は、永く続けてお飲み頂きたい健康酒です。
原料不足で、ご愛飲の皆様に、ご迷惑をお掛けするような事は、
絶対にしてはいけないと、常々、心しております。
今年も、十分な量が確保でき、安心しております。

この後、どくだみ畑は、来年の収穫にむけて、草引き作業が始まります。
来期もしっかり収穫できるよう、畑の手入れに頑張って参ります。

さて、話は180度変わりまして、
テレビでは、サッカーワールドカップが大盛り上がりの中、
私のツボにど真ん中のストライクではまっているテレビ番組があります。

それは・・・・ NHK 「チコちゃんに叱られる」です。

この新聞でも、お伝えをしておりましたが、
4月から6月までの約3ヶ月間、どくだみの収穫作業・搾汁作業の為、
自宅から約100km離れた、黒潮町の工場にて、単身赴任で就業をしておりました。

夕食ともなりますと、もちろん私一人ですから、テレビが唯一無二のお友達となります。
(日頃、私はテレビをあまり見ない方で、我が家の食事中はテレビの画面は真っ黒です。)

特に、見たいテレビ番組はなく、NHK7時のニュース番組の後、
チャンネルを変えるのも面倒なので、そのままにしておりました。
そうしましたら、NHKなのに、民放のようなバラエティー番組が始まったのです。

あまり、バラエティー番組は好きな方ではありませんので、
チャンネルを変えようと思った瞬間、
メインキャラクターのチコちゃん(5歳)が、ゲストの方に
「大人だから、当然知っているよね、どうして、年度初めは4月なの?」と
ハッと驚く質問を投げつけてきたのです。

何気なく番組を「ボーっ」と見ていた私は、
「確かに、どうして4月なんだろう??????」
5歳のチコちゃんの質問に答える事ができません。
ゲスト解答者も「えっ!?えっ!?」と「えっ!?」を連発し答える事ができません。

そして、チコちゃんはそんな解答者に、
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と一喝、
番組のタイトル通りに、叱られてしまいました。

NHKなのに、ある意味、暴言ともとれるようなフレーズに驚くとともに、
5歳のチコちゃんだから許されるのか?
いやいや、知っていて当然ともいえる事を知らなかったので、
そのフレーズは許されるのか? 私の頭の中はグチャグチャになりましたが、
私のツボにズバッとストライク!それ以来、毎週、楽しみに見ております。

チコちゃんの質問は鋭く
「刑事の事を、どうしてデカと呼ぶの?」
「腕の悪いお医者さんの事を、どうしてヤブ医者っていうの?」
「ご年配の方をどうして、シルバーっていうの?」
「信号は緑色なのに、どうして青信号っていうの?」
「福神漬けは何を漬けたもの?」等々、
知っていて当然と言われれば当然なのですが、答える事ができません。
チコちゃんの直球にバットが出ず、ストライクっ!ワン!

また、その質問の解答は、大学の教授や研究者等の専門家が詳しく解説。
その時の様子を再現した「たぶんこうだったんじゃないか劇場」には
実力派の役者さんの熱演が楽しめ、ストライクっ!ツー!

またナレーションのアナウンサー森田美由紀さんの激辛でその落ち着いた声に、
ストライクっ!スリー! 三球三振、バッターアウト!

いやぁ~~~、完全に鷲づかみにされています。
これからも楽しみに見たいと思います。

さて、「これからも楽しみ」といえば、
この生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲の方からも
「これからも楽しみ飲みたいです」「毎晩、楽しく飲んでいます。」等々
嬉しいお声をたくさん頂いております。

この後、そのお声をご紹介させて頂きますので、是非、ご一読頂ければ幸いです。

また、インターネットのホームページでもご紹介しております。
GoogleやYahoo!などで「十黒梅 体験談」のキーワードで、検索して下さい。
2018年7月4日現在、のべ 1,723件のお声を頂いております。

妻の体調不良がきっかけで、商品開発をしました「十黒梅」。
お陰様で、2007年の発売から今年で12年目となります。
これも偏に、ご愛飲の皆様のお陰と、心から感謝申し上げます。

思い起こせば、原料のどくだみの青汁の調達に苦労した事や、
畑の手入れが大変だった事、農業生産法人の取得、酒造免許の取得、etc
いろいろな事が脳裏をよぎります。

いろいろな困難や壁がありましたが、大学の先生、農家さん、機械屋さん、
黒潮町の皆さんをはじめ、助けて頂いた皆さん、そしてご愛飲の皆様のお陰で、
今があると心に感じております。本当にありがとうございます。

これからも、ご愛飲の皆様のお役に立てるよう、社員一同頑張って参ります。
今後とも、何卒どうぞよろしくお願いします。

季節は、いよいよ暑い暑い暑い、夏がやってきました。
水分補給、温度管理等、熱中症で体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

細川泰伸

第132号 2018年6月発行
「どくだみの満開の季節」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら、南国高知は黒潮町、只今、どくだみの満開の季節を迎えております。
お陰様で、今年のどくだみは、大豊作です。

どくだみ畑 どくだみ畑

この一年間、草引きメンバー全員が、今年の大豊作を目標に、
灼熱の太陽が照りつける酷暑の日も、寒風吹きつける凍りつく日も、
ただひたすら、ただひたすら、雑草と格闘を続けました。

どくだみは、農薬を使わず栽培をするので、「草引き」が栽培の主となります。
言葉にしたら、文字にしたら「草引き」のたった3文字で簡単そうですが、
実際に畑で「草引き」をしてみますと、、、
ご経験の方もいらっしゃると思いますが、本当に心が折れるといいましょうか、
なかなか骨の折れるたった3文字です。

何しろ雑草は次から次に生えてきます。
やっと引き終わったと思ったのに、また新しい雑草が勢いよく顔をだしてきます。
おまけに彼らは、生命力が強いといいましょうか、しぶといといいましょうか、
根っこ全てをきれいに引かせてくれません。
実は過去、この「草引き」が大変で、栽培をあきらめた農家さんもいらっしゃるほどです。

しかし、草引きメンバーは、こう口を揃えます。
「十黒梅をご愛飲の方からの嬉しいお声が何よりの励み」と、

一年間、大変な思いもありますが、お客様のお役に立てる幸せは何よりの励みです。
皆様からのお声をエネルギーにして、また一年間、汗を流して参ります。

そして、この大豊作の「どくだみ」の収穫も只今絶好調です。
今年もこのお二方が収穫作業の手伝い来ていただきました。

どくだみブラザーズ(左:作おんちゃん 87才 右:かっちゃん 81才) どくだみ収穫どくだみは、手刈りで収穫します。

2009年に、この畑にどくだみを植えて以来、毎年欠かさずの皆勤賞です。
「どくだみの仕事があるけん、いつまでも元気でおらんといかんねぇ~」と
明るくお答えいただくお二方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、皆勤賞といえば、このお三方(どくだみシスターズ)
今年も、選別作業(きれいなどくだみだけを選別します)と、
どくだみの水洗い作業等に来ていただきました。

どくだみシスターズたずねさん79才 れいこさん84才 みちこさん72才 どくだみ洗いどくだみを丁寧に選別し、水洗いしていきます

このお三方も2009年に、どくだみの搾汁加工工場を操業してから、
毎年、お力をお借りしております。
「どくだみを触りよったら、元気になるけん」と笑いながら仕事をして頂いてます。

こうして、一年間かけて育ててきた「どくだみ」を
元気で明るいご年配の方々のお力を頂いて、
十黒梅の主原料のどくだみの青汁が出来上がっている事に、
私は本当に嬉しく、誇らしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

世の中には、星の数ほどのいろいろな製品があります。
製品の裏ラベルをみますと、中には、難しそうな文字が並んでいるものもあります。

化学的にある成分だけを抽出したり、ある成分だけ凝縮させたり
ある成分とある成分を合わせたり、等々、
一般的には、想像できない製法のものもあるでしょう。
技術の進歩に驚くとともに、本当にすばらしい事だと思います。

生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)は、
一年間、畑でどくだみを育て、それを搾って青汁にし、
その青汁を黒糖と梅肉エキスを合わせて、酵母菌でアルコール醗酵させたお酒です。

前者とは異なり、特殊な技術で作ったものではありませんが、
私達は、昔ながらといいましょうか、泥くさいといいましょうか、
手間と時間と愛情をかけた製品作りで、
皆様のお役に立ちたいと思います。

季節は、どくだみが喜ぶ雨の季節となりました。
この季節の次は、カラッと晴れ上がる季節がやってきます。
体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第131号 2018年5月発行
「どくだみの収穫が始まりました」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

暦は、あっという間の5月、2018年に入り4ヶ月が過ぎました。
1年のもう3分の1が過ぎた事になります。本当に月日の経つのは早いです。
「光陰矢の如し」と昔の人はよく言いました。
残りの3分の2を有意義に過ごしたいと思っております。

そう!その5月、こちら高知の黒潮町では2日(水)は雨の天気となりましたが、
3日(祝)から5日(祝)まで、いいお天気が続いております。
どくだみ畑からすぐの砂浜では、毎年恒例の「Tシャツアート展」が開かれ、
今年も県内外の多くのお客様で賑わっています。

「Tシャツアート展」とは、砂浜を美術館に見立て、
約1,000枚のTシャツが潮風に踊るという、なかなか見応えのあるイベントで
今年で、なんと30回目を迎えるとの事です。

そして、そのTシャツの間から見える太平洋には・・・
波乗りを楽しむ多くのサーファーの姿が見えます。

砂浜 サーフィン

ここ黒潮町は、サーフィンのメッカとしても有名で、
サーフィンがしたいがために、県外から移住される方もいらっしゃいます。

またまた、その砂浜では、シーサイドはだしマラソン全国大会が開かれます。
何しろ、約4kmの砂浜ですし、砂はきめ細かいと評判で、
毎年、県外から走るのを楽しみにされている方も多く、
募集を開始すると、すぐに定員になる人気の大会のようです。

現在、ここ黒潮町は、大いに大いに賑わっております。

それでっ! なぜ私が、ここ黒潮町にいるのかといいますと・・・
そうなんです!「どくだみの収穫」そして「搾り加工」が始まりました!

今年の高知は、春が早く、3月に入ってから20℃を超える日もありました。
桜の開花は、3月15日と全国トップで、
例年になく暖かい3月だったように記憶しております。

また今年は、例年の霜が降りずにすんだ事もあり、
どくだみの生育は、順調そのもの!
気持ちのいい風に、緑の葉を気持ちよさそうに揺らしています。

どくだみ どくだみ

それで、農家さんから「今年は、早ようから刈るで!」との連絡があり、
4月24日スタートで、絶好調で収穫と搾り加工をしております。

どくだみ畑収穫作業の篠田さん どくだみ今年の初入荷です。

もちろん、ゴールデンウイークの連休中も絶好調です。
休んでなんかいられません。
何といっても、私どもにとりまして一番大事な工程です。
(後で、タップリお休みを頂きます。)

この間、私は現場に入り、社員と一緒に汗を流しています。
(自宅のある高知市から、工場・畑のある黒潮町で単身赴任をしております。)

なぜ、現場に入っているのかといいますと、大きく2つ理由があります。

まず1つ目は、現在、搾っているどくだみの搾り汁(青汁)は、
皆様にお届けしております、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅の主原料です。
しっかりした製品作りをしたい、自分の目で、しっかりと確かめたいという思いです。

2つ目は、機械には、どうしても危険性をはらみます。
どくだみの搾り汁(青汁)を作る工程は、きれいに水洗いした「どくだみ」を、
円盤式の高速のカッターでみじん切りし、
次に、強力なプレス機に入れ、搾り汁を作っていきます。

文章にすれば、大した事のないように感じますが、
作業中、万一のことがあれば、大事故になります。

私は、前職で自分の不注意により、機械に右手の人差し指の第一関節から先を挟み、
切断事故を起こした経験があります。
機械の危険性を身を持って強く体感しております。

毎日の朝礼では、このことを全員にしっかり伝え、
「慣れた時が危険、気の緩んだ時が危険」と繰り返しています。

暑い夏までしばらくの間、この収穫と搾り加工は続きます。
皆様にご愛飲頂く生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅の主原料の
どくだみの搾り汁(青汁)を、しっかりと作っていきます。

季節は、気持ちのいい風が吹く5月となりました。
ただ、まだまだ朝夕は1枚上着が必要な肌寒い日もあります。
衣服の選択が難しい季節です。体調を崩されませんよう、
うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけ下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第130号 2018年4月発行
「段取り」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知、今年の桜は早かったです。というより、早過ぎでした。
何しろ、開花の発表があったのは、3月15日(全国トップ!)
去年が3月29日でしたので、なんと2週間も早い事に!

しかしというか、やっぱりというか、咲くのが早ければ散るのも早い!
そろそろ「お花見」を!と、カレンダーと相談をしておりましたら、
もうすでに遅し! もうすっかり葉桜で、「お花見」は計画倒れとなりました。
(2018年4月6日、イキイキ元気倶楽部通信:執筆中)

何事も、そろそろと思う頃に計画をするようではダメで、
先手先手で段取りをしなければなりませんね。

そんな「段取り」つながりで、うまくいった「段取り」を2つお話をさせて頂きます。

まず、一つ目は「飲み会」の段取りです。
今回の「飲み会」のメンバーは、大学時代の友人(男ばっかり)です。

事の発端は、息子の中学校の卒業式の事でした。
後ろから「細川く~ん」と呼ぶ声がありまして、ふっと振り返りましたら、
大学時代の寮の友人でした。どうやら、子供同士が同級生のようです。
(卒業式で、その事実を初めて知りました。)

私は大学時代、東京の土佐寮という寮で生活をしておりました。
寮生は、高知県出身で東京の大学に進学した学生が対象です。
(1学年、10人程度でしたので、40人程の寮でした。)

その友人とは、もう20年以上も会ってなく、久しぶりの再会です。
懐かしい話に花が咲き、「今度、土佐寮のメンバーで一緒に飲もうか?」という事で、
私が段取りをする事になりました。

早速その夜、ひとまず私が連絡の取れる友人に電話をし
日時とお店を伝え、このビッグイベントの拡散をお願いしました。
と、いいますのも、もう20年近く会っていませんので、
私が連絡が取れるの友人は、数人です。

それで当日、集まった人数は・・・14人!

東京の大学でしたから、そのまま東京で就職した者も多いですし
高知の企業に就職しても、県外に転勤で出ている者も多く、
14人は、よく集まった方です。
しっかり「段取り」した甲斐がありました。
(と、いうより、みんながよく話をまわしてくれました。)

集まった面々は、20年以上も会ってない久しぶりぶりの顔ぶれです。
体型が大幅に変わっている者や、髪の色が白くなっている者、等々
20年という年月を感じえずにいられません。
(私は?といいますと、あまり変わっていないほうかもしれません。)

それにしても、一緒に寮で寝食を共にした仲間というのは、
気心は知れてますし、遠慮は要りません。
昔話は満開そのもので、時間はあっという間に過ぎました。

一番の傑作話は、エイプリルフールに1年生全員を騙した「杣山(そまやま)大作戦」です。

どんな作戦かといいますと、
当時4年生の私が、1年生に扮し、4月1日に入寮してきた1年生の中に紛れ込み、
1ヵ月間、1年生として一緒に生活をし、5月の寮祭(寮のお祭り)の日に正体を明かす。
2年生以上の寮生全員で仕込んだ大掛かりなものです。

私のアルバイト先の上司が杣山(そまやま)さんというお名前でしたので、
そのお名前を拝借して、1年生の杣山(そまやま)君を演じました。

今回の飲み会に、当時1年生だった者も参加しており、
寮祭当日の出来事は、本当に何が何だか分からなかったと、
思い出し笑いで話してくれました。

今度はもっと人数を集めて、という話で盛り上がり、
久しぶりに笑いすぎて腹筋の痛いお酒を楽しみました。
やっぱり、旧友との飲み会はいいですね。

次の「段取り」は、どくだみ畑です。
「桜の季節」は終わりましたが、これから「どくだみの季節」です。

今年は、例年以上の豊作を目標にし、
秋からしっかりと「段取り」をしてきました。
そして人員も増やし、しっかりと草引きをして、この春を迎えました。

夏の厳しい暑さの中、冬の厳しい寒さの中、草引き作業は本当に大変でした。
汗を流してくれたみんなに、心から感謝したいです。

そして、迎えた春の畑がこちらです。

どくだみ畑 どくだみ畑

やっぱり、何事も「段取り」ですね。
「段取り」せずに、思いつきだけで動いた時は、あまりいい結果がでないように思います。
しっかり計画して、しっかり準備して、しっかり実行すれば、しっかり成果がでます。
(成果がでない事も多々ありますが・・・。成果を出すのは本当に難しいです。)

このままいけば、4月末から5月いっぱいに大豊作で収穫・搾汁を迎える事でしょう。
これから、大忙しになってきます。

搾汁作業時は、私も単身赴任で現場に入り、しっかりとした製品作りに励みます。
何しろ、十黒梅の主原料のどくだみの青汁(搾り汁)です。
ベストの状態でどくだみの青汁(搾り汁)を作るよう努めます。

今から、搾汁作業に向けて、しっかりと「段取り」をしていきたいと思います。

季節は、初夏に向かって一気にアクセルを踏んでいるようです。
体調を崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第129号 2018年3月発行
「どくだみの春」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

こちら南国高知は、3月に入り、少しずつ寒さが和らいできたように感じます。
朝のウォーキングでは、しっかりと汗をかくようになってきましたし、
ウォーキングに携帯しているスマホのバッテリーは、切れることがなくなりました。
(スマホのバッテリーは寒さに弱く、帰宅時にはいつもバッテリーが切れていました。)

ウォーキング後半は、東の空が明るくなり、日の出の時刻も早くなってきたようです。
春は、もうそこまで来ているようです。

春といえば、「卒業式」「入学式」「新年度」「新学期」「新生活」等々が思い浮かびます。
今回の手作り新聞では、私が感じた2つの春について、お話をさせて頂きます。

まず一つ目の春といえば、「プロ野球のキャンプ」です。

私の自宅から車で15分程の所に、春野総合運動公園というスポーツ施設があります。
そこには、野球場や陸上競技場、サッカー場、テニスコート、体育館、プール等々の施設があります。
メインの野球場は、高知県内の中学・高校野球の決勝戦が行われる県内屈指の野球場です。
(ちなみに、私が足繁く通っているプールは、ここのプールです。)

その野球場に、2月1日~2月23日の間、
プロ野球の埼玉西武ライオンズがキャンプインしていました。
(主力選手は、宮崎でのキャンプがメインで、20日~23日に高知で合流したようです。)

2月の中旬だったと記憶しております。「よおし、今日も頑張ろう!」と
いつものようにプールサイドに足を踏み入れた瞬間、
いつもと違う光景が目に入りました。プールの一番端のコースに
日焼けしたガッチリ体形の若者が十人程が談笑しながら泳いでいるのです。

勘のいい方はお気づきだと思います。その若者達はライオンズの選手で、
練習が終わった後、クールダウンの為かプールで体を動かしているようです。

もしかしたら、未来のスーパースターがこの中にいるのかもしれません。
希望に満ち溢れた若者が放つパワーに、私もまだまだこれからっ!と思った次第でした。

それにしても、さすが野球選手、体つきが全く違います。鍛えに鍛えてました。
私のタルタルのたるんだ体形とは比べ物になりません。(比べる方がおかしいですね)

次に2つ目の春といえば、この新聞でしかお伝えできない、
専門的なマニアックなお便りをさせて頂きます。

ズバリ! どくだみの春のお便りです!

どくだみ畑 どくだみ畑

冬の間、じっと力を蓄えたどくだみが、しっかりと顔を出してくれました。
これから暖かくなるにしたがって、どんどん背を伸ばしてくれる事でしょう。
今年も皆様にお届けできる分はしっかりと育ってくれると思います。

今年の冬は例年にないくらいの寒さで、畑が一面真っ白に雪化粧した日もありましたので、
どくだみがしっかり芽を出してくれるのか、心配をしておりましたが
そんな私の心配はなんのその、やっぱりどくだみは逞しいです。

どくだみ畑

考えてみますと、数千年いや数万年でしょうか、いやいや数十万年前から
緑の草花は、その生命の営みを永い間延々と続けてきたと思います。
きっと、どくだみもその例に違わないはずです。

現に書物等で、千年前の平安時代から愛されていたともあります。
雪に覆われた、なんていうのは、どくだみからしたら大した事ではないのでしょう。
いやもっと、想像を絶するような事態に見舞われた事があったと思います。

そんな事を考え、一面に小さな顔を出してくれた広いどくだみ畑に立ちますと、
自然のスケールの壮大さを感じ、日頃、ちょっとした事にイライラしたり、
思い通りにならない事に不満を感じたりする自分が、
マイクロ、いや、ナノ、いやいや、ピコよりも、もっともっと小さく思えてしょうがありません。

暖かい日もあれば寒い日もある。晴れの日もあれば雨の日もある。
いい日もあれば悪い日もある。嬉しい日もあれば悲しい日もある。・・・
それらを永い永い永いスパンで考えてみると、
日頃の出来事の大きさは、あまり大きなものではないように思えます。

”ちょっとした事に一喜一憂せず、大きな心を持ち続けた方がいいよ”
そんな事を、どくだみが教えてくれているように感じました。

季節は、まさしく三寒四温。天気の変わりやすい日が続きます。
体調を崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第128号 2018年2月発行
「ローマは一日にして成らず」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

「寒いっ」、今年は特にこの言葉を耳にします。
また自ら無意識に、1日何回いや何十回も口にしております。

全国各地の数十年ぶりの大雪のニュース、映像には、ただただ驚くばかりです。

こちら南国高知の「どくだみ畑」も雪が舞う日もあり、
例年にない、冬の厳しさを感じております。

この寒い中、しかも早朝より、
「異常行動かも?」と妻に心配されている事があります。

それは、「朝のウォーキング」の復活です。

前回のこの手作り新聞で綴らせて頂いた例のウォーキングです。
自宅から片道40~45分、目指すは太平洋の海岸線のいつものコースです。

なぜ?復活したかといいますと・・・  「体重オーバー!」

昨年10月頃から、忙しさや寒さにかまけて、サボりました。
まさしくサボリンピックの金メダリスト! しかも2、3個は軽いでしょう。

年末から妙に、ズボンのベルトもきついと感じてましたし、
そもそもズボンのボタンを止める際、グッと息を止め、お腹をへこまさないと・・・

年明け、体重計に乗ってみますと、驚くべき数字がデジタル文字で、、、、
あのデジタル文字は、率直過ぎっですといいましょうか、味気ないといいましょうか、
人の温かさがないといいましょうか、いや、数字だからしょうがないのですが、
そのまんまの数字ですから、心に堪えるものがあります。

しかし、自業自得といいましょうか、自分の自己節制の無さが招いた結果です。
ここは、しっかりともう一度!と一念発起し、4時起床で頑張っております。

この朝のウォーキング、歩き始めれば何とかなるのですが、
起きる瞬間、布団から「えいやっ」と飛び出るのが一番の勝負所!
「眠たぁ~~~い」「いや起きよう!」
「やっぱり、休もう」「いやいや、歩こう」・・・

「起きるチーム」「起きないチーム」が、天下分け目の関が原の如く、
真正面、真っ向からぶつかって火花を散らします。

それで、1月は、頑張りましたぁ~! 雨の日と釣りの日を除いては、
「起きるチーム」の全勝!!!!! やりました!!!
頑張って歩いた日は、ご褒美として赤いシールを貰え、
壁掛けカレンダーの歩いたその日の枠の中に貼る事になっております。
さらに、調子に乗って、仕事帰りにプールで泳いだ日は青いシールを貰え、
同じように、貼る事ができます。

1月のカレンダーを見ると・・・
フランスの国旗のよう、まさしくトリコカラー!
白地のカレンダーに赤と青のシールがぎっしりっぎっしりっ、
自分で言うのもなんですが、自分でも感心するくらい、頑張りました。

それで1月31日、自信満々で体重計に乗りますと・・・・

     あんまり変わってなかったです(悲しい)

落ちるには落ちてましたが、思ったようには落ちてなく
改めて、体重を落とす事の大変さをまざまざと感じました。

「ローマは一日にして成らず」 何でも簡単にすぐにはできないという事ですね。
2月もしっかり頑張っていきたいと思います。

さて、簡単にすぐにはできないといえば・・・
「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)」

只今、どくだみ達は土の中でしっかりと栄養を蓄えているところです。
来月には、ちらりちらりと愛おしい顔を出してくれるでしょう。

私どもの「どくだみ」の収穫は4月下旬から6月初旬の約2ヶ月間です。
残りの約10ヶ月は、畑の手入れとなります。
つまり、約10ヶ月かけて、丁寧に育てた「どくだみ」が、
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の主原料となります。

栽培の大変さはありますが、十黒梅(じゅっこくばい)をご愛飲頂いた皆様からの
嬉しいお声、お喜びのお声を伺うと、頑張って良かったと心から思えてきます。

この後、そのお声をご紹介させて頂きますので、
是非、ご一読頂ければ幸いです。

また、インターネットのホームページでもご紹介しております。
GoogleやYahoo!などで「十黒梅 体験談」のキーワードで、検索して下さい。
2018年2月5日現在、のべ 1,703件のお声を頂いております。

これからも、皆様から頂戴する嬉しいお声を励みに
どくだみの栽培、青汁の加工、酒造、販売、お届けまで
社員一同、気持ちを込めて頑張って参ります。

何やら、今年はインフルエンザが猛威を振るい大流行
またA型B型と2種類に、かかる事もあるとの事。
体調を崩されませんよう「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第127号 2018年1月発行
「あけましておめでとうございます。」

あけましておめでとうございます。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
旧年中は、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
本年も、皆様のお役に立てますよう、どくだみの栽培から十黒梅の製品作り、
そしてお届けまで、社員一同、一丸となって精一杯頑張って参ります。
何卒どうぞよろしくお願い致します。

またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

今年元旦早々、私は初体験をしました。
何の初体験かといいますと・・・

「初日の出」を見に行ってきました。

これまでに過去2回、旅行先のホテルで年越しをした時に初日の出を見ましたので
厳密にいえば、初体験ではないのですが、
我が家から、徒歩で片道40~45分の海岸線での「初日の出」は、
初めての事になります。

私の年越し年明けの毎年恒例は、ゆっくりとお酒を嗜み
ゆっくりと一年を振り返り、ゆっくりと一年を終えながら年越しそばを食べ、
ゆっくりと朝起きて一年を迎える。これが私のスタイルでした。

しかし、今年は違いました!
12月31日大晦日は、紅白歌合戦をほどほどにし、
10時30分に布団に入り、1月1日元旦の早起きに備えました。

そして、迎えた当日は5時30分起床でジャージに着替え、
毛糸の帽子をかぶり、反射板のついたタスキを肩から斜めにかけ、
懐中電灯を片手に持ち、6時出発で海岸線に向かって妻と2人で足を進めました。

事の発端は、妻が「初日の出を見たい」と切り出したのです。

私の趣味の一つに「魚釣り」がありまして、日の出を見るのは日常茶飯事です。
雲一つない好天で、水平線から真っ赤に上がる神々しい日の出に出合えると、
「おぉ~~~」と思わず声が漏れそうになり、いい1日を迎えた感謝の気持ちになります。
(たいていは雲が邪魔して、きれいな日の出に出会える事は稀なのですが・・・)

それで、妻に釣行の時に撮った日の出の写真を見せたのが始まりです。

目指す海岸線は、私のサボリがちなウォーキングコース!
一応ですが、歩き慣れた道ではあります。
いつもなら、出会える人の数は多くて7~8人程度ですが、この日は違いましたっ!
私の前方には、人!人!人!・・・!こんなに高知に人がいたのか?新年早々の大発見です。

6時45分、目的地の海岸線に辿りついた私たちに、さらに驚きの光景が待っていました。
人!人!人!・・・! 田舎の高知にも、こんなに人がいたんですね。再認識です。

さらに驚きは、違反車両の取り締まりの為でしょうか?
制服姿の警察官がずらっ~~~と!(新年早々、ご苦労様です)

この日の太平洋は、ほとんど波は無く穏やかの一言!
海上にはヨットや漁船が気持ちよさそうに浮かんでいます。
中には、正月早々からの太公望も乗っている事でしょう。

時刻は7時を向かえ、東の空がだんだん明るくなってきました。
水平線からの真っ赤なきれいな日の出を楽しみにしておりましたが、
厚い雲が広がっていて、どうやら期待は裏切られそうです。

しかし、雲が厚かったのが幸いしていたようです。
雲と青空の境目がハッキリとしていて、
水平線の上に雲平線(?)そして青空と三層構造が遠く東に広がっています。

迎えた7時14分、海岸線に集まった多くの人!人!人!・・・!から
「おぉ~~~~」という声が上がりました。
その雲平線から、2018年最初の太陽が顔を見せてくれました。

2018初日の出

私は手を合わせ、今年一年の「家族の健康」を願い
十黒梅をご愛飲頂いております皆様に、しっかりお役に立てるよう、心に誓いました。

今年2018年は、どくだみの自社栽培を始めてちょうど10年目となります。
こうして永く時を刻む事ができたのは、
偏に、十黒梅をご愛飲頂いております皆様のお陰でございます。
本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

この感謝の気持ちを、社員一同、胸にし
皆様のお役に立てますよう、励んでまいります。
本年も何卒どうぞよろしくお願い致します。

最後になりましたが、冬本番、寒い毎日が続いております。
何やら、インフルエンザが流行ってきているとのことです。
うがい・手洗い・十黒梅(じゅっこくばい)、
どうか体調を崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

それでは、失礼いたします。

細川 泰伸

追記:
翌日1月2日、日の出の時刻に合わせて同じ場所に来ましたが・・・
私しかいませんでした。どうやら、日の出で有難がられるのは、一年に一回だけのようですね。

第126号 2017年12月発行
「今年一年、本当にありがとうございました。」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

カレンダーは、あっいう間に12月っ!
お正月に初詣をしたのは、つい先日のように思え、
月日の経つ早さに改めて驚いております。

この早すぎた一年を振り返りますと、本当にいろいろな出来事がありました。
その中で2つ、個人的に私の心に強く残った事をお話させて頂きます。

まず一つ目は、私の趣味の一つでもあります「将棋」です。
今年は、彗星のごとく現れた中学生棋士・藤井聡太四段の29連勝の大活躍で、
「将棋フィーバー」の一年だったと思います。

テレビのワイドショーでは、連日のように藤井四段の話題が取り上げられ、
将棋の話には、ほとんど耳を傾けなかった私の妻まで、
「竜王戦って、どんな戦い? 藤井君はC級2組って聞いたけど、級って何?」等々
将棋の話をドンドン聞いてくるようになりました。

それから、将棋界を代表する加藤一二三九段の引退!
将棋の一時代を築いた大棋士の引退は、本当に感慨深い思いがいたします。
と、同時に、その異才を放つキャラクターでの今後の活躍が本当に楽しみです。

そして、今年一年の極めつけは、「永世七冠誕生」ではないでしょうか?

平成29年12月5日(火)16時23分、その時、歴史が動きました。
前日4日から鹿児島県指宿市で行われた第30期竜王戦 七番勝負第5局
羽生棋聖が渡辺竜王を下し、竜王位を奪回し「永世竜王」の資格を得ました。
同時に、過去誰一人として達成できなかった「永世七冠」を
羽生善治棋聖が達成したその瞬間でした。

現在将棋のタイトルは、今年から「叡王」が加わり、
「名人」「竜王」「棋聖」「棋王」「王位」「王座」「王将」の
八大タイトルとなっていますが、
長らく七大タイトルを、全棋士がしのぎを削って戦ってきました。

「永世」の称号を得る事ができるのは、
今回の竜王戦では、連続5期または通算7期のタイトル獲得となっています。
(各棋戦によって、獲得条件は異なるようですが、最低でも5期は必要のようです。)

一つでもタイトルを獲得できれば、それはそれは凄い事なのですが、
少なくても5年以上獲得し「永世」の称号を得る事は、驚くべき事だと思いますし、
ましてや七つのタイトル全てとなると・・・
まさしく、前人未到の大偉業と言っても過言ではないと思います。
(平成7年度は、七大タイトル全てを同時に獲得した事も大偉業でしょう。)

今回の大偉業にあたり、今期の羽生棋聖は、保持をしていた三つのタイトルのうち、
「王位戦」では菅井竜也七段に、「王座戦」では中村太地七段に破れ、
「棋聖」だけとなっていました。

ここ数年の若手の台頭は激しく、私は「さすがの羽生棋聖も・・・」と、
正直、一抹の心配をしておりました。
また竜王戦は2002年の獲得以来、4度目の挑戦15年も遠ざかっていたタイトルです。
それから相手は、この棋戦になると、めっぽう強い渡辺竜王です。
羽生棋聖には、同年代として、何とかここで頑張って欲しいと切に願っておりました。

歴史が動いた「羽生永世竜王誕生」の速報を聞いた瞬間、
私の涙腺が勝手に緩み、ただただただただ言葉にできない
私の粗末なボキャブラリーでは表現できない、高揚する思いが込み上げました。

さらにさらにさらに、驚愕したのは、対局後の会見で
「将棋そのものを本質的にわかっているかというと、
まだまだ何もわかっていないというのが実情」との談話。
・・・・私は、もう言葉にできません。

同年代にもの凄い人がいて、同じ年代を一緒に生きる幸せ、喜び、励み、刺激・・・
いろいろな思いがいっぺんに込み上げて目頭が熱くなりました。

次に、今年の個人的に私の心に強く残った事は、
「生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅、発売10周年」です。

皆様、本当に本当に本当にありがとうございます。

妻の体調不良がきっかけで開発しました「十黒梅」、
発売当時は、本当に売れるのだろうか?と心配しておりました。

思い起こせば10年前、当時6歳と4歳の長女と長男が、その年の初詣で
「どくだみが、うれますように」と突然、声に出して 手を合わせた時には、
涙を押さえる事ができませんでした。 昨日の事のように、ありありと思い出します。

十黒梅が完成し、製造ラインに乗り、大量に製造された時は 「もし売れなかったら・・・」と、
少々心が縮む思いがしましたが、 その時、妻があっさりと、
「自分達家族が飲む一生分を先に買ったと思えばえいやん」 と言ってくれたことは、
今でも忘れる事ができません。

どくだみの栽培に関しても、大変な思いを致しました。
いろいろな方に栽培をお願いしましたが、なかなか首を縦に振ってくれません。
それもそのはず、先祖代々の大事な大事な畑で、
駆除に困っている「どくだみ」をわざわざ育てるなんて・・・・
ましてや、発売前ですから必ず売れる保証はありませんし、
どこの馬の骨ともわからない私のお願いです。

そんな中、黒潮町の農家さんが栽培を了承して頂いた時は、
本当にありがたく涙が出る思いがしました。
と同時に、中途半端な事は絶対にできないという使命感も感じました。

その後2008年に、黒潮町で農業生産法人「どくだみ農園」を立ち上げ
2009年には、どくだみの搾り工場が操業し、
2010年には、酒造免許を取得、酒造設備の整備で
どくだみの栽培から搾り加工、酒造、販売まで全て私どもで一貫する事ができました。

栽培にご尽力を頂いた農家さん、工場設備にお力を頂いた皆様、
温かく迎え入れて頂いた黒潮町の皆様、その他、関係者の皆様、
そして、何より十黒梅を永く永く永くご愛飲頂いております皆様、
心より厚く厚く厚く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

これからも、皆様のご期待にお応えできるよう、皆様のお役に立てるよう、
社員一同、精一杯、頑張って参ります。

今年一年、本当にありがとうございました。
来年も、何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。

季節は冬本番、12月4日には、異常天候早期警戒情報が発表され
寒い毎日が予想されます。
こちら四国でも山間部は雪が舞っております。
お風邪などお召しにならぬよう、体調を崩されませんよう
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川泰伸

第125号 2017年11月発行
「無限ピーマン」

こんにちは、失礼します。
生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)の食援隊、細川泰伸です。
いつもいつも十黒梅をご愛飲頂きまして本当にありがとうございます。
またこの度は、手作り新聞「イキイキ元気倶楽部通信」を
お手に取って頂きまして心より感謝申し上げます。

季節は、ちょうど冬の入り口といったところでしょうか?
こちら南国高知でも、朝は10℃を下回る日もあり、
我が家の暖房設備はブルペンで肩を作っている状態です。
日中は、小春日和という言葉がぴったりの穏やかな陽気に包まれ、
お昼休みの一杯のコーヒーが一番美味しい季節かもしれません。

黒潮町のどくだみ畑といいますと、
穏やかな日差しと、太平洋からの爽やかな風が心地よく、
陽射しが強く、暑すぎた夏はようやく終わりを告げ、
どくだみ達も小さな葉をゆらゆらと気持ちよさそうです。

振り返れば、毎年の事になりますが、真夏の炎天下での草引きは酷を極めました。
引いても引いても、次から次に生えてくる雑草に、
ただただ、黙って引くしかありません。
農薬を使ってない畑は、まさしく雑草天国です。

やっと引き終わったぁ~~~、後ろを見ると、
新しい雑草が背を伸ばし始めているのです。

お陰様で誰も体調を崩す事なく、無事にピークを終える事ができました。
どくだみ達も他の草が少なくなったので、何だか喜んでいるようです。

これも、十黒梅をご愛飲の皆様からの嬉しいお声、お喜びの声が励みになり、
どくだみをしっかり育てる事の喜びを全員で共有できたからだと思います。
皆様、本当にありがとうございます。

これから、寒い季節を迎え、どくだみ達は土中で力を蓄えるようです。
この間、しっかりと来年の収穫に向けて準備をしていく予定です。

どくだみ畑 どくだみ畑

さて、準備といえば、準備要らずの簡単メニューが弊社内で大流行しております。
その大人気メニューの名前は・・・・・  「無限ピーマン!」
(無限に食べられるくらいの美味しさで、その名前がついたそうです。)

お客様担当の西内が、社内で話題にした最初の一人で、
あまりのその手軽さ、美味しさに、社員全員で持ちきりになっております。

インターネット上に、レシピが掲載されており、それぞれ、若干の違いはありますが、
妻が多用している作り方はといいますと

【1】ピーマンを刻む(輪切りでも千切りでもOK)
【2】シーチキンを加える
【3】塩コショー、鶏ガラスープの素、ゴマ、ゴマ油 を適量加え 混ぜる
【4】レンジでチンしてOK

社内の小笠原は、鶏ガラスープの素の代わりに、中華ダシや香味ペーストを使ったり
最後にカツオ節をかけて、バージョン違いを楽しんでいるとの事です。

このメニューの凄いところは、どちらかといえば、嫌われ者のピーマンが、
いくらでも食べられるくらいに大変身するところにあると思います。

かくいう我が長男も、どちらかといえば、ピーマンは敬遠しがちな方ですが、
この無限ピーマンが食卓に並ぶと、ペロッとあっという間に、お皿がからっぽになっています。

ご興味のある方は、一度お試し下さいませ。

嫌われ者が大変身といえば・・・
やっぱり、何と言っても、生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅(じゅっこくばい)!!!

ご愛飲の皆様から
「毎晩、寝る前に一杯飲むのが楽しみ」
「これを飲まないと1日が終わった気がしない」
「あのどくだみがこんなに美味しくなるなんて」
等々、嬉しいお声を頂いております。

どくだみもあの独特な臭いで敬遠されがちなものですが、
黒糖と梅肉エキスを加え、酵母菌で醗酵させて作ったどくだみ酒・十黒梅、
永くお飲み続けられる(無限・十黒梅(^^♪)と思って頂けるよう、
永く、皆様のお役に立てれば本当に嬉しい次第です。

また、そのようになるよう、社員全員で、力を合わせて
どくだみの栽培から搾り加工、酒造、販売まで、頑張って参ります。

季節は、寒い冬がもう目の前です。体調を一番崩しやすい季節でもあります。
「うがい、手洗い、十黒梅(じゅっこくばい)」
健康管理には、十分にお気をつけて、お過ごし下さいませ。

それでは、失礼します。

細川 泰伸